「鐘の音」のある音楽

てつわんこ氏の最近のブログテーマ、なくなった掲示板「猫」の再現を髣髴させるもの、
掲示板なら一気に「鐘」に因む音楽が出てくるのだろうが、
ここはジックリと行きたいですね。!!

神戸と、多分・・・京浜東北根岸線沿線の住人と・・・お二方がお挙げにならないものを。
(熊蔵さん失礼があるかもしれません・・・が、小生20年前には「磯子」に住んでいました)

「鐘」に因む音楽として先ず思い浮かぶ優れものは、いささか季節外れで恐縮なのだが、小生の敬愛するアイリッシュトラッドバンド「チーフ・タンズ」の「ベルズオブダブリン」
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全篇が「クリスマス・キャロル」で構成されるが、最初に響き渡るのは、ダブリンにある「クライスト・チャーチ」大聖堂の12個の鐘の音。
この鐘は、250年の伝統を持つ歴史あるもので、最大のものは直径158cm、重さが2トン半あるという。d0063263_19174740.gif
「人民の鐘」と呼ばれアイルランドの様々な歴史のシーンで慣らされてきたと思われる。
タイトルを「BELLS OF DABURLN」としたのにも、彼らが、あるいはアイルランド市民が、この鐘を、教会を大切にしてきたこと、そして日常の一部としてきたことを思わせる。

ジャンルを問わず、音楽が好きな人ならぜひとも聴いていただきたい音盤である。ことしのクリスマスに用意したらいかがだろうか。

ゲストがまた豪華で、
エルヴィス・コステロ、リッキー・リー・ジョーンズ、マリアンヌ・フェイスフル、ナンシー・グリフィス、ジャクソン・ブラウン、他という顔ぶれ。

リッキーの「オーホーリーナイト」、小生の好きなグリフィスの「ウエスフォードのキャロルが素晴らしい。

もう一つ浮かぶのが
ドヴォルザークの「レクイエム」この中で鐘が打ち鳴らされるのを聴いた人はおられるだろうか。
小生はこの曲を大変気に入っていて、「アンチェル」、「ジョルダン」そしてd0063263_206437.jpg「ケルテス」の3種を聞くのであるが、「鐘」が鳴らされるのは「ケルテス」盤だけで、第4曲「妙なるラッパ」で 、大掛かりな「本物とも思えるような鐘の音」が高らかに鳴らされる。
この演奏を聴いてしまうと、とても気に入っているアンチェル盤ではあるが、少しばかり物足りなく思うことがある。

オリジナル楽譜に「鐘の音」の指定があるか否かは分からないが、いずれにしろここでの「鐘の音」は非常に効果的。
このDECCA録音では・・・これは想像に過ぎないが、本物の教会の鐘の音を録音しておき、アフレコで挿入したのではあるまいか。
鐘の音が教会で鳴っているように聞こえ、しかもかなりシンコペしたように聞こえるから、オケと一緒に、オケの打楽器奏者が鳴らしたものではないように聞こえ、かえってリアルである。

DECCAのプロデューサーであれば、そのぐらいのことはやってのけたに違いないと、推測する。音は、かの「カルーショウ」の録音ように聞こえる。

ドヴォルザークの「レクイエム]二は「鐘の音」はやはり必要である。
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by noanoa1970 | 2006-08-23 07:25 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(4)

Commented by dr-enkaizan at 2006-08-23 19:51
毎度です なんと磯子にお住まいでしたか、と言うことは円海山はご存知ですね(笑)まああの水色も遠い境目の住人ですが、お世話になってもいます。

ということでプロフェッサー屏風ヶ浦先生とでもお呼び致しますましょうか?えっ・・・・嫌だ? どうも失礼しました(笑)

さていやはやブログはじめて以来の猫のスレッドのような展開、ケルト方面のご活躍痛み入ります。
 しかし前回のセバスチャンといい今回の沈める寺といい、ヨーロッパのキリスト教受容の暗黒面とケルト文明への介入を考えると奥の深さが凄まじいですね。
Commented by noanoa1970 at 2006-08-23 20:07
どうもです。磯子プリンスホテルはもうなくなってしまったといいますね。おなりの山にあった「ドルフィン」はまだ健在かな?あの当時は遊ぶところが付近にいっぱいあって大変面白かったです。今考えると、良く赤坂見附まで毎日通ったこと。今なら通勤だけで体力消耗必至です。(笑)
京浜東北でなく京浜急行沿線でしたか??これ以上は個人情報保護法に引っかかる・・・・
ブログの新しい展開にチャレンジできそうな予感です。T・Bのやり方がいまだにわからないので困ってますご勘弁を!
Commented by dr-enkaizan at 2006-08-23 22:48
なんて潮見台な話なんでしょうか・・・はははは
実際かの地は陸の孤島の住人にとっては羨ましい・・おっと程ほどに・・・・
笹下から上大岡の上そして根岸のあの辺は、自動車+原付人間にとっては庭のようなものです。
>磯子プリンスホテルはもうなくなってしまったといいますね。おなりの山にあった「ドルフィン」はまだ健在かな?
健在ですユーミン様に足を向けて寝れないでしょうね、支配人は・・・
しかし二号線ができてから湾岸と繋がり磯子の屏風ヶ浦の一部の町並みに様変わりしていますね。
いま注目はレトロな台のあるパチンコ屋キン○がいつつぶれやしないか心配です。
さて既成の記事のTBですが・・相手方のTBしたい記事のTrackback(数字)となっているところをクリックすると出てくるURLをコピペして、自分の記事に行き編集に入り、一番下ぐらいにあるTBのURLを入れるボックスにそれをぺーストして送信するとその記事へ自分の記事がTBされます。
のでどうぞおためしを。
Commented by noanoa1970 at 2006-08-24 10:35
ご教示感謝です。早速試してみます。