シルヴェストリの新世界・・新旧

瀑演指揮者とされたことがあるシルヴェストリ、日本に来てN響を振ったこともあり、よく知られた人だ。
かつてのクラシック専門掲示板で、この人の新世界に2種類の演奏があり、同じ管弦楽団を指揮し、両方共に仏ディスク大賞をもらっってることから、同じ演奏だという意見と別物であるという意見があった。

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このモノーラル音盤は何処かの輸入全集版の一部らしくオリジナルジャケットでなく非常に簡素化されたもの。オリジナルジャケは動画につけたもの。

一方はモノーラル、もう一方はステレオ盤だが、12年前のその当時聞けるのはステレオ盤のみという状態だから、小生は真偽を確かめるべくネットでモノーラル盤を探して入手して聴いてみると、明らかに演奏は別物だった。
例えて言うならば、フリッチャイの新旧の新世界のように違っていて、2年間の差でよくぞこれだけの差が出るものだと感心することしきり。

掲示板で応答すると、有る方から頂いたのが、両方収録されたCD-R、小生がモノーラル版を入手した直後だったが、こちらのほうが比較するのは容易で実にありがたいこと。
掲示板では恐らく最長老で紳士、12.3年前に60を過ぎていらしたから、今は70を超えていると思う。

面白いのは序奏が終わってホルンの合図で次に行くところのホルンの吹き方で、モノはポポーでステレオはポッポーだったこと。
ある人によると、このポポーはプラハ版の楽譜によるものだそうだが、シルヴェストリは、プラハ版より先にそのスタイルでやっている。シルヴェストリは楽譜を検証研究することも得意だったようでドヴォ8でも、アーノンクールが初めてやったように言っている人が多いが、シルヴェストリは先駆けてやってしまっている。

モノーラル盤は小生手持ちの音盤の状態が良くなく、雑音が酷く入るので、かつての掲示板で知り合った長老から頂いたものをUPすることにした。

大変気帳面な方で、録音データ、当時のジャケット、そしてレーベルまでCD-Rを作っていただいた。モノーラルとステレオ2種類が1枚に収録されたものだ。
それをお借りして今回1楽章を新旧でUPした。

以下の録音データが記してあった。
音盤の状態も良いのだろうが、CDレコーダーはいいようだ。
コンスタンティン・シルヴェストリ/フランス國立放送管弦楽団
ドヴォルザーク交響曲9番「新世界より」
①anjel日本初出LPより・モノーラル・音源録音1957.7.9&12
②CDステレオより・音源録音1959.10.20
CDレコーダーYAMAHACDR-HD1300使用。
オルトフォンSPU-G-GOLD、U-BOROS-5トランス増幅


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by noanoa1970 | 2013-01-13 12:36 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)