コンヴィチュニー&ゲヴァントハウス盤ロマンティークは幻となるのか

ついに発見された「ロマンティック」のオリジナル・マスター

はたして真偽問題に決着なるか?という先のブログ記事の解決に当たるものが、このたび「コロムビアエンターテインメント」の「オイロディスクヴィンテージコレクション」の解説で明らかになった模様。

まだ当該CDは発売前で、耳による確認はできてないが、以前からとても気になっていたことだけに、まして発売元からの情報だから紹介しておくおことにした。

情報によれば以下のことが明らかになったという。

「コンヴィチュニーの「ロマンティック」にはこれまで3種類の録音、チェコ・フィル(1952 Supraphon)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管(1961 Eurodisc)、ウィーン響(1960 Eurodisc)が知られてきましたしかし今回の調査でゲヴァントハウスとの録音は存在せず、実はウィーン響盤の取り違えであることが明らかになりました。さらに初出以来使われずにきたそのウィーン響録音の真のマスターテープが発見されました。ウィーン響盤はオイロディスクの前身であるoperaレーベルの時代に録音、それがオイロディスクから発売される際、マスターテープが痛んでいたためにセキュリティーコピー・テープを使用、そのテープをしまった箱に演奏者が記載されませんでした。これが間違いの元。70年代に東独エテルナからのライセンスによるゲヴァントハウス管弦楽団とのブルックナーの交響曲第5番・第7番にこの4番を組み合わせて3曲入りで発売した際にすべてをゲヴァントハウス管の演奏と記載し、これが全世界に発売されています。いっぽうで元のマスターテープは別の箱に入れられて今日まで一切触られることなくきました。今回の調査ではこのマスターテープを発見、通常の何倍もの手間隙をかけて修復され、驚異の音質で蘇りました、自然体の中に深い味わいを湛えた、まさに巨匠の至芸というほかないコンヴィチュニーの演奏。ウィーン響の深く雄弁なホルンとパワフルな金管、柔らかな弦の素晴らしい音も聴きものです。」

この記事が真実であれば、ゲヴァントハスス管弦楽団とのブルックナー4番は存在しないことになり、したがってかつての、ゲヴァントハウスとウイーン響との録音であるとされてきたものは、ウイーン響のものだということになり、小生の推測も、その当時ウイーン響ではなくゲヴァントハウスであるとした事も間違いだったということになる。

しかし小生には、「オリジナルマスターテープが傷んでいた」・・・というところが少しひっかかる。

70年代当時の技術では、(傷み具合が不明なのでなんとも言えないところはあるが)マスターテープに瑕疵があった場合、その修復はつなぎ合わせ手法が採られていたのではないだろうか?

もしそうであれば、別の演奏を修復個所に使ったことが十分考えられる。

小生はいまだゲヴァントハウスとウイーン響のブルックナー4番の録音があったのではないかと思うのだが・・・・

この確認は今まで発売されたウイーン交響のものと、今度のオリジナルマスターテープ復刻の総意を確認することでわかるはずだ。

結果が楽しみなことである。

そうなるとますます発売が待ち遠しいのである。

しかしもう時効免責なのか、以前両方発売したことに対して、一切コメントがないのは、少々疑問が残る。

当時発売したDENONも今回のコロムビアエンターテインメントもCIこそ違うが、同じ会社ではないのか。
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by noanoa1970 | 2009-06-12 11:27 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)