マルボロ音楽祭の「浄夜」

「浄夜」は好きな曲だ。

六重奏版では、この演奏が良い。
メンバーは、カザルスの後を継ぎ、ゼルキンが主催したマルボロ音楽祭に招集したメンバーで、出自はまだ確認出来ていないが、どこかのオケの首席級のメンバーではないかと思われる。
入念なリハをすることも限られる中、よくもこのような演奏ができたものだと感心する。

激情的になることを避けて、物語の男女を温かい目で見ているような、優しい演奏だ。
この演奏からは、物語りの男女の行末が、きっと幸福に違いないと確信するかのようである。

この真逆の演奏もあるが、ほんわかするような演奏も良いものだ。

メンバーは
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ジャケットは
古いコロムビア
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by noanoa1970 | 2012-12-29 13:35 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(6)

Commented by こぶちゃん at 2012-12-30 01:22 x
「浄夜」は名盤の宝庫ですね。
かつてのカラヤン盤、レヴァイン盤にラサール四重奏団、RCAから出ていた良く知らないけど物凄く巧い指揮者の演奏等々、枚挙にいとまがありません。
この作品の後、例の無調に走るため、私には理解不能になってしまいますが…
Commented by noanoa1970 at 2012-12-30 09:28
こぶちゃんさん、おはようございます。
弦楽合奏版ですと、カラヤンの最後の円王、ロンドン公演ライブがあります、カップリングのブラ1もすごい演奏をしています。テスタメントから発売されています。多くの演奏を聞きたい曲ですね。
曲が素晴らしいしょうj子でもありましょう。
Commented by Abend5522 at 2012-12-30 13:15
sawyer様、こんにちは。
『浄夜』は様々な演奏で聴きましたが、曲自体が後期ロマン派の唯美の極致ですので、演奏は淡々としたものが好ましいですね。唯美といっても、デーメルの詩は宗教的な感じがします。
Commented by noanoa1970 at 2012-12-30 13:51
Abendさま、こんにちは。
最後のカラヤンやブーレーズの合奏盤は、激情的表現主義的な演奏でした。この演奏は痛みや辛さをわかちあうような感じがいたします。
Commented by Abend5522 at 2012-12-30 17:29
sawyer様、こんばんは。
詩になるかサスペンス劇場になるかは演奏次第ですね。弦六版は、編成からいって淡々と進むのが普通かと思います。マリナーやストコのものもいい演奏です。弦六版では、巌本真理SQ盤なども持っています。
Commented by noanoa1970 at 2012-12-30 18:35
Abendさま、こんばんは。
この曲は様々な演奏で聞いてみたい曲の一つですね。
シェーンベルクの自作自演があるようなのですが、パブリックドメインにあるにはあるのですが、DLすると不要なものがついてきそうでためらっています。