夏に似合う音楽・・・the banks of green willow

今日は朝から「BAX」の交響曲6番を聞いていたが、ちょっとだけだが重苦しい・・・といっても通常聞く分にはかなり爽快な音楽ではあるのだが、この湿った暑さにはもうすこしスッキリと行きたいよこだ。

そこで取り出したのはイギリス音楽系統の・・・なぜかイギリス音楽ばかりに手が伸びる・・・「ジョージ・バターワース」の作品。
「バターワース」「George Butterworth」(1885-1916)は、非常に短命だった作曲家で、残された作品は両手の指に余るほどである。
ギリス音楽の再評価において知られることとなり、いくつかの作品は演奏会でも取り上げられるようになり、録音もかなりの量が出ているが、一昔前までは知る人はごく少数であった洋に思う。

独仏音楽に飽きてきたのだろうか。アイルランド、スコットランド、イングランドの民謡の持つ郷愁が「癒し」などと結びつき、クラシックにおいてもそれらの素材を使ったイギリス音楽の作品が見直されてきたのだろうか。

小生などは、ことクラシックのイギリス音楽においては、
和製フォーク→ブルーグラス、カントリー→アイリッシュ、ケルト音楽→オールドバラッド・・・ロックでさえブリチッシュが好きになり、そして少しかじった古くはパーセル、そしてエルガー、ブリテン、ホルスト、ウォルトン、ディーリアスなど近代イギリス音楽を経て少しディープな・・・ハーティ、スタンフォード、バックス、テイラー、マッキャン、グレインジャー、ウォーロックといった知られざる?イギリス音楽の世界にくることになった、変わり者である。

今日はその中で
the banks of green willowという小品を聴くことにした。この原題は「青柳の堤」と訳されることが多いが「青柳(ういろう)の包み」
と・・・3時のおやつ・・・これは「大須ういろう」だが・・・を思い起こしてしょうがない。
他の訳がないかと探すと、小管弦楽のための牧歌「柳青める堤」というのが見つかったので、これからそのようによぶことにした。

音楽は非常にメロディアス、特に中間部のイギリス民謡「green bushes・・・緑の茂み」のアレンジは素晴らしい。だれかれとの影響を受けている・・・なんていうことは、この曲を取り上げることとは、余り関係ない話でここでは言いたくもない。
この曲を聴くと、「イングランド」の田舎・・スコットランドやウエールズに近いところの「夏」とはこんな雰囲気なのだ「ヴァーチャル・ブリティッシュカントリー・サマー」・・・を味わうだけで満足である。

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2つのイギリス田園詩曲
シュロップシャーの若者
青柳の堤他

グラント・レウェリン指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1991年9月
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by noanoa1970 | 2006-08-07 09:40 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(2)

Commented by dr-enkaizan at 2006-08-07 18:49
毎度です早速暑中お見舞いトピックTBしますね。ついでにシュロップシャーの若者の若者ネタも。

第二次大戦で早死にしたせいもあり、RVWの友人で彼のロンドン交響曲の成立に携わった点で知られ、その作品も仰るとおり認知でありますね。
当方的にはジョージ・バターワースというと、第一に念頭があるのはイギリス田園詩曲(二つ)いいですね!!それはまるでときにブリテン、そしてこの後の年の楽曲ラヴェルのクープランの墓を彷彿するところがある、懐かしいような田園の風情を味わえますね。さすが好事の師のsawyerさんらしい夏ですね!!。
かのカルロス・クライバーのシカゴのコンサートでとり上げています、それも青ではあるようですが・・・・テイトのEMI録音の青柳の堤なんかやモーランのロンリーウォーター声楽き版やバックスの楽曲とのカップリングです。
Commented by sawyer at 2006-08-08 08:31 x
TB・コメント・暑中見舞い感謝です。近代仏音楽にも「もう森には行かない」など民謡を題材にした楽曲はあれど、そして多々影響はあれど、ブルティッシュ音楽は諸島の民謡をうまく生かした音楽が多き上に、アイデンティティーを確保しているように思えます。今日はRVWの「WAPS]「SERENADE TO MUJIC」のオケヴァージョンを「ハンドリー」で聞く予定。合唱編との印象の違いなど確認したいと思います。「クライバー」の「青」の仕上がりに期待しつつ・・・・