ブログ連動企画第2弾「私の愛聴盤」ベートーヴェン交響曲編

前回の企画「ストコフスキー」に続きその第2弾として、今回は曲目だけを決めて、その曲の「愛聴盤」を紹介していくものである。
その最初としてベ-トーヴェンの9つの交響曲を順番に追っていくことにした。

最初は交響曲1番ハ長調。
これは最初から難題である。
というのは「愛聴盤」と言えるほどのものを特定できてないからである。

小生が最初に聴いたモントウ/VPOの演奏は、低弦部のゴリゴリ感が印象的な音盤であったが、今はなぜだか手元にはない。
それで手持ちの音盤とパブリックドメイン~DLしたものを聴きなおしてみることにした。

小生なりのこだわりがあるとするなら、微細なことかもしれないが、理由うんぬんではなく、感性に合うものとして、第1楽章の序奏が終わり本題に差し掛かるところのつなぎの部分の「ソファミレド」を急がないい演奏だ。

後はインテンポの中間速度の演奏ぐらいであろうか。
さらに言うなら1楽章が下降する音型なのに対し4楽章が上昇する音型、その対比が比較的鮮やかに出ているもの。そしてとくに木管楽器の響きが美しいもの。
以上のような演奏スタイルが好きである。

シューリヒト、ワルター、トスカニーニ、カラヤンはDLしたものを、クリップス、コンヴィチュニー、カイルベルト、ケーゲル、マズア、マーク、ブロムシュテットは手持ちの音盤で聴いてみた。

上の条件にあてはまるのは、トスカニーニ、コンヴィチュニー、ケーゲル(微妙)、マズア、ブロムシュテットとなった。
期待したカイルベルトはつなぎが速すぎてここだけが性に合わないのが残念だ。カラヤンは1957年盤だがレガートが多用されていて曲とあってない印象だ。60年盤BPOとの演奏でで聴き直してみたが、ゆったりとしたテンポでかなりいい線行っているのだが、やはりもう少しメリハリが欲しい気がするし条件から外れてしまうが、非モーツァルト的を意識した演奏のようにお見受けした。

しぼるのは難しいが、一番多く聴いたコンヴィチュニー盤はずせない。
というより小生の基準はコンヴィチュニー盤からのものなのだろう。

マズア盤もなかなかのものだが、少し硬すぎる、しかし思ったよりは良い演奏で驚いた。
マズアは見直さなくてはならない指揮者の1人である。

トスカニーニ盤は素晴らしいと思うが、あの低弦のゴリゴリが他の音に混ざって真ん中から聞えるのはマイナス。

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そうなるとコンヴィチュニー盤とブロムシュテット番が残るが、形式感をあまり強調しなくて、自由度のより高い演奏のブロムシュテット/SKDを採用することにした。
ただし「愛聴盤」とまでで行かないので反則であるので申し訳ないです。
youtubeの動画を貼っておきます。例の箇所は1分24秒あたりからです。

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by noanoa1970 | 2012-04-01 00:15 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)