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長浜最古の珈琲店

久しぶりに長浜へ行った。
お目当ての「鳥喜多」の・・・・観光客のほとんどは「親子丼」を食べることが多いが、小生はこの店の隠れ名物「カツ丼」と「鳥鍋」の組み合わせで食べることが多い。
昼を少し回ったところだったので、相変わらず店の前には行列が出来ていた。
仕方が無いので、商店街とは反対方向を探索して時間をつぶしてからもう一度・・と思って、黒壁商店街に比べ、うんと人通りの少ないが、しかし昔の町家の風情タップリの細い路地を歩いた。

しばらく歩くと偶然「鳥喜多」の支店を発見。
カツ丼がメニューに無かったので、親子丼を食べたが、どうも小生の好みの味には遠かったようで残念。
やはり本店のほうが好みである。こうも味が違うと、本店支店という名称はどうも胡散臭いと思ってしまうほど。

お腹も膨れたので、さらに散策すると、以前珈琲を飲んだことのある、蔵を改造した喫茶店に遭遇。謂れの深い喫茶店で、一家総出で店を切り盛りしているようで、老店主が店の成り立ちをキチンと説明してくれたのだが、そのときはカメラを持ってなかったのでUPしなかったが、今回はそのつもりで写してきた。

以前お邪魔した時は、「せっかく『蔵』を改造して作ったんだから、天井を囲わないで、柱や梁を見せたら」・・・何ぞと生意気を言ったものだった。
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自慢の珈琲は、伊吹山麓からの天然伏流水を井戸からくみ上げて使用して、ネルドリップの良いところ・・・まるく甘い香りを珈琲豆から引き出していて秀逸。
大手コーヒーショップのあまり美味しくないものばかりが溢れる中、このように何気ない普通の喫茶店にもかかわらず、珈琲とともに50年という、自然体の拘りが有る珈琲店が少なくなる中、とても貴重な店といってよいだろう。
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マスカット珈琲店
1956年(昭和31年)に開店した、長浜で一番古いコーヒー専門店。
お店は、長浜駅前通りの長浜信用金庫本店を少し南に入ったところ。豊臣秀吉の重臣五奉行の1人、「増田長盛」の屋敷跡の碑が、お店の横に立っていて、このあたり一体が屋敷跡となっている。
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滋賀県長浜市朝日町2-13
営業時間 9:00~19:00(日曜は~17:00)
定休日 木曜
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by noanoa1970 | 2007-04-02 17:24 | 「食」についてのエッセイ | Comments(0)