「魔王」雑感-1

シューベルトの最も有名な歌曲「魔王」が「ゲーテ」の詩に基づいて作曲されたことはどなたも知っておられることでしょう。
そしてその「ゲーテ」が素材とした「オリジナル」は「デンマーク・・・北欧の民話」であるらしいのである。「ゲーテ」は婚礼を前にした漁師の娘と、その婿と娘の父親との音楽劇「漁師の娘」のなかで、娘が漁師を待っているときに口ずさんで歌う「民謡」として「魔王」を、そして娘婿が歌う「水男の歌」を書いたという。・・・つまり「魔王」はゲーテにとっては「民謡」であったのだ。
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シューベルトが「魔王」を作曲して「ゲーテ」に聴いてもらったが、「ゲーテ」はそのときほとんど関心を示さなかったという。

シューベルトが余りにも「魔王」を芸術的名曲に仕上げたため「ゲーテ」の持っていた「魔王」の素朴なイメージとは大きくかけ離れていたのが原因かもしれない。

ゲーテの抱いたイメージとは何であったのだろう。

なお「魔王」雑感に貼り付けた「絵画」は「詩人グエルの世界」より、拝借させていただきました。下記URLです。とても「不思議な、感性を刺激」する絵です。是非ご覧ください。
http://guel.ld.infoseek.co.jp/

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by noanoa1970 | 2005-11-09 10:44 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)