水虫の歌
フォーククルセダースが1968年にヒットさせた曲だ。
この曲については、改めて記述する予定でいる、メンデルスゾーンのカンタータ『最初のワルプルギスの夜』Op.60を聞いた。
これは隠れた名曲であるように思うが、この曲についてはいずれまたにしておこう。
そのCDの余白に収録されていた「12の歌曲集」を聞いていた時、本来はピアノ曲集「無言歌」にある「春の歌」が、オーケストラ伴奏で歌われているのを聞いて、タイトル曲「水虫の歌」を思い出した。
当時から小生は、この曲のイントロがベートーヴェンの「田園交響曲」1楽章のイントロから、そして第2メロディがメンデルスゾーンの「春の歌」から引用んされているのではと思っていた。
それで気になって、さきほどウイキで調べると、やはりそのような記述がされていて、やはり・・・とあの時の思いが間違いではなかったことを確認できた。
さらにウイキには作者が記述されていて
水虫の唄
作詞・作曲:山田真一(山田進一)、補作詞:足柄金太、補作曲:河田藤作
以上のように書かれてあった。
春の歌の引用は、水虫は冬の間は黙っているが、暖かくなると姿を現すことからなのだろうか、
下の歌詞のように。
どんなにどんなに離れていても
ぼくは君をわすれはしない
夏になると思い出す
君と歩いたあのなぎさ
せつなくうずく水虫は
君とぼくとの愛のしるし
どんなにどんなに離れていても
ぼくは君をわすれはしない
君のうつした水虫は
今でもぼくをなやませる
せつなくうずく水虫は
君とぼくとの愛のしるし
どんなにどんなに離れていても
ぼくは君をわすれはしない
下線オレンジ部分が「田園」の引用、黄色が「春の歌」の引用だ。
そして偶然なのだろうと思うが、ひょっとするとひょっとするかもしれないことを発見した。
、補作曲:河田藤作が河田盗作と読めるのは彼ら特有のギャグなのだろうか。
彼らなら、こんなことを平気でやりかねない。
youtubeにはUPされてないのが残念だ。
by noanoa1970 | 2009-03-21 17:48 | JAZZ・ROCK・FORK | Comments(0)