私の音楽大賞 2007

年末になると、巷では日本レコード大賞なるものが、今でもまだ続いているようだ。
2007年はまだ決定してないようだが、少し調べてみると、

第1回が1959年水原弘が歌った「黒い花びら」それから松尾和子、フランク永井、橋幸夫・吉永小百合とつづき、美空ひばりが以外に遅咲きで「柔」で1965年受賞。

ブルーコメッツ、黛ジュン、佐良直美、菅原洋一、尾崎紀世彦 ちあきなおみ、五木ひろし 、森進一 、布施明 、都はるみ、沢田研二
ピンク・レディー、 ジュディ・オング、八代亜紀、 寺尾聰 、細川たかし・・・北酒場と矢切の渡しで1983.4の連続受賞。

小生が歌手と作品をなんとなく知っているのは、この細川たかしの1984年までで、その後は誰がどうしたかということなど、サッパリ分からない。

鮮明に記憶にあるのは、1967年のブルーコメッツの「ブルーシャトウ」までである。
この年の末、小生はDRACの大先輩で、音楽評論家でもあった故松本勝男サンの家を友人達と訪問していて、誰がレコード大賞を授与されるかというニュースを、発表よりも10日間ほど前に知らされた経験があったのだ。

そのときの話では、「実力のある者が大賞を得るとは限らない」という、世間ずれしてない学生の身分に取っては、ショッキングなことで、さらにレコード会社関係の裏取引のようなものが存在するようなことを知ってなおも驚き、資本主義社会の矛盾を身近に知る事となったのであった。

とはいってもしかしその頃は、日本レコード大賞は音楽業界の「権威」の象徴でもあり、レコードという録音媒体が、普及期から全盛期に移行する時代でもあった。
当然音楽をありがたく享受する主流は、まだまだレコードの時代だったから、この「大賞」はマスコミ間でも大々的に取り上げられ、人々の間でも話題の一つとなり、NHKの紅白歌合戦につながっていき、年が暮れていくのであった。


前置きが長くなったが、「大賞」というわけではないが、今年小生が聞いた音楽の中で最も印象深かったものを10曲挙げておくことにした。

psalms for the soul:NAXOS盤8554823
以前ブログにUPしたことがあり大絶賛したもの。

stanfordのレクイエム:NAXOS盤

③モーツァルトピアノ協奏曲集21~27・・・カサドウシュ&セル:SONY盤
26.27番は小生が古くから愛聴してきたもの。

シュニトケのレクイエム

イギリス弦楽小曲集http://ml.naxos.jp/?a=8.554186

⑥モーツァルトピアノ協奏曲21番:ギレリス&コンヴィチュニー:ヴォイトブリック盤

⑦ベートーヴェン交響曲6番「田園」:ケーゲル&ドレスデンフィル
通常の「田園」とは異種の「田園」が聞ける。

⑧ローザンタールの肖像・・・ラヴェル、ドビュッシー、ロシア音楽など6枚組み

ジェズアルド:聖土曜日のためのレスポンソリウム/4つのモテット

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:全集 - 1 天の啓示による和声の調和


声楽曲の比率が高くなってしまったが、こうしてピックアップして、小生が好きなジャンルの一つであることを思い知らされた。

数年前あたりからNAXOS盤の比率も高くなってきているが、このことは未知のジャンルに足を伸ばした事への証拠でも有る。

所謂クラシック音楽に一方的に偏ってしまったが、JAZZやブルーグラスにも上げようと思うものは少なくなかった。

一応今年のマイベストではあるが、音盤は過去に出たものも少なくない。
むしろ今年発売のもののほうが少ないだろうが、クラシック音楽ではそれも仕方ないことであろう。

初聞きでしかも衝撃を伴って聞いたのは、④に挙げたシュニトケのレクイエムだ。
この美しくも鮮烈な響きをもち、現代作品には他に存在しないような古典主義的なレクイエムは、デュリフレのそれを聞いたとき以上の衝撃であった。

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by noanoa1970 | 2007-12-28 16:14 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)