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DRAC興亡史・・・1967~71その13「密談」

≪新旧入り乱れる暗躍≫

新執行部:新幹事長任命選挙が始まる少し前から旧幹部の動きは活発となり、アチコチに引っ張り出されて彼らの筋書き実施に協力を要請されもした。
「お前だったら誰が幹事長にふさわしいと思うか?」というヒアリングと、「1年先輩たち、つまり新3回生をどのように思っているのかと」いう内容が主で、小生個人は当初、新幹事長は1年先輩の新3回生S水さんでもいいと考えていた・・・というより、他には心当たりがなかったしそれに、誰でもそう変わらない・・・大勢に影響はないだろうと踏んでいたのだ。

これらの動きがあることは、われわれの世代の誰かが漏らしたのだろう。
1年先輩に伝わったから、時期幹事長は自分がと思っていたS水さんは、あわてたように、自分と気があっていたわれわれの世代の諸氏をピックアップして、こちらも密談らしきことをやったようだ。

小生は、S水の目からは旧3回生親派であるとばかり見えたらしく(遊びも活動も旧3回生の執行部たちと一緒のほうが遥かに多かった)全く声がかからなかったが、後に同じ日本音楽GのK田から聞いた話では、5人ほどS水さんの声かけで話を聞き、幹事長をS水にしたら副幹事長、会計など重要役員は新2回生から任命するという話を聞いていたそうである。

K田は、どちらかといえばエキスパートに憧れの強い人間で、かつて日本音楽GのリーダーF田とある女性をめぐって争いのあったフランス音楽通の男Y田にも、激しく共感を持っていた事もあって、S水をも何がしか尊敬をしていたのだろう、S水からお呼びがあってそのような新執行部体制の話が出たのだろう。

一概には言えないがDRAC旧執行部の打ち立てたサークル理念を良しとしないような人間に白羽の矢が立ったようでもある。

しかしながら考えてみれば明らかなことだが、われわれの世代で新幹事長として、強いリーダーシップが取れるような人材はいないといっても過言ではなかった。
新2回生が新執行部を形成することに、どうしても無理が生じることは、誰もがわかっていたのだろうが、それでも旧執行部の古参たちは、新2回生と新3回生間の対立軸を
形成しての選挙を辞めようとはしなかった。

by noanoa1970 | 2007-09-04 09:00 | DRAC | Comments(0)