.バッハ2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043その2

オイストラッフ親子の問題について、調べるも、客観的な根拠が見当たらない。
それで、思い当たるもので補完しようと試みることにした。


グーセンス盤は→

この動画の作者は、どうも意図的に左の1番がダヴィッド、2番をイーゴリとしているような気がする。

コンヴィチュニー盤の動画音声は見当たらなかった。


パルシャイ盤ではこの動画のクレジットとレコード盤面から、1番がイーゴリ、2番がダヴィッドということがわかる。


ちなみに、コリン・デイヴィス指揮の映像があったので、見てみると、1番がイーゴリ2番がダヴィッドと、先日の映像と同じであった。


ジャケットの写真が演奏録音時のものからと仮定すると。
DG盤すなわち、グーセンス盤は、立ち位置が微妙だが、左がダヴィッド、右がイーゴリだ。
d0063263_16194417.jpg


ベルリンクラシックスのコンヴィチュニー盤でも、左がダヴィッド。
d0063263_16195543.jpg


もしも写真が演奏時のもので、立ち位置、すなわち1番が向かって左、2番が向かって右に立つものが常ならば、2つの音盤は1番を父親ダヴィッド、2番をイーゴリが弾いたということになる。
この曲、最初は第2バイオリンと一緒に2番バイオリンが出て、第1バイオリンがその後を追うから、立ち位置はバックのヴァイオリン群の前が妥当、よって余程のことがない限り、これでよいのだろう。
しかしジャケット写真=演奏時とは限らないから、この条件をクリヤーしないといけないので、これも確証はない。

ちなみに、メニューヒンとの共演でもオイストラフは2番を受け持っているから、2番を演奏するほうが多いのだろうか。

ジャケット写真のことはさておいて、小生の耳は、コンヴィチュニー盤は1番をダヴィッド2番を息子イーゴリが受け持ったものだと今も思っているが、心は千千に乱れるばかり。

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by noanoa1970 | 2012-11-28 14:49 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(13)

Commented by HABABI at 2012-11-28 04:52 x
sawyerさん、おはようございます

上記のグーセンス盤と紹介された映像を見ますと、独奏ヴァイオリンの担当の後に指揮者名も出てきて、ルドルフ・バルシャイになっています。音源もモノラルになっています。
Commented by noanoa1970 at 2012-11-28 12:38
HABABIさん、おはようございます。
ご指摘ありがとうございます。
お陰様で誤った状態から免れることが出来ました。
たくさん検索してるうちに誤って違うものを貼り付けてしまったようです。パルシャイ盤では1番がイーゴリ2番をダヴィッドが弾いているようですね。

http://www.youtube.com/watch?v=ceHVl0uN2Xs&feature=relmfu
Commented by HABABI at 2012-11-29 06:27 x
sawyerさん、おはようございます

想像ですが、コンヴィチュニー盤について、もし、写真がヴィヴァルディの曲の時のものであるとすれば、バッハの時に入れ替わっているかどうか、両曲それぞれの独奏ヴァイオリンの響きの変化から推測はつかないでしょうか。同じ印象であれば、写真のとおりとか。
Commented by noanoa1970 at 2012-11-29 09:55
HABABIさん、おはようございます。
ヴィヴァルディーはバッハほど対位法が駆使されてないので、1番2番が同じ旋律を弾くことが多いので苦労します。2.3楽章は単独もありますので2楽章を重点に聴きましたが、小生の耳では、やはりバッハと同じ、1番を父、2番を息子が弾いているように思います。
Commented by HABABI at 2012-11-29 21:33 x
sawyerさん、こんばんは

思い切った仮定をしますと、写真では、弓の位置が同じで、二人とも同じ音を出しているように見えます。ヴィヴァルディの曲ではないか想像します。そして、二人の顔が見えて、有名なダヴィッドの方が近く見えるので、この写真を使ったのでは。
録音でしか聴いたことがないので、確かではありませんが、イーゴリの方が音が少し小さそうで、それでダヴィッドが抑え気味に弾いているか、あるいはイーゴリがマイクにより近く立っているのではないかとも想像します。それで、バルシャイ指揮のものなど、第1ヴァイオリンが伴奏にまわっている時にも、第2ヴァイオリンの音に被ってしまっているのではないかと思っています。伴奏時に目立ってしまって(邪魔して)いる方がイーゴリと仮定したら、どんな結果になりますか?
Commented by noanoa1970 at 2012-11-29 23:14
HABABIさん、こんばんは。
写真がヴィヴァルディー演奏の時という可能性は確かにあると思います。バッハで入れ替わったという可能性も、もちろんあるでしょうね。
バッハについてあまり詳しくないのですが、
バッハの場合は対位法を使ってますから、首副あるいは伴奏といえるかはどうなんでしょう。音量は別として音が(重なり)邪魔したように感じるのは、1番と2番が同じ立場という位置づけのように思えます。ヴィヴァルディーと違うのはそのあたりではないかと。
それで本日メイン装置でまた聞き直しました。
Commented by noanoa1970 at 2012-11-29 23:15
パルシャイ盤を所有してないので、3つの録音から両者の癖をまだ見抜けずにいます。あすもう何度か1番2番がはっきりしていると思われるパルシャイ盤を聞き直してみます。写真判定は参考値としては通用しますが決定打ではありませんから、結局は耳に頼ることになるのではないかと思いますが、録音再生という問題もありますから、決定的結論は恐らく困難でしょう。グーセンス盤はおしゃるように2盤(右側)がかなり音量も少し大きく太く聞こえることが多いですね。しかしこれは2番の受け持ちが低い音で描かれてますから当然といえば当然なのでしょう。これを持ってダヴィッドだとする人もかなりいましたが、誰でもそういう傾向になるでしょうね。
HABABIさんの推理のお答えとしては、グーセンス盤はパルシャイ盤と違って1番がイーゴリ2番がダヴィッドということになるのではないでしょうか。演奏に特徴的な癖が見つかればいいのですが。
ますます混沌としてきました。
Commented by HABABI at 2012-11-30 05:52 x
sawyerさん、おはようございます

小生は、バルシャイ盤では、第1Vnがイーゴリ、第2Vnがダヴィッドの可能性をお伝えしたかと思います。
シェリングの二つの録音やグリュミオー/豊田盤では、二つのVnが見事に絡みあい、その際、相手の音を邪魔するようなことはありません。グーセンズ盤では、第2Vnが第1Vnを邪魔する感じは少ないですが、第1Vnが第2Vnを邪魔する印象をところどころ受けます。これは第1Vnが高い方の音を出すことが多いせいもあると思いますが、音が絡み合う点では、小生はこの演奏にちょっと不満を覚えます。
Commented by noanoa1970 at 2012-11-30 11:12
HABABIさん、おはようございます。
バルシャイ盤はHABABIさん予想とおりの結果でしたですね。
ネットでですが、バルシャイ盤3楽章を何回か聴きました。
http://www.youtube.com/watch?v=BCY5LGbnSdM
この親子実によく似た演奏をしてます。父オイストラッフ&コーガン・メニューヒン、シェリング&スターン・スーク、ハイフェッツの多重録音も聴きましたが、いずれもが個性が出すぎてまとまりがないのにもかかわらず、オイストラッフ親子の演奏は協調性に抜きん出ていると感じました。技術も5部5分ですが、父オイストラッフのほうが間のとり方が・・すなわち表情の付け方がイーゴリに比べて少し大きいという感じです。イーゴリは、あえて言うとザッハリヒな感じが強いです。しかし小生が聴いた他の人との演奏や、ほかの人同士の組み合わせでのそれよりはかなり押さえ気味です。言い換えると親子以外の演奏では間やテンポをかなり動かしています。
Commented by noanoa1970 at 2012-11-30 11:13
続きです
「邪魔する感じ」の概念がつかみにくいのですが、音がかぶって聞こえなくなるということでしょうか?主導権われにありというような感じでしょうか。小生にニュアンスが伝わってないかと心配です。グーセンス盤の時間位置などご教示いただけるとわかりやすいのですが。
シェリング&スークがありました。この演奏はどう思われますでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=Lu4KgzzspCI
Commented by noanoa1970 at 2012-11-30 11:36
HABABIさん、小生の文章間違いに気が付きました。
>HABABIさんの推理のお答えとしては、グーセンス盤はパルシャイ盤と違って1番がイーゴリ2番がダヴィッドということになるのではないかは、「グーセンス盤もバルシャイ盤と同様」としなければいけなかったですね。失礼しました。かなり混乱してしまっていました。
Commented by HABABI at 2012-11-30 23:11 x
sawyerさん、こんばんは

グーセンス盤で、第1Vnが少し第2Vnに被る印象があるのは、第1楽章の2:28あたりから3:19まで、それと再現部に入った3:40以降です。しかし、バルシャイ盤に比べれば、それほどヒドクはありません。むしろ、最初の方など、かなり第2Vnに気を使って音を控えている印象があります。
平均的には第1Vnの方が音が大きいように思いますが、第2Vnは特徴のある高音を出しているように聴こえます。Vnを交換したのかな?と思ってしまいます。
印象的なのは第3楽章で、第2Vnがすごく活躍している一方、第1Vnは音域バランスはよいですが、演奏に少し精彩がないような。楽器としての響きはともかくとして、第3楽章に関しては、第2Vnの方が腕が達者なように聴こえます。
しかし、どっちがどっちと聞かれたら、いよいよ分らなくなりました。
Commented by noanoa1970 at 2012-12-01 04:54
HABABIさん、おはようございます。
お手数をお掛けして申し訳ないです。
ご指摘の箇所を更に聞き直してみます。
グーセンス盤は、おっしゃるようにどちらかを断定しにくいですね。他のカップリングで小生が聴いたものは、ハッキリとした違いがあるのに、オイストラッフ親子の演奏はとても良く似ています。もっとも父に仕込まれたのですから似ていて当然なのですが。
高域バランスについてですが、今まで小生が聞いた両者の演奏録音から類推すると、イーゴリのほうがビブラートノ幅がより少ないせいか、音程がしっかり押した感じはします。それが線が少し細いのと、音程の確かさに繋がるのではないかと思います。
わからぬなりに、こうした耳の鍛錬をするのも小生は結構好きな事です。