「We Are The World 」



このところどのTV局でもマイケル・ジャクソンの情報が流されている。
小生はマイケル・ジャクソンとは疎遠だが、ただ1つ「We Are The World 」だけは特別の存在である。

このようなチャリティ音楽コンサートや記念コンサート・・・つまり、多くのアーティストが参加するようなコンサートは、小生が最も好むものだ。
「ウッドストック」「バングラデシュ」「バンドエイド」といった海外のものはもちろん、国内のもの・・・5月の高田渡生誕祭:追悼コンサートなども同様だ。

最後に全員で歌われる音楽にはいつも感動ものだし、いつもならバックを従えるはずの人が、他人のバックミュジシャンを演めていたりで、こういう姿も本当に感動ものなのだ。

「We Are The World 」は1980年代中ごろの当時、盛んにラジオから流れていたから、歌詞もメロディーも自然に頭に入ってきた。

クインシージョーンズ、マイケルジャクソン、ライオネル・リッチーの名前は良く紹介されたので、今でも記憶にあるが、そのほかのアーティストは、半分ぐらいしか記憶にも無いし、当時は詳細な情報が無かったから、出場者全員が誰であったかは知るよしもなかったが、それでもソロとコーラスの巧みな熱唱は、聞くたびに心が動いた。

ラジオ番組は、いつも途中でフェードアウトさせて、終わらせてしまうから、ボブディランやウイリー・ネルソン、シンディ・ローパーなど白人アーティストが参加していたなんて・・・思いがけないことだった。

小生はレコードを入手することなく、今まで来てしまったのだが、マイケル・ジャクソンの訃報に際し、ようやく今日久々に「We Are The World 」を聞いてみようと、youtubeを当たってみると、そこには「メイキングヴィデオ」があり、思わず先ほどまで集中することを余儀なくされ、たった今見聞きし終わったところ。

リンクしたのは、そのパート1だけだが、パート3まであるので興味ある方はジックリご覧いただきたい。(全部見るクリック、で連続視聴が可能です)

出場者全員が夜を徹して録音作業に取り組む様子、クインシー・ジョーンズの拘り、そしてソロのそれぞれのデュエットの素晴らしさ・・・などなどを観ることができる。

出場者すべてが確認でき、その歌唱力もコーラス力も、そしてそれを引き出したクインシーの実力の凄さがわかる。

「ベターデイ」だと思って聞いていた部分が、実は「ブライターデイ」だということが分かったことなど、動画ならでの、そしてメイキングヴィデオならでの情報量と質の高さが伝わってくる。

全員が、この目的を最後まで忘れず、集中し、一生懸命なのも、見ていて気持ちがいい。

ブルース・スプリングティーンは、2日間寝てないそうだ。
そんな中の徹夜の録音だが、誰からも文句の1つも出ない。
ボランティア精神の塊・・・そんな感じが漂ってくる。

マイケル・ジャクソンには申し訳ないが、小生は彼の氏を悼むというより、この動画と音楽を見聞きして、涙腺が緩む感動を、久しぶりに覚えた。

マイケル・ジャクソンは「ベンのテーマ」を聴くのみにとどめ置いた。

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by noanoa1970 | 2009-07-08 14:46 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)