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white&red of Autumn

昨日久しぶりに滋賀県長浜まで。
途中伊吹山の麓の伊吹町が、米原市に編入されているのを発見し、また古い名称が消えていくのを実感した。

初秋の伊吹山
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道路の脇には彼岸花が一斉に咲いていて、お彼岸であることを改めて思わせてくれる。
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しばらく長浜方面に農道を進むと、突然前方右の畑で真っ白なものが見えた。
いままで何回もこの季節に同じところを通って長浜に向かうのだが、初めて見た光景だ。近寄ってみると、思いがけないことに「蕎麦の花」が満開である。
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この伊吹山麓は地元の話では、蕎麦発祥の地というが、今まで蕎麦の栽培を見たことが無かったので、ここで地の蕎麦を食べさせてくれるといいねと、良く言っていたものだった。

米原市に合併したから何かが変わったのだろうか、多分今年から休耕地あるいは例年麦を作っていたと思しき畑にはどこもかしこも蕎麦が植えられていて、いずれも満開の白い花を付けている。
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小生は長野県の奈川村という山村で自ら蕎麦を栽培し、収穫した経験があるが、このような広大な蕎麦畑を見たことは無かったので、物凄い感動を覚えてしまった。

11月になれば収穫でき、そうすればこの地が「蕎麦発祥の地」であるということを分らしめる、地の玄蕎麦を使った挽きたて茹でたての蕎麦を味わえるかもしれないと思うと、晩秋が来るのがとても楽しみになってきた。

地産地消という言葉があるが、是非地元で消費することを願うものである。

初秋に見つけた白と赤の見事な共演だった。

by noanoa1970 | 2007-09-29 10:28 | 季節の栞 | Comments(0)