コダーイを聞く

ハンガリーには偉大な音楽家が多い。
(ハンガリー読みで表現)
作曲家では
フランツ・リスト、フランツ・ドップラー、ジェルジ・リゲティ、バルトーク・ベーラ、フランツ・レハール、エルンスト・フォン・ドホナーニ

指揮者では
ユージン・オーマンディ、イシュトヴァン・ケルテス、コチシュ・ゾルターン、(ピアニストでもある)、アルトゥル・ニキシュ、ドラティ・アンタル、ジョージ・セル、ハンス・スワロフスキー、ゲオルグ・ショルティ、アダム・フィッシャー、イヴァン・フィッシャー、フリッツ・ライナー、ハンス・リヒター、ヴァーシャーリ・タマーシュ(ピアニストでもある)、フェレンツ・フリッチャイ。

バイオリニストでは
ヨゼフ・シゲティ、ヨーゼフ・ヨアヒム、カール・フォン・ガラグリ、シャーンドル・ヴェーグなど

ピアニストでは」
アンドラーシュ・シフ、ジョルジュ・シフラ、エルヴィン・ニレジハジ、アニー・フィッシャー、ゲザ・アンダ。

小生がよく知っている人たちだけでも、ざっとこのぐらいが数えられる。

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その中で、本日はバルトークと並んでハンガリー近代音楽の祖としても、音楽教育メソッドの発明者としても、自ら収集したハンガリーの民族音楽を、馴染みやすい手法で取り込み、バルトークとは一線を画しながらも、ハンガリー音楽に光明を切り開いてきた「コダーイ・ゾルタン」を聞くことにした。

クラシックファンには、おなじみの名前だが、そうでない方は映画「未知との遭遇」を思い出していただきたい。
映画監督の「フランソワ・トリュフォー」が、科学者として登場していて、
宇宙人との交信に使った音楽に、手話が使われていました。

それがハンガリーの作曲家のコダーイ・ゾルタン・の考案した「音階を示すハンドサイン」なのです。

ド・ソ・レ・ミ・ド・の音階を繰り返しながら、そしてハンドサインでその音を伝えると、UFOから物凄い音響の応答があって、周囲の機器類やガラスが粉々に砕け散る・・・あのシーンではっきりと「コダーイの方法」=「コダーイメソッド」と言わせています。

スピルバーグかジョンウイリアムスの示唆かは分かりませんが、とにかくあの場面を見たときから「コダーイ」への関心がますます強くなってきたのは確かなことでした。

そんな事を記憶に戻しながら、本日はコダーイの作品から
ハリーヤーノシュ組曲、孔雀変奏曲
長い間、ケルテス盤で育ってきたのですが、今日は「アダム・フィッシャー」と「ハンガリー国立交響楽団」盤で。
この録音を聞くと、ケルテスの演奏がとてもスマートに見えてしまうほど。
かなりアクが強い民族色が濃い演奏で、ツィンバロンの音色もいつもと違い決して軽くない。
少々疲れるように思ったが、音の色合いの変化がよく出ていて聞き応え十分。

マリゼック舞曲、ガランタ舞曲、ハンガリア詩篇
イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団で。
なんといっても「詩篇」が聞き物。
ハンガリー語だから、147ある詩篇のどこなのかはサッパリ分からないが、想像力をたくましくして聞くと、「深き淵より」的な陰鬱なものも、「賛歌」のように明るいものまである。

詳細を至急当たって見なければならない。

輸入盤の弱点はこういうところにあって、前から思っているのだが、有料でもかまわないから、ネット上である程度の解説が見られるようなサービスをやってもらえたら助かると思うし、そろそろ、安いから我慢しろじゃ無くて、輸入版にしかない楽曲などは、特に輸入元がそのようなサービスをしなければいけない時期に来ているように思うことが多い。

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by noanoa1970 | 2007-07-11 11:44 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(1)

Commented by akemin at 2007-07-11 14:42 x
バルトーク
ぜひ なにかお薦めの作品を私も聞いてみたいと希望します!
例のハンガリーのピアノトリオ ソルト・カルトネッカーの音から
連想するバルトーク作品を教えて頂きたいです!

akemin