コンヴィチュニー2つのワルキューレの騎行

ワーグナーを得意としていた、フランツ。コンヴィチュニーには、2種類の録音が残されている。
1つがイギリスロンドンのコヴェントガーデンで、「指輪」全曲を公演した時のもの。
そして2つ目が、ミュンヘン歌劇場管弦楽団を指揮したものだ。

いずれも1940年代~1950年代のものと思われ、URANIAレコードは1952年となっているが、それが録音年とは限らないから、それ以上に古いかもしれない。

いずれもコンヴィチュニーらしさが十分に発揮されているが、ミュンヘンの方が抑揚がやや激しいし、少しいじったような音が聞こえる。

コヴェントガーデンのものは、楽劇内の序奏だが、ワルキューレたちの馬の走りっぷりも段々疲れてきたような感じがする演奏、あるいは一步づつ大地を踏みしめるような演奏だ。

Ride of the Valkyries Franz Konwitschny Munchner Staatsorchester



Ride of the Valkyries Franz Konwitschny Royal Opera House Orchestra


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by noanoa1970 | 2012-12-25 10:08 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(2)

Commented by Abend5522 at 2012-12-25 22:13
sawyer様、こんばんは。
単体の管弦楽曲としての演奏と、歌劇の一部としてのそれとでは、やはりアプローチが異なりますね。それにしても、西側の英国で『指環』を公演したコンヴィチュニーが、なぜバイロイトのピットには立てなかったのでしょうね。やはり、東西ドイツのお国事情があったからでしょうか。
Commented by noanoa1970 at 2012-12-26 05:43
Abendさま、おはようございます。
これはとても気になることですね。イギリスに同行した歌手の中には西の人間も多数いたし、西東の文化交流はあったと聴きます。
あれだけワーグナーを振ってきて実力があるにに、バイロイトに立てなかったのは、政治的な理由もあったとは思いますが、個人的な理由も考えられます。あるいはカイルベルト、ケンペの次あたりに候補として上がっていたのに、早死してしまったので実現しなかったのか。5年以上生きていれば、たぶんバイロイトから依頼があったと小生は思います。