修学院の家
玄関を上がってすぐ左にある茶室。伝統的なつくりでは勿論ない。玄関脇からすぐに入れるようにしてあり「にじり口」風にしてある。部屋の中には「炉」が切られている。小生はこの部屋をベッド代わりにしたことがよくある。右側の障子を開ければ、LDKに通じる。左は庭が見えちょうど「椿」「お茶」の木がすぐに見えるようになっている。
部屋の中心部分に入る扉を開けたところ。障子が目に飛び込んでくる。
囲炉裏部屋の天井はこのようになっていて、自在鍵が下がっている。栗の木で作ったJ字型の、重さ50kgほどあろうかと思われるフックは取り外してある。平屋だからこそこのような天井にするが可能なのである。
囲炉裏の回りはこのようになっている。火鉢も相当古いものである。囲炉裏の周りには8人は座ることが出来そうだ。ここでお気に入りの器と、料理と酒で楽し見たいものである。
一番北側の六畳の部屋。その向こうにはたたみのユーティリティがあって、橋には風呂がある。
以上が修学院の家内の実家のあらましである。日本画家としての義父の趣味嗜好が表出した家屋であるから、いずれはこの地に住まいたいと思う。庭も相当に広く、手入れが何意義だが緑が豊富だから、そして静かな環境であるから、老後にはもってこいの住まいである。
LDKとなっている部屋は、天井高が3m以上有るから、ここの天井を取り除いて梁を露出させたら、ものすごい空間になると思うのだが、それは当分先の話、夢・幻で終わるかもしれない。
by noanoa1970 | 2006-05-23 06:48 | 京都 | Comments(0)