今日は大画面で

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先日ゾロスターについて少し触れたこともあって、今日はモーツァルトのオペラから「魔笛」を観ることにした。

残念ながらLDなので手軽にパソコンで見ることができないから、面倒だが久々に、プロジェクターを介してスクリーンで見ることにした。

投影に邪魔になる室内の椅子やテーブルをほんの少しだけ移動しなければならないため、手軽ではなく、見るための下準備が必要だから、オンディマンドでというわけにはいかないが、それでもやはり大きな画面で見るオペラや映画は格別だ。

魔笛の中のザラストロはゾロアスターで、「夜の女王」と対立軸にあるいわば「光の王」として描かれるから、拝火教の元祖ゾロアスターからきていることは間違いのないことだろう。

昔は善悪の対立軸のストーリーで、善=娘をかどわかされたという夜の女王側、悪=ザラストロ側と思い込んでいたが、どうもそうでないことが分かったのはいつのことだったか。

このLD映像は1980年代に、「グルベローヴァの夜の女王のアリア」を聞きたくて入手したもの。

しかしそれだけではない豪華キャストであることが以下のプロフィールでもわかるほど凄いものだ。

小生には演出があまりにも幼稚でシックリ来ないのだが、舞台演出以外は最高の出来ではないかと思っている。

 ザラストロ…クルト・モル(バス)
 タミーノ…フランシスコ・アライサ(テノール)
 弁者…ヤン=ヘンドリック・ローテリング(バス)
 夜の女王…エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 パミーナ…ルチア・ポップ(ソプラノ)
 パパゲーノ…ヴォルフガング・ブレンデル(バリトン)
 パパゲーナ…グートルン・ジーベル(ソプラノ)
 モノスタトス…ノルベルト・オルト(テノール)、他
 バイエルン国立歌劇場合唱団
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

 演出:アウグスト・エヴァーディング
 制作:1983年 ミュンヘンUNITEL

グルベローヴァの艶と伸びのあるそして確かな音程の美声も素晴らしいが、(この人は美貌でも人気があるのだろう)ルチア・ポップの愛らしい声と安定性のある声はいつ聴いても魅力的。

パパゲーノ役のヴォルフガング・ブレンデルは歌唱も演技もなかなかよいものを持っているし、サヴァリッシュのしっかりとした土台の伴奏も見事。

大きな画面で見ると少しくらいがそれはいたしかたないことで、今ならもっと明るいものもあるだろうが、部屋を暗くすれば同じことだから、今の装置で十分である。
しかし最近安価になってきた50インチ以上の液晶やプラズマディスプレイ、さらにブルーレイは相当魅力で、購買意欲を激しくくすぐるが、ここは我慢。

ちなみに
投影の状態は以下の通り。
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天井の蛍光灯をつけるとほとんど見えないが、調光機能が付いた白熱灯なら少し明るさを抑えれば見えるし、全部消せばかなりのものだ。

画面からはスクリーンザイズがわかりにくいと思うがこれで100インチある。
プロジェクターの前に座るわけにはいかないので、後ろはぎりぎりのスペースしかないが、冬はプロジェクターからの発熱が暖房が割となる。
しかし夏は悲劇である。

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by noanoa1970 | 2008-12-07 13:20 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)