「魔王」雑感-3

さて「魔王」であるが、調べると非常に興味深いことが分かった。実はゲーテの「魔王」に曲をつけた人物はもう一人いて、(これも面白いのだが)その人物とは「シューベルト」の「父親殺し」と同じようなモチーフの、スコットランドの古い「父親殺し」の物語を「エドヴァルト」=「エドワード」という題名の歌曲にした「レーヴェ」である。余談だが同じ題材をブラームスは「4つのバラード」の1曲目で取り上げている。
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この「レーヴェ」が歌曲にした「エドヴァルト」その詩は「ヘルダー」という文筆家が「オールド・スコティッシュ・バラッド」をモディファイして作ったものである。彼は「民謡収集」の大家で、各国の古い民謡・・・(民謡といわれることが多いのだがこの言葉は誤解を生むから、「民間伝承」とした方が良いだろう)・・・を収集して其れを新しい形で再構築したといわれる。
そしてゲーテの「魔王」はこの「ヘルダー」が収集し、モディファイした「民間伝承」からさらにモディファイしたものだという。

なお「魔王」雑感に貼り付けた「絵画」は「詩人グエルの世界」より、拝借させていただきました。下記URLです。とても「不思議な、感性を刺激」する絵です。是非ご覧ください。
http://guel.ld.infoseek.co.jp/

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by noanoa1970 | 2005-11-11 10:51 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(2)

Commented by 詩人グエル at 2005-11-11 22:55 x
ありがとうございます!
(GuG)

上でリンクもして頂いてるので、
期間に限らずとも、よかったらお使い下さい!

魔王なつかしいですね。。。
Commented by noanoa1970 at 2005-11-12 09:00
グエルさんご協力感謝です。
素敵な絵を有難う。いずれBLOGに遊びに行きます。