ヘミオラ探しの旅は続く

ヘミオラ作曲技法が顕著な例として「シューマン」を挙げることができるが、なかで最も頻繁に、そして特徴的に使われるのが、ピアノ協奏曲だろう。

3拍子の曲を聴くときに、どうやら小生は「ヘミオラ」の使用を発見するのが最近の楽しみとなってしまったようだ。

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従来は音のあまり良くないLPで聞いていた、リパッティとカラヤン、そしてフィルハーモニー管弦楽団の類稀な演奏が、DUTTONのCDでリマスター復刻され、改めてその素晴らしさに感じ入ったことがあった。(小生は「お気に入り」という表現をすることがあるが、「お勧め」言ったことは、過去にもほとんど全くないが、これはお勧めしてもよい演奏だ)


ウィキペディアによると、終楽章について以下のような記述がある。

Finale Alla breve
第1楽章の動機(C-H-A)が管楽器で繰り返される。全楽章の統一を意識している。第2楽章との連絡に活用している点に作曲者の大家としての技術が光っている。4分の3拍子。堂々と律動的な第1主題。イ長調の華やかな曲想が作曲技術に凝りすぎだという批判を和らげている。ホ長調のヘミオラが登場する。不思議に落ち着いた演出をしている。管弦楽とピアノが時にオブリガートを互いに務めるという凝った構成である。終結はピアノのトッカータ的演奏と打楽器とが曲想を盛り上げる。

今までだと、文章あるいは音声のリンクでしか表現できなかったが、このブログも、時代の要請なのか、youtube動画を直接晴れるようになったから、わかりやすくなったと思う、このことは大変便利で、言いたいことが伝わりやすい。

リパッティの演奏があったのだが、貼り付け不可となっていたので、初耳の「ギレリス」の演奏を持ってきた。

思いのほかゆったりとした演奏なのに、少々驚いたが、なかなかよい演奏だ。

随所に「ヘミオラ」が使われる(と思う)が、ウィキの記述は、1分22秒あたりからのことを言っていると思う。
2分40秒あたりから、3分少々にかけてが、小生には特にわかりやすく聞こえた。



「ヘミオラ」探しの旅は続いているが、ブログはこのあたりでいったん幕引きとすることにしよう。
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by noanoa1970 | 2008-09-07 13:06 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)