映画・TVに使われた音楽・・・「劇伴」音楽

「渡辺岳夫」という人をご存知だろうか。小生がこの人の名前を認知したのは、今から40年ほど前、高校生のときである。司馬遼太郎の「新撰組」シリーズの中に「新選組血風録」という小説があり、其れをTVドラマにして1965年から66年まで全部で26話を毎週土曜日の1時から・・・だったと記憶している・・・放映した。
あるとき偶然其れを目にしたときから小生はこの番組に釘付けとなって、土曜日の授業が終わると一目散に家に帰った。
しかし通っていた学校がかなり遠く、1列車乗り遅れると、家についたときには半分話が終っていたこともあった。
それで小生はわき目も振らず。友達の誘いも断って走るように、駅まで急いだことを今でも思い出す。デオも無い次代のことで、見逃したものも何本かあるが、その後再放送をしたときにはほとんど見ることが出来た。

d0063263_1325566.jpgその「新選組血風録」の劇伴を担当したのが、「渡辺岳夫」だったのである。ドラマの主題歌も時代劇ドラマの中に挿入される音楽も、其れは・・一度聞いたら忘れる事は無いくらいに、勇壮で、美しく、甘味で、どこかしら哀愁が漂う。それでいて聴けばほとんどすぐに「渡辺岳夫」の作品と分かる特徴を持っていた。

この人が「野人」を作曲した「渡辺浦人」の長男であることを知ったのは最近のことであり、その後「燃えよ剣」で小生との縁は切れてしまったのだが、この人は若くしてパリに学びスコラカントルム音楽院を卒業下らしい。大学は「経済学部」だから卒業後音楽の道に入ったのは、父親の影響だろうか。

さらに驚くべきはわが国のTVのアニメ作品の劇伴や主題曲のほとんどを総なめにしていることである。古くは「鉄人28号」最近といってもかなり前になるが大ヒットした「機動戦士ガンダム」、「巨人の星」(1968年) 、「アタックNo.1」(1969年) 、「天才バカボン」(1971年) 、「キャンディ・キャンディ」(1976年)
ドラマでは「 白い巨塔」(1978年)「 子連れ狼」(1973年)最近では映画 「キューティーハニー」(2004年)にいたるまで様々なジャンルで幅広く活躍している。

日本の「エンニオ・モリコーネ」」、「ニーノ・ロータ」あるいは「ディミトリー・ティオムキンといっても決していいすぎではないと思う。
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by noanoa1970 | 2006-01-28 13:29 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)