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番外編・・・これも広い意味でのDRAC興亡史か

大学時代のサークルDRACの後輩がfacebookと自分のブログに大瀧詠一の「ポップス普動説」対談をタイプ起こして投稿した。

それを読ませてもらっていろいろな思いが頭を駆け巡ったが、先ずは後輩がその記事
をネット上にUPした狙い、大瀧の理論(自説というか仮説というか)に対するする彼自身の意見はどうなんだろうということが気になったことであった。

SNSやブログをどのように利用しようがそれは自由であることは十分認めるのだが、
今まで彼のブログを拝見し、彼の能力の高さを認めていたから、彼自身の意見があるはずなのに、大瀧の「ポップス普動説」の紹介に止まったことが正直不満であった。

小生の場合、ブログは音楽についての記事が多いが、それはその音楽ないしは音楽に対してのさまざまな志向と向き合った時、自分の想いや感想、演奏についてなどなどをまとめるためと、そういう作業の中で新しい発見新しい価値観の創造を期待してのことで、そういう過程から新しい知見や感性も芽生えてくることが多いからである。

適切か否かわからないが、誰かがある本の紹介をしたとして、自分の評価や印象を全く書かずに、その本の全文を書いてUPするかといえば、2つの意味でそんなことはありえない。
1つはタイプ起こしの問題、1つが紹介の背景や読後感想、評価なしには紹介は成り立たないからである。
紹介するのだから読んでほしいわけで、それには紹介者が紹介する理由がなければいったい何の目的があるのだろうと紹介されたものと同等に気なるところだ。

後輩の投稿は特定の読者へのインフォメーションであろうと思ったりしてみたが、小生が拝見したのが、Facebookの投稿だったから、特定の人というよりはfacebook参加者に開かれたものといってよいだろう。

ブログを更新したということがFacebookに投稿され、それを読んだ小生は、そこからリンクでブログに入ったのだが、コメントはたぶんブログにしたほうが良かったと思うのだが、Facebookのコメント欄に書いた、というのはFacebookの読者にもわかりやすいと考えてのことであった。
このあたりは非常に難しいところで、小生の場合は、MIXIとブログを連動させているから、MIXIの読者はMIXIからも入ってこれる、しかしFacebookの場合は、彼がやったような手段しかないから、多くの人に読んでもらおうとすると、更新のお知らせという具合に投稿するほかはない。

さらにもう1つ問題があって、Facebookの中に学生時代のサークルの後輩によって「グループ」枠が作られ、現在20数名が参加している。
しかしここは独立しているために、グループの投稿者(小生もそうだが)が投稿するとき、一般枠に投稿するかグループ枠に投稿するか迷うことがある。
一般枠の友人とグループ枠の友人すべてに伝えようとすると、先に言ったように両方の投稿か、一般枠の投稿にしてグループの人間も一般枠で読んでもらうということになる。

そこでコメントはどちらにするほうが良いかという問題に対しては、今考えるとFacebookのコメント欄に投稿したのが小生の判断ミスで、大本のブログにコメント投稿したほうがよかったのだろう。

以上のようなSNSの問題はあるが、運用でうまくやっていくしかないが、重要なのはコメントのつながりで、「いいね!」で終わらないものは、お互いにそれなりの意見交換というニーズがあるからだから、第3者までを顧慮しなくても、つながりがなければ何をやっているのか、さっぱりわからないということで、これはストーリーがわかりやすい昔の掲示板のほうがよかったので、SNSの掲示板機能強化を望むところだ。

無いものねだりしても仕方ないので、誰かの意見が欲しいと思っての投稿、というよりその投稿内容に対しての反応を示しやすい良いうに、「このことについてどう思うか」という具合にたくさん書いてある中から絞っておくか、あらかじめ絞った投稿をするかが必要かもしれない。

そうでなければ普通は、おそらく投稿者は何らかの反応を望んでいるとみるほうが当たっているのだと小生は思う。

コミュニケーションという観点からはどのSNSもあと1歩で今後の改善が望ましい。(時間的制限などあるチャットのサービスで満足してもらっては困る)

そういう意味でもその投稿の狙いがわかるようなことを、さりげなく書いておく必要もあるし、「コメントはここへください、コメントはいりません」とか何等か伝えないと仕方がないであろう。

いったん投稿すればそれが読者にどのように受け取られるかわからない世界だから、神経を使う必要は、いまのところはあるように思う。

以上のことを少し踏まえながら、今後小生が読んだ大瀧(大瀧詠一)の「ポップス普動話」について理解したことしないことなど1テーマに絞りながら書いていければいいと思っている。

by noanoa1970 | 2012-03-11 10:01 | DRAC興亡史 | Comments(0)