密室の恋
刑法だったか民法の講義だったか、学生時代「未必の故意」という法律用語の解釈が難しくて苦労したことがあった。
「未必の故意」:ミヒツノコイを忘れないように、「密室の恋」:ミッシツノコイと覚えたこともあった。
農水省役人の汚染米売却は、「未必の故意」:思わしくない結果を事前に予想しておきながらも、なお、その行為に及んでしまった。
であろう。
また転売をした「三笠フーズ」は、「確信犯」:自己の利害のため、思わしくない結果に終わることを承知の上で実施した。
いずれも司法の徹底捜査介入が必要であるだろう。
by noanoa1970 | 2008-09-21 09:56 | トピックス | Comments(4)
先日のブログで寿司酢とお米のことを知りました。
見せかけの豊かさと引き換えに失くしたものの多さに考えさせられます。
安部公房は、小生も好きですが「未必の故意」は読んでいません。(相当読んだつもりでいましたが??)
小生は専門だったので、例題が「未必の故意」に当たるか否か、その理由を述べよという厄介なものでした。ギリギリで通り、単位は何とかもらえました。法律嫌いの法学部生徒で、文学部の美学の講義にこっそり出ていたぐらいでした。