紀元は二六七三年

1940年は、皇紀2600年の年であった。
後27年で2700年を迎えることになるが、日本国2600年を記念して、海外に祝典曲を依頼したことをご存じの方もおられるだろう。

イギリスのブリテンはシンフォニア・ダ・レクイエム
イタリアのピツェッティは 交響曲イ長調
ドイツのR.シュトラウスは 日本建国2600年祝典曲(皇紀二千六百年祝典曲)
フランスのイベールは 祝典序曲
ハンガリーのヴェレッシュは交響曲第1番
以上の曲を提供したが当時ガチガチの敵対国のアメリカは拒否した。

中で一番有名なのが、同盟国ドイツのR・シュトラウスの皇紀二千六百年祝典曲。
小生は皇国史観の持ち主ではないし、この曲が作られた背景もだいたいわかっているつもりだが、曲として聴いてみる事にする。
聴いていて直ぐにわかるR・シュトラウスの曲調がふんだんに入っている曲だ。
海から天皇賛歌の鐘の音が印象的で、よく作られた曲だ。
歴史的な経緯があるので、今は演奏する機会がないのだろうか。

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by noanoa1970 | 2013-01-03 12:40 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(6)

Commented by Abend5522 at 2013-01-03 14:35
sawyer様、こんにちは。
なぜか玉音放送も収録された奉祝曲集のCDがありますね。アシュケナージ/チェコPOのものが唯一のステレオ録音ですが、このコンビはNHKの大河ドラマの音楽も録音していましたから、日本からの依頼で録音したものかと思います。
Commented by noanoa1970 at 2013-01-03 17:36
Abend様、情報ありがとうございます。
エクストンレーベルですが、調べた範囲では、現在廃盤となってるようです。
再発されるといいのですが。
Commented by Abend5522 at 2013-01-03 18:16
sawyer様、こんばんは。
戦争になってしまったので、『シンフォニア・ダ・レクイエム』は演奏されなかったのですね。今ではこの曲が最も有名になったのも皮肉なことです。
軍歌は何種類もCDが発売されているのに、奉祝曲集のCDが廃盤とは残念なことです。
Commented by noanoa1970 at 2013-01-03 22:29
Abendさま、こんばんは。
誰の差金なんでしょう?
マサカ自主規制ではないでしょうに。
音楽として聞けば素晴らしいのに、残念なことです。
Rシュトラウスは、ヒットラーから日本から依頼の作品を書くように命じられ、その代わり息子の嫁がユダヤの民だというのを見逃してもらった、だから彼はナチス加担者だという話があると聞きました。
ひょっとすると、ナチスを今でも追跡しているグループ、あるいはドイツからの無言の圧力かもしれませんね。触らぬ神に祟りなし的なものが有るのかもしれません。
Commented by Abend5522 at 2013-01-03 23:04
sawyer様
ナチスとの関係ならば、奉祝音楽だけが色眼鏡で見られるのはおかしなことですし、多くのCDが発売されている『シンフォニア・ダ・レクイエム』には、かなり高額のお金が当時のブリテンに日本から支払われたといいます。しかし、諸事情はあるにせよ、奉祝曲を書いた5人が日本の「軍国主義」に同調したとはいわれませんね。しますと、奉祝曲集の録音が碌にないことは不思議というしかありません。
Commented by noanoa1970 at 2013-01-04 11:49
Abendさま、こんにちは。
本当のそうですね。
もしR・シュトラウスがそうだとすると「山田耕筰」も同じこととなってしまいましょう。広い意味では大政翼賛加担と言ってもまちがいではないかもしれませんが。