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カートリッジ針圧調整の裏方

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1975年、テクニクスから発売されたスタイラスプレッシャーゲージSH-50P1は、今でも現役である。
このオーディオアクセサリー機器は、かつてSME3009INPというトーンアームにシュアーのV15TYPEⅡを取り付け、軽い針圧・・・1gで使用するため、測定用に購入したもの。

0.5gの錘が付属していて、先ずそれで針の位置が正しく0.5を示すかを実験し、誤差をなくすよう調整してから、実際にカートリッジの針圧を測定するもの。

それまで発売されていたシーソータイプの、目分量による計測道具と異なり、使っていて安心感がある。

今回もこの道具でDL103の針圧を0.1g単位で変化させることが可能となった。

しょっちゅう使う機械ではないが、いざというときには、アナログオーディオ愛好家にとっては、必要不可欠である、調性能力を発揮する貴重な存在である。

30年以上の長きにわたっても壊れないところがまた凄いところ。

今回カートリッジとアームの微調整作業に、大いに貢献したので、改めて感謝。

by noanoa1970 | 2008-06-24 10:35 | オーディオ | Comments(0)