フラジオレットその後

「フラジオレット」の音はどうも分かりにくい。そこで「掲示板」で問い合わせをすることにした。
するとすぐに多くの曲が寄せられた。その中のかなりの曲は、今まで何度も聞いた曲で、現代作家の作品まで多数あった。
身近なところではサン=サーンスのバイオリン協奏曲3番。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲。ドヴォルザークのチェロ協奏曲、小生が確認のため最初に聞いたマーラーの「巨人」も中に入っていた。パガニーニのヴァイオリン協奏曲2番、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」、リムスキー=コルサコフなら「シェヘラザード」、スメタナの弦楽四重奏曲第1番、サラサーテのチゴイネルワイゼン、バルトーク、ショスタコーヴィチ、アルヴォ・ペルト、武満徹、ラヴェルかなりの作曲家が使用していることが分かった。

探せば他にももっと沢山あると思われる。
教えていただいた曲を中心に、耳を鳴らすために聞き込んで、やっと「フラジオレット」奏法の「音」がなんとなく分かるようになった。

最初に聞いた「マーラーの巨人」も無謀にも「カルロス・パイタ」のものを聴いたので、余り分からなかったが、「ワルター」の演奏を聴いて確認できた。
「フラジオレット」は録音状態と、再生装置を極端に選ぶことを改めて知ることになった。
そして優秀なアナログ録音の方が、へたなデジタル録音のものより、「フラジオレット」が良く分かることも知り、改めて「アナログ」=LPを評価することとなった。

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そのようにして自信で発見したものが2つあって、1つが昔の優秀アナログ録音の
グリュミオーのバイオリンとロザンタールがバックを勤めた「ラロのスペイン交響曲」のカップリングにある、「サン=サーンスの序奏とロンドカプリチオーソ」
後一つがNAXOSの優秀録音で聞く「ボロディンの弦楽四重奏1番」である。

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この2つはのバイオリンの「フラジオレット」の音の特徴が良く出ていて、すぐに其れと分かるもの。今まで気がつかなかったのが不思議であるが、小生の耳の訓練が今一歩足りなかった証拠である。

でも皆さんは聞いていてすぐに「フラジオレット」見極めがつくのだろうか?
小生は40年近くかかったのでなんとも疑問に思うのである。
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by noanoa1970 | 2006-02-16 09:55 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(3)

Commented by tetsuwanco at 2006-02-16 19:00
見極めですか。 言葉としては知っていても、なかなか耳がついていかないですね(笑)。
Commented by 境山 at 2006-02-22 20:41 x
はじめまして。
ワタシはこのところ招き猫はROMのみなので
ブログへお邪魔させて頂きました。

よく拝見している「ゴロウ日記」さんで www.gorodiary.com
丁度フラジオレットのことも含めイロイロ解説してはったので
もう御覧になったかも・・とも思ったんですが、とても参考になる
記事でしたので、僭越ながらアドレス御紹介致しますね。
http://www.gorodiary.com/violin/v4.html
Commented by sawyer at 2006-02-23 14:40 x
境山さんコメント及びご紹介ありがとうございます。両方のBLOG拝見しました。「アーベントロート」=「夕焼け」?さんは一度ジックリ聞いてみたい対象です。コンゴともよろしく。いずれ「猫」でお会いしましょう。