ブログ連動企画第7弾ストコフスキーのロミオとジュリエット溢愛記

5つの演奏曲がどこから取られれているのかをとりあえず調べてみた。

①噴水の前のロメオ(第1幕第1場,第2曲ロメオ)
②ジュリエット(第1幕第4場,第14曲ジュリエットのヴァリアシオン+第3幕第2場,第44曲ローレンス草庵にて)
③ロミオとジュリエット(第1幕第5場,第19曲バルコニーの情景)
④ジュリエットの墓の前のロメオ(第4幕エピローグ)
⑤ジュリエットの死(第4幕エピローグ,第52曲ジュリエットの死)

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ストコフスキーがこの順序で抜粋した理由はこれだけではわからないので、ストーリーを確認してみたが、其れにも沿ってない。
気の向くままにやったのかというと、そんなはずはないだろうから、それぞれの楽曲が付けられたシーンを洗ってみた。

そこで気が付いたこととぃうと、ロミオの心境のようなもの、同じくジュリエットの心境・・・ここは舞踏会に初めて列席するときの音楽で、次にはロミオとジュリエットが恋仲になったところの音楽。
そして悲劇の始まり、ジュリエットが眠っているのを死んだと勘違いして自分も死のうと思っているところの音楽、そして死んだはずのジュリエットが目を覚ましたが、恋人のロミオは自殺したと知って自分も後追いし死んでいくときの音楽。

長いストーリーをもっとも簡単にロミオとジュリエットの「愛から死」までを取り出した抜粋音楽と言える。
短い中にもストフスキーの場推移の意思が見えて安堵したというか、よくぞこれだけに圧縮したと感心した。
有名な両家の対立の音楽もなくてよかった。


聴いた印象を少しまとめてみたが、かなり想像がはいっていることを勘弁願いたい。

①噴水の前のロミオ・・・・・愛に満ちたりたところと不安な様子が表現されていて、おそらく噴水の周りを考えながら歩いているような感じだ。

②ジュリエット・・・・・冒頭のフルートはおそらくジュリエットを表現しているのではないだろうか。
チェロが少し不気味な音楽を作り、ジュリエットの心の中を描き出す。
しかし舞踏会にも興味があるのか3拍子のワルツが時々聞こえてくるが、すぐに不安が高まってしまう。
第五なロメオでも出てきたモチーフが現れ、愛の予感をが暗示させる。

③ロメオとジュリエット・・・・・ロミオとジュリエットの愛が始まる音楽で、フルートがジュリエット、ヴァイオリンがロミオを表すのだろう。
2人は惹かれあうが時々憎しみ合っている家jのとが特にジュリエットは気になるようだ。しかし愛が高まるにつれそんなことは忘れていく。
分散和音とグリッサンドが2人の愛の強さを物語るか。

④ジュリエットの墓の前のロメオ・・・・・いきなり悲痛な和音で始まり、ロミオの悲しみにくれた表情を奏でる。時々強めに入る金管はなにかロミオの意思を表現するようで、それは死の決意だろか。
中間部は過ぎた日の2人の愛の思い出が出てくるが、結局はは強い決意と「家」同志の反目親への恨みのようなものも聞こえるようだ。

⑤ジュリエットの死・・・・・明るい音楽、これはジュリエットが目覚めた瞬間の音楽であろうか。
いつか暗い音楽になるであろうと思ったが、最後まで悲痛な音楽は聞こえてこなかった。
ロミオの死を知ったジュリエットだが、ロミオの死ぬほどの愛を感じ、幸せに死んだということなのか。
最初はハッピーエンドの設定を改定し、悲劇に終わらせた矛盾が出たのか、その検証は面白そうだ。

しかし原曲だと長すぎてコメント不能だろう。

abend様
お次はスメタナの「モルダウ」でいかがでしょう。

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by noanoa1970 | 2012-03-11 18:21 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(1)

Commented by Abend5522 at 2012-03-11 22:08
sawyer様、こんばんは。
優れた編曲者でもあるストコフスキーの実力が、遺憾なく発揮されていますね。一幅の絵巻を見る思いです。編成を小さくしたNBC響の音は、1954年の録音とは思えないほど瑞々しく、曲の構造がよくわかります。

『モルダウ』、受けさせていただきます。