永遠の絆・・・VOL.3

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1作目から30年の時を経て、作られたアルバムである。2作目は、ジャンルを超えて集まったミュージシャンたちによるものだったが、今回はどちらかというと、1作目のように、ブルーグラスとカントリーがほとんど中心をなしている。NGDBはもはや米国の音楽界の重鎮になっており、ここでもそうそうたるメンバーが参加している。
特に気に入っている曲を挙げるとすると、
Diamonds In The Rough - (featuring June Carter Cash/Earl Scruggs)
カーターファミリーの3姉妹の一人、ジューンカーター(メイベル・カーターの娘で、ジョニー・キャッシュの妻)が年を経て、あの懐かしい声で歌う、思わず涙が出てくるような、歌声だ。
Mama's Opry - (featuring Iris DeMent)
多分・・・・若きカントリー歌手であろう、彼女の歌唱力、そしてその声の質は、大変魅力的である。これから伸びる歌い手であると思われる。
Lowlands, The - (featuring Jaime Hanna/Jonathan McEuen)
ブルーグラス&カントリーのルーツのアイルランドおよびスコットランドのローランドに思いをはせたのだろうか、アイリッシュミュージック的な雰囲気が感じられる。NGDBのメンバーが美しいハーモニーを聞かせる。
Tears In The Holston River - (featuring Johnny Cash)
ジョニーキャッシュがメイベルカーターをしのんで歌う。カントリー会の、大物ジョニーキャッシュをして歌わしめた、「カーターファミリー」の果たした役割の大きさに、改めて驚くばかりでsる。
さて、このアルバムにはちょっとした「仕掛け」がある。
小生も最初は気づかなかったのだが、あるとき最終曲が終わってもそのままにしていたら、10秒以上経ってから、聴きなれない音楽が聞こえてきた。

耳を澄ましてよく聴いてみると、ザ・バンドが演奏して有名になった「ザ・ウエイト」であった。リズム・テンポをかなり変形しているので、ジックリ聴かないと、ザ・バンドのものをイメージしていると分からないかもしれない。

しかしなぜこのようなことを仕掛けたのか?
当然のことだが、曲目には入ってないし、解説にも記載がない。
全曲終了からずいぶん時間があって後のことだから、これをいまだ聴いてない人たちも大勢いると思われる。

アルバムに明記されている最後の曲は、「Farther Along - (TRUE instrumental, featuring Randy Scruggs」
ここでもランディ・スクラッグスが見事なギターを聞かせる。
この曲はカントリーーのスタンダード。エミルー・ハリス、リンダ・ロンシュタット、ドリー・パートンのアルマム「トリオ」でも、美しく歌われている名曲である。
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by noanoa1970 | 2005-09-05 07:25 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)