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MY FAIR LADY LOVES JAZZ

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ロバート・ワイズ監督がなくなったそうだ。
彼の作品のでは「ウエストサイド物語」よりも、¥やはり「サウンドオブミュージック」が一番思いである作品だ。
しかしもっと思い出があるのは「シェルブールの雨傘」と並び、ほぼ同時期(1964)に作られた、「マイフェアレディ」で、1966年学園祭で、DRACの先輩が学内上映会を開催し、かなりの収益を上げたという曰くつきの映画である。そのおかげで古くなりあちこち故障が目立ってきたDRACのオーディオ装置はアンプとスピーカーが新しくなり、レコードコンサートも十分な音で実施できるようになった。
其れまでのスピーカーはナショナルの・・・「ゲンコツ」と呼ばれるユニットを自作の箱に収めたもの、このユニットは音では定評があったものの、大きな音を出すことは少々苦手、エッジもだいぶくたびれていた。アンプは先輩が自作したOTLのもので、真空管が10本以上あるもので、中の2本がダメになっても音は出ていた。
これを山水のAU-777アンプとダイヤトーンP-610×4本にナショナルのツィーター5HH17を積むように変更した。かなりの重量があったが、音は格段によくなった。

そんなこともあって、またこの映画は都合5回以上見たこともあって、今でもハッキリと印象の有るミュージカルである。

ただし小生はサウンドトラックよりも、なぜだかJAZZに編曲されているものを好む。このLPも偶然見つけて入手したもの、ノリの良いお洒落なJAZZである。重たいJAZZは疲れるので最近は軽めで爽やかな、しかしなにかしら心に残るようなJAZZを聞くことが多い。音楽担当のアンドレ・プレヴィンの演奏も捨てがたいが、いつも取り出すのはこの「ビリー・テイラー」である。
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収録は上記であるが、その全てが良い出来である。

サウンドオブミュージックの中の「My Favorite Things」をコルトレーンが演奏したものがあるが、やはり少々重たい。もう少し軽いタッチのものがあればと思っている。
余談であるが、Oscar HammersteinとRichard Rodgersのコンビはいつでも抜群の音楽を作る天才である。「コール・ポーター」をもう一人加えれば、たいてい満足するJAZZにめぐり合うことが出来る。

by noanoa1970 | 2005-09-17 11:02 | JAZZ・ROCK・FORK | Comments(0)