永遠の絆・・・序章

「カーターファミリー」の作品であるこの曲はいまや、ブルーグラス&カントリーの「スタンダード」となっている。そればかりか日本でも、「加川良」「生田敬太郎」「なぎら健一」等が日本語に訳したものを歌っている。そしてなんと最近では、TVのCMでも使われているのを耳にする。車のCMで使われた「THE HIGH-LOWS」 の「日曜日よりの使者」 は「永遠の絆」の完全コピーである。
「永遠のスタンダード」となったこの曲、この種のジャンルのコンサートの最後に華々しく全員で歌われることもあるのだが、実はその歌詞の内容はとても悲しく切ないものである。
I was standing by my window
On a cold and cloudy day,
When I saw the hearse come rollin'
For to take my mother away.
Chorus:
Will the circle be unbroken?
By and by Lord, by and by,
There's a better home a-waitin'
In the sky Lord, in the sky.
2. I told the undertaker,
"Undertaker, please drive slow,
For this body you are haulin'
Lord, I hate to see her go."
Chorus:
3. Well I followed close behind her,
Tried to hold up and be brave,
But I could not hide my sorrow
When they laid her in the grave
Chorus:
4. I went back home, my home was lonesome,d0063263_1559775.jpg
missed my mother she was gone.
All my brothers and sisters crying
in our home so sad and alone.
Chorus:
5. We sang the songs of childhood,
hymns of faith that made us strong,
Ones that our mother had taught us,
hear the angels sing along
Chorus:
6. One by one the seats were empty,
One by one they went away,
Now my family, they are parted,
Will they meet again someday?
Chorus:
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大意
「どんより曇った寒いある朝、窓辺に立って外を見ていたら、お母さんを連れに
天国の馬車がやってきた。
いつかまた会えるかな、「空の神様」お空の彼方には「今より良い暮らしが待っているというけど」僕が死んだら会うことが出来るのかな。お空の母さんに・・・・」

・・・・なんとも切ない詩である。そして「HEAVEN」でなく「SKY]と言う辺りに、貧しさと、素朴さがにじみ出ているように思う。
初めて聴いたのは確か、京都は北山に今も有る「ホンキー・トンク」だった、そのときは歌詞を十分理解できなかったので、その演奏スタイルのせいもあってか、「陽気な詩」だとばかり思っていた。
間違いだと気づいたのが、皮肉なことに「加川良」の「その朝」という日本語訳の歌を聞いたときであった。2つのメロディを連続させるという単純な曲だが、「赤とんぼ」のように聴く人を捕らえる曲で、不思議な魅力を持った曲、「名曲」だといっていい。
「アメージング・グレース」にも似ているところがある。
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by noanoa1970 | 2005-09-01 08:59 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)