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旬!海の幸山の幸

滋賀県の長浜は昔から鯖街道と呼ばれるように北陸から京都への鯖の移動中継地に当たる、長浜から陸路水路で鯖は京都に運ばれた。

京都で鯖寿司が有名になったのもそのおかげなのだろう。

中継地であるし秀吉の藤吉郎時代の城もあり、また商人の町としても栄えた長浜では、「焼き鯖」が有名だ。

商店街の北の筋にある小さな魚屋を覗くと、焼き鯖があるのを発見。
この店はたいてい注文生産だから珍しいので早速購入した。
4月中旬長浜の曳山祭りが始まるころから、焼き鯖は市場に出始める。

長浜では鯖素麺として食べられるというので、余ったらそれを真似してみることにしよう。
小生はそのまま何もせずに食すのが好きだが、食べきれないときは
サラダに混ぜても美味しい。

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50㎝近い大きさがあるから、そして太い竹串を1本、職人芸のように鯖の体内を通して焼くから、こればかりはとても真似ができない。

長浜の帰路通過する岐阜県上石津の直売上には、この春初のものが置いてあった。

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山ウドは小生の大好物。
葉は天麩羅、茎は薄く切って酢味噌で、皮はキンピラと、残す所は無くすべてが美味しく食べられる。

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さらに嬉しかったのは「コシアブラ」を発見したこと。
こいつは塩でたべる天麩羅に限る。

小生は人気の「タラの芽」よりもこちらを好む。

前回はちょっと珍しい「ハナイカダ」を食したが、これも「コシアブラ」に似て美味しかった。
良が多ければ「おしたし」もいいと思うが、少々もったいないのでやはり天麩羅がいい。

本日は初物を3種類も発見してしまった。
夕食がとても楽しみである。

by noanoa1970 | 2009-04-24 18:38 | 「食」についてのエッセイ | Comments(0)