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スピーカー配置換え

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愛用のスピーカーQUAD-ESL-63の調子がおかしい。
恐らくはこの夏エアコンが壊れたまま、放置しておいたことが原因のようだ。
湿気の性でパネルがリークし、パツパチポツンポツンと音を立てるようになってしまった。

片方だけだが、修理には多くの時間と多くの費用を費やさねばならない。
30年間近く使用してきたが、リークによる故障は初めてだ。

そこでQUADを部屋の隅に追いやって、横置きにして併用して、主にJAZZを聞いていたYAMAHAのNS-1000を、正規の位置に戻すことにした。

あわてたので左右が逆になったが、重たくて入れ替える気になれないので、そのまま使ってみることにして一応セッティングした。

その昔は、何とか一人で抱えることが出来たのがもう無理とわかり、年を感じてしまった。
息子が帰ってきたら左右逆にセッティングしなおそう。

ベートーヴェンの「トリプルコンチェルト」を最初に聞くと、意外といい音で鳴っているので驚きと新鮮さを味わうことが出来た。

QUADのような奥行き間を保ちつつも、クッキリとした造影があり、楽器の帝位も優れている。
クラシック音楽の再現性が、このような形で味わえるとは思っても見なかったので、少し興奮した。

次にアートブレイキーの「モーニン」に変えるが、こちらもなかなかいい。
大型装置を売り物にするそこいらのJAZZ喫茶よりいい音がしている。

気を良くしてNGDBの「永遠の絆Ⅱ」を聞くと、最初のジョニーキャッシュの声がビンビンと響き、歪むような音になってしまった。
ジョン・デンバーはまだましだったが、ロイエイカフも、大好きなポウレットカールソンも、レボンヘルムも、ブルースホーンズビーも、比較的再生しやすいリッキースキャッグスでさえ・・・特に男性ヴォーカルの再現性がよくない。

かなりヴォリュームを上げて聴いた性ではあったが、これはヒドクガッカリした。
以前の配置のほうが、ヴォーカルには数段良かったのだった。

まだ部屋に御馴染んでないのと、左右逆向き名こと細かい調整が終わってないのであるが、少々不安な気がしてきた。

面白半分にQUAD-ESL-63につないでいたバナナプラグつきのスピーカーケーブルを、YAMAHAのNS-1000の上に置いた同じYAMAHAのNS-1000MM・・・(これは大ヒットスピーカーの1000Mをそのまま小型にした、ソックリさんだ)に接続して聞いて見ると、思いのほか良質な音がするではないか。
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音量を絞って聞く音楽にはもってこいだということを発見し、オモチャのようなスピーカーだが、キチンと設計されているYAMAHAの心意気を感じることとなった。
BGM的に鳴らすにはうってつけで、PCのDSPの両脇において鳴らしてみるのにもよさそうだが、そうなると少々もったいないような気もしてくるので、当面は静かな音楽を小音量で鳴らすのに使うことにした。

人間の耳は不思議なもので、装置を入れ替えた瞬間はその違いの大きさに驚くが、それになれるとそれで満足するように出来ているのだろうか。

いや、その装置の音を発揮するようなソースを無意識に選んで聞いているのか・・そのあたりが良く分からないが、どのようなソースでも不満ない音にするためには、時間という薬が必要なのだろう。

アナログの再現はかなり難問だから、こちらはもっともっと時間をかけて調整しなくてはならないだろう。

床や壁に馴染む時間、位置決めをするために調整する時間・・・それらがあいまっていい音を出してくれることは経験済みだ。

その昔だったら、装置そのものだけに目が行ってあれやこれやと機器類を入れ替えたり、枝葉末節的な(オーディオファンからは怒られるかもしれないが)、コード類を変えたり、電源を一定に保つ装置を加えたり・・・あらゆることをした時代もあったが、音は変化するのはわかるが、今思えば「いい音」になったかどうかはいずれも疑問が残るものだった。

自分にとって「いい音」とは何かということさえ分からずに、オーディオ機器に振り回された時代があった。

「部屋」というオーディオ機器がシッカリしていれば、後は使いこなし方で「自分にとっていい音」は決まってくる。

耳の鍛錬も、装置のセッティングも、いずれもユッタリした時間が必要なのだろう。
これで向こう半年は楽しめそうだ。

「部屋」という音響装置を忘れない上での話であるが。・・・

by noanoa1970 | 2007-11-26 14:16 | 音響装置 | Comments(2)

愛用の機器とのお別れ

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三菱R-35=2S-305と、トライオードの真空管アンプを、手放すことになった。
JAZZを聞くためのSPとしてYAMAHA1000とともに愛用してきたのだが、メインのQUAD・・・ESL-63が陣取る位置から追いやられ、音響環境があまりよくない窓側に設置せざるを得なかったから、その性能が十分発揮できなかったことと、正面のYAMAHA1000が、アンプのおかげでオールマイティなSPに変身したので、三菱がこのところ遊んでいたこともあって、このSPを探していた方にお譲りすることにした。
サクラのつき板で丁寧に作られた「ラウンドバッフル」は今も光と艶を失っていない。

おと年の暮れ、QUADが入院しているときに、正面定位置に設置した2S-305で、「ペーター・マークとパドヴァ・ヴェネト」の「べト9」を聞いて、久しぶりの大感激、音楽もさることながら、三菱のSPの音に惚れ直したのだが、QUADが帰ってきて、やむなく部屋の背面窓際に置き直してからは、やはりあのときの音は再現しない。
それで、ここ1年ほど、もっぱらQUADとYAMAHAで聞いていたから、非常にもったいないことをしていた。

だからこのSPをかわいがってくれそうな人に譲ることにしたわけである。
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このSPを鳴らすために、後に入手した「トライオードVPN-3000」・・・これは真空管アンプで、300Bをシングルプッシュで使用する優れもの。
出力は低いが、もちろん純A級だから特性は非常によく、能率の高いSPをドライブするのには十分だから、2S-305に専用でこのアンプを使った。
ほぼ新品で入手したもので、小生は30時間使用しただけだから、エージングが必要な段階である

夜中に照明を落として、アンプを見ると真空管の光がなんとも言えない雰囲気を出し、スムーズな音を出すかのような心地にさせてくれる。
味気のないソリッドアンプにはないメリットである。

小生はこのSPを追い込んで鳴らしてはいなかったが、今度のオーナーは多分やってくれることと思っている。
細かいことは後回しにして、まず自分の部屋の環境や音響特性を知ることが肝心かと思う。
オーディオチェック用CDで、自分の部屋の音響特性・・・フラッターエコーやどの音域で激しくフラットさが損なわれるのかなど、(神経質にならないよう)簡単に調査した上でオーディオのセッティングや機器類の変更を実施しないと、獣道に入ってしまうことになる。

小生も40年オーディオに触れてきたが、最終的に部屋をいじってからというもの、大きな音響装置の変更はなくなった。
部屋を気にしないでよい音を求めようとしても、それは無理。
・・・・転勤族は困難だが、自宅の人はできれば部屋にまずお金をかけるべきだ。
自作派は別として、たいていの「ステレオサウンド」などの読者層で、オーディオ暦20年以上あたりの人は、音響装置をアレコレ取り替えて・・・おそらく300~500万くらいはお金がかかっているのではないだろうか。
部屋の改造という投資で、満足の音が得られるのではないかと、小生は思っている。

ただし音響関係の雑誌では、それに言及すると、オーディオ機器の売り上げに響くから誰もストレートに言及しないのだろう。
現在のことは知らないのだが、少し昔、SPコード、信号ケーブル、それらオーディオ機器の「周辺機器」へのこだわりがはやって、SPコードが1M1万円などというものまで出たり、電源が大切といって、テーブルタップ、それどころかコンセントにまでこだわりが及んだりしたことが有る。
確かに電源は、深夜周囲の電力消費や雑音を立てる機器類が眠ったとき・・・これもそんなに数多く体験はしていないが・・・SPの音がそのとき「すべてにわたって」よくなった経験は有るが、いまや電源そのものが汚れていて、周りは電磁波だらけ。
細かいことを言えば、携帯電話だって音の邪魔だ。
だから部屋の環境・・・防音はもちろん電磁波を防御するようなものを壁の間に張る必要も生じてくるが、そこまでしなくとも、簡易防音と、音響特性・・・特定の周波数域でのピーク、ディップが少なくなるようにだけ注意市、調整をすればいいと思う。

小生の部屋には、やむを得ずPCが4台設置して有るし、各種モデム、ルーター、PRT, SCYANにはいつも電源が入っているので、あまりよくないのだが、それでもたいていの部屋よりは、音響特性が言いのだろう、SPの設置場所によって変わるものの、聞くに堪えないほど悪い音はしない。

部屋の音響特性は、慣れてくると部屋のアチコチでパンパンと手を売り鳴らすだけでわかるようになってくる。
小生はこの40年の間にどこに行ってもこの癖が出てしまって、家内からよく笑われる。
ここ数年、やっとこの変な癖が直ってきたようだ。

by noanoa1970 | 2006-10-11 16:16 | 音響装置 | Comments(1)

必需品の小物

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なんだかお分かりだろうか。
すぐに分かった人は、かなりのオーディオ愛好家・・・其れもLP時代からの・・・ということになる。写真の上にあるのは、「フォノ・カートリッジ」=平たく言ってしまえば「レコード針」だが、実際はもっと複雑で、「針」で拾った振動を電気信号に変換する、レコード再生の一番の入り口に当たる重要なものだ。

LPレコード全盛期には、この「カートリッジ」が各社から発売されていて、国内でも20や30種類ぐらいはあっただろうか。クラシック音楽再生に優れているといわれ、デンマークの「オルトフォン」・・・「真正な」「正当な」という意味らしい・・あるいはジャズ再生に適していると言われるアメリカの「シュアー」などの外国の主のを含めると、かなりの数になる。この市場が確立されていたことの証でもあった。

学生時代にはそのような有名ブランドの製品をもてなかったのだが、「シュアー」ソックリで価格が5分の1の「ニート」という国産のものや、「グレース」という、いずれも今は無メーカーのものを使った。
「サテン」というメーカーの「カートリッジ」の評価がとても優れていて、憧れだったのだが、1960年代後半当時一番安価なものでも14000円していた。下宿代が6000円だったから、いかに高価だったかがお分かりいただけると思う。

「サテン」=「絹」のように滑らかな音・・・のメーカーが、偶然にも大学から目と鼻の先にあることがわかって、「DRAC」で交渉して少しでも安く譲ってもらおうということになり、その結果、2割引で入手した覚えがある。

それからかなりの年月が経ち、自分で「カートリッジk」をいくつかもてるようになったとき、必要になったのが、「針」の「圧力」=「針圧」を正確に測定するもの。
以前は、「アーム」の錘の部分についているメモリで、アバウトで「針圧」を決めていたのだが、「カートリッジ」自体がデリケートになってくるのと同時に、最適「針圧」が必要とされるようになって、写真の「針圧計」を入手した。

何とかという「素子」で出来ていてとても正確に「針圧」が測定できるから、安心してレコードが聴け、レコードにとっても安全である。現在では昔のように頻繁に「カートリッジ」を交換して聞くことが少なくなり、使用する機会が余りなくなったが、今も立派に現役で稼動している。
「パナソニック」の「針圧計」である。

下のほうの黒いものは、「針」を掃除する道具。
昔は固めのブラシに揮発性の液体をしみこませて「針」をこすって、「針」に付着したゴミをきれいにしていたが、それではなかなかきれいにならないというので、・・・ちょうど今の「電動ハブラシ」のように、細かい振動を与えて針のゴミを掃除する道具である。

顕微鏡で見ない限り、付着しているかどうかを見ることは出来ないのであるが、これも精神衛生上とてもよい道具である。

オーディオの世界は実際に効用があるかどうか、分からないようなものの存在が多いのは、良く経験するところであるが、高価で貴重な「音盤」を相手にした時代だから、其れも仕方がないだろう。

by noanoa1970 | 2006-01-21 11:36 | 音響装置 | Comments(0)

「40年の音」-最高の音響装置=窓・床

部屋がオーディオの原典である。
お金をかけるなら「部屋」に!!部屋が(音楽的に)よければ、10万円の装置でも、満足の音が得られる。
部屋が悪ければ500万円の装置でもゴミの音でしか響いてくれない。
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壁は二重にして間に防音シートを張った。扉は、簡易だが全て間の距離をとった2重にして、音がこもらないように、そして音が外に漏れにくくしてある。

床は、硬質ゴム系のダンプ材を隙間なく敷き、その上に厚めのフローリングが敷いててある。

by noanoa1970 | 2005-07-13 07:40 | 音響装置 | Comments(0)

40年の音-最高の音響装置=壁・天井

部屋こそ最大の音響装置である。
このことが40年間の結論。
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窓の上にさらにスペースがあるのがお分かりだろうか。写真上右側・・・レコードジャケットの右にあるサラウンド用のトールボイSPの高さがが2m、したがって天井高は3mになる。天井裏には、グラスウールを1メートルの厚さで敷き詰めてある。これで床とあいまって、低音の処理に優れ、何よりも気温の差に対して強くなり、冷暖房がわずかですむようになった。

by noanoa1970 | 2005-07-12 09:14 | 音響装置 | Comments(0)

40年の音-管球式アンプ

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三菱のモニターSP・・・R-35=2S-305を駆動するための、「トライオード社」の300Bシングルプッシュ式アンプ。夏は電熱器に変身する。能率の良い、シングルかダブルコーンのスピーユニットで作られたシステムを聞いてみたいものだ。

by noanoa1970 | 2005-07-12 08:00 | 音響装置 | Comments(0)

「40年」の音-バランス・インターフェース

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バランス⇔アンバランスのオーディオ機器を接続したり、ブリッジ接続をしたり、位相を入れ替えたりするときに使用する、小生は、現在ノイズカット・トランス兼位相切り替えとして使用・・・CDの中には逆位相で録音されているものがかなりあるから、おかしいと思ったときには切り替えて聴くようにしている。
正位相、逆位相の差は微妙だが、納得いく音になる方をワンプッシュで選択できるので、至極便利。しかし最近の録音エンジニアの品質はあまりよくないね。デジタルの簡便性の弊害と、自分の理想の音を追求するエンジニアが少なくなったのでしょうか?

昔は、カルーショウやバンゲルダーをはじめとする、名録音プロデューサー、エンジニアがいたというのに・・・・

by noanoa1970 | 2005-07-12 07:50 | 音響装置 | Comments(0)

「40年の音」-ノイズカットトランス

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上の黒いものが、CDのノイズを抑える効果があるといわれているトランス、確かに効果アリと小生は思うし、この装置は他に正位相・逆位相がワンタッチで切り替えられるから、CD録音の品質管理が脆弱な今日、おかしいと思ったとき、瞬時に切り替えることが出来便利である。その下にあるのが、現役のマルチプレーヤー、CD,CD-R、SACD、MP--3、DVD、DVD-Aまで、ほとんどのフォーマットに対応している。便利さゆえに使うことが多い。その下は、いまは昔・・・のLDプレーヤー。

by noanoa1970 | 2005-07-11 09:00 | 音響装置 | Comments(0)

40年の音-カートリッジ出力増幅トランス

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オルトフォンなど出力の小さいMCカートリッジ・・・0.3mmV・・を増幅するためのトランス。
やはりヘッドアンプより音が澄んでいるように思う。

by noanoa1970 | 2005-07-10 06:16 | 音響装置 | Comments(0)

「40年の音」-CDプレーヤー

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CDプレーヤー変遷・・・・最初に入手したのは、CDが出現した翌年、急いで購入した、SONYのCDP-502ES・・・一番上・・・というもの、長く使用していたが、読み取りエラーが出るようになり、ついに廃棄処分となった。
一番のお気に入りは、4番目の、「メリジャン207」アナログ的な音がするので、もっぱらこれを使用していたが、直輸入のため117Vが必要。電圧増幅器を使っていたが、壊れてしまって100Vではエラーが出るため、泣く泣く現在休止中。
2番目にあるのが、メリジャンと同じフィリップスのDAC-7を使ったフィリップスのプレーヤー、非常に良い音だったが、物理的なトラブルで現在休止中。3番目が現役のパイオニア製マルチプレーヤー、下にあるのが、TEAC社の安価なプレーヤー・・・しかし音は驚くほどよい。このコストパフォーマンスにはビックリ。

by noanoa1970 | 2005-07-09 06:47 | 音響装置 | Comments(0)