似ている曲
もうずいぶん昔の話、ショパンの幻想曲 ヘ短調 作品49を聴いていると、中田義直が作曲した「雪の振る街を」ソックリのメロディが聞こえてきたり、シューマンのピアノと管弦楽のための「序奏と アレグロ」と山田耕筰の「赤とんぼ」の類似性を発見して面白がっていたものであるが、数日前、「アンチェル」の指揮したドヴォルザークの「レクイエム」にカップリングされている、やはりドヴォルザークの「聖書の歌」を、素晴らしいディスカウの歌とと、デームスの伴奏で聞いていたt期に、最終の聖書の歌~第10曲「主に向かって新しい歌を歌え(Zpivejte Hospodinu pisen novou)」になった時、突然聞こえたのは、「ゆきやこんこ、あられやこんこ・・・」の、あの子供の歌「雪」であった。これには久々にビックリしたが、もう一方で、「中田義直」またやってるな・・・と思った、それで、気になって調べて見たのだが、この歌・・・どこを探しても作者が知れない。
苦労しながら、ヤット分かったことは、この歌は「文部省唱歌」で、しかも作者不明ということであった。
ドヴォルザークと、どこが似ているかといえば、それは出だしのピアノによる伴奏で、全くといっていいほど「ソックリ」。ドヴォルザークからの、(もしくはドヴォルザークが引用したと考えられる、モラヴィアやスラヴの民謡であるかもしれないが)とにもかくにも似ていた。
しかし、これには変な「落ち」があって、それは・・・調べているうちにたどり着いた「気ままにクラシック」の「どこ似て」と言うサイト。しばらく見ていると、小生が発見した「似ている曲」のほとんどが記載されていることを発見し、またもビックリした。
音楽ファンの隠れた楽しみを奪うサイト・・・・こんなサイトはあって欲しくないように思うのでした。
しかしどこからの情報だろうか。この情報収集力は凄いものがある。ラジオの深夜放送か何かがネタなのか、掲示板がネタなのか、知らないものも沢山あるからイヤになってしまう。
だから、熱心に見るのはよしておくことにした。
by noanoa1970 | 2006-08-25 15:39 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(3)