音楽の清涼剤

ローランサンの「鎮静剤」からヒントを得て今日は「清涼剤」を探して聴くことにした、
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涼しげな音楽はないものかと、引っ張り出したのが、「プーランク」のバレー音楽「めじか」
ディアギレフの依頼で作曲し、舞台衣装は、このジャケットに用いられた絵の作者と同じ「マリー・ローランサン」だという。
また振り付けはかの「ニジンスキー」というから豪華キャストが勢ぞろいである。
1923年に作曲され、24年にロシア・バレー団により、モンテカルロのオペラ座で初演された。
ジャケットの絵は、ローランサンが「めじか」の衣裳のためにに描いたものだろうか。「鹿」の影がハッキリとバックに描かれていて、愛らしい女性たちが「鹿」の化身であるかのように思わせている。

ロゴ書体といい、ローランサンの絵のトーンといい、、このジャケットにうってつけである。
「ジャケット大賞」がもしあれば、上位にランクされること間違いなし。

夏の少しけだるい午後、突然のようにおとづれる、コケティッシュでチャーミングな若い女性が軽快でシャレたリズムとプーランク特有のウイットの有るメロディにのって踊る様子が、プレートルの小粋な指揮振りと、コンセールバトワールの澄んだ音で繰り広がる一服の「清涼剤」のようである。
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by noanoa1970 | 2005-08-11 07:15 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)