コンヴィチュニーの音源、これがもし事実だとすれば・・・・No.1

たびたび訪問いtだいて鋭いコメントを頂戴している、abendさんとの発展的コメント会話から、仰天するようなものが飛び出してきた。

もしもこのことが真実だとすれば、すべてのコンヴィチュニー愛好家が50年近くも、騙され続けてきたとうことになってしまう。

話の発端は、コンヴィチュニーがVSO(ウイーン交響楽団)を振った「ジークフリート牧歌」の視聴感想を書くつもりが、この音盤がCD復刻されているか否かを確かめようと、WEBで調べると、某氏が某CDショップのためにの書いたものの中に、以下引用『ワーグナーの「ジークフリート牧歌」というのもある。国内で出た実績のあるものはウィーン交響楽団のものだが、古いレコード総目録にははっきりと「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」と記されている。』とあるのを発見した。

ジークフリート牧歌と同じVSOを振って、LGO(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団)との録音は、実はVSOとの録音であったと、以前から問題となっていたことに関しての、某氏の、ブルックナー4番の審議問題著述の中に、ジークフリート牧歌にも及ぶ話しがあり、またも新たな真偽問題かと、そのことに話が進みそこから論点が逸れ、視聴感想ではなくなっていった。

某氏が某大手CDショップのサイトに、そして同じ事をCDライナーノーツでも書いているように、コンヴィチュニーのブルックナー4番真偽問題が、VSOの演奏であったと結着し、そして取り違え事件の犯人は「うっかりミス」であったと言う記事を書いた。

小生は真偽問題があからさまになった10年以上前から、どうも府に落ちなかったこともあって、今回もデータ源がハッキリしてないことに対し、批判めいた文章を書いたが、其れ以上に、レコード販売会社自体からの、なんらかのコメントが一切ないままに、再復刻CDを出したことに少々怒りとイラツキを感じた。

そういう中、もしその事が事実だとすれば、過去からのレコード会社の、犯罪といってもいいぐらいの行為が明らかにされるものを掴んだのであった。

その発端は、abendさんが有るサイトで発見したことを、コメントで教えてくれたことに始まる。
『WRC傘下のR.M.C(Recorded Music Circle)というところから出ているウィーンSOとのイギリスプレス盤ですが、「モノラル」と明記されています』

初期盤でもある音盤がステレオでなくモノーラルで発売されていて、ある輸入中古LP専門ショップでも、才初期盤と言われる音盤はモノーラルで発売されていると言うことに気が付いたということだった。

この問題は「田園」のLGOとの演奏に、ステレオ録音とモノーラル録音で別ヴァージョンの有るナシの問題が最近あって、視聴した結果、小生のは、別ヴァージョンという結論に至ったが、それとよく似た問題でもあったので、その時からコメントでこの問題に関わられたabendさんも、注目していたことだったから、オリジナル初期音盤が、モノーラルということの意味を知りたいと思われたに違いない。

結論から言えば、コンヴィチュニー/GLOのすべてのETERNA録音はモノーラルで、ステレオ録音とされるものは、モノーラル録音の擬似ステレオ化されたものであるというものだ。

このことについて言及したのは、有る輸入盤専門中古ショップの解説であった。

それによると、コンヴィチュニーの録音による音盤の初発売、所謂初期盤は、全てがモノーラルで、セカンドヴァージョンも、モノーラルの場合がある。

その後同じ音源のステレオ盤が登場するが、マスターテープがモノーラルだから、其れは擬似ステレオであるというのだ。

客観的根拠として、ドイツシャルプラッテン傘下のETERNAに、ステレオ機材が導入されたのが、1960年代半ば1964年である(ETERNA国内代理店徳間ジャパンの音楽関係者談)から、1964年以前の(コンヴィチュニーは」1962年死去した、)録音はステレオであり得ないとも言及した。
したがってコンヴィチュニーのすべてのETERNA録音はモノーラルであったということになる。

ETERNA音盤が得意な、某輸入専門ショップは、オイロディスク経由で発売されたブルックナー4.5.7番、そして2番も全てオリジナルは、モノーラル録音で、なんと、5番にいたってはライブ音源でモーラル録音だと断定している。

abendさんは、以前からステレオ盤で発売された、ブルックナー4.5.7番を聴いた時、そのステレオ感に違和感を覚え、7番に関して、ステレオ表記であったが、モノーラルにしか聞こえなかったという。

小生もオイロディスクから発売の7番を聴いていたが、てっきりモノラル録音だとばかり思っていたにもかかわらず、ジャケットには小さな文字でSTEREOとキチント表記されているのを今になって発見した。

最後の録音だと言われる、ブラームス1番について、STEREO表記ではあったが、純ステレオ録音とは違い左右の広がりはあっても、平面的すぎたので、ブログに擬似ステレオかもしれないと書いたが、たちまちソウではないという反論があったことを記憶する。

コンヴィチュニーの録音音盤は、ステレオよりも、モノーラルで発売されたもののほうが音がヴィヴィッドであることを何度も体感したことがあるが、このことは先のこと、オリジナル録音がモノーラルの聴感上の裏付けとは言えないだろうか。

1960年代初期、死去する62年までののコンヴィチュニー/LGOの録音といえば、ブルックナーのいくつかとベト全とシューマン全、そしてブラ1、後はヴォイトブリック社から発売となったライブ録音がすこし有る。
大物は1962年日本公演のステレオ録音の第9である。

他にはコンヴィチュニーが外国で録音した、バンベルク響との新世界、VSOとのワーグナーや今回話題になっているブルックナー4番、リヒャルト・シュトラウス、チェコフィルとのシューベルト9番があるが、こちらは日本と同じステレオ録音である可能性が高いと思われる。

最近ではWEITBLICKが音源を保有していると見られる、フランツ・コンヴィチュニー指揮ベルリン放送交響楽団のブルックナー8番と併せて、ライプツィヒ放送交響楽団との9番がステレオ表記で発売されたが、モノーラルにしか聞こえなかったことから、販売会社によって後日、初期ステレオ録音のため、極めて手狭いステレオ感である、とのいいわけじみた注意書きが添えられたが、どう聞いてもモノーラルであることは間違い無いようだ。

満を持してスタジオ録音されたベト全、シューマン全がステレオ録音ということは、誰も疑ったことはないと思うが、某輸入専門店によると、1964年のステレオ録音に関する機材導入前になるから、話の経緯からの理屈からすると、ステレオ録音ではあり得なくなる。

ただベト、シューマン全集は、オランダフィリップス社との、共同制作だという話を聞いたことがあるので、もしそうであるのなら、フィリップス社の機材と技術によるステレオ録音であるという可能性も有る。
聴感上で擬似ステレオというには厳しすぎると思う所があるが、足掛け2年の録音に渡るとはいえ、曲目によって音質に差があるのは、とても気になるところだし、第9にいたっては明らかに継ぎ接ぎの音が聞こえるから優秀なフィリップスの手にはならなかったと思えなくもないから断定はできない。。

またDGによって録音され発売された、オイストラフ親子とのバッハ、そしてブラームス、チャイコのvn協奏曲などは技術水準からも聴感からも、完全ステレオ録音であるといって良いと思う。

ただし以上のETERNA録音でのことは、レコードオリジナル初期盤が全てモノーラルでの発売であることと、ETERNAの機材のステレオ化が1964年だったということを前提にしたもので、そうであるなら、答えはただ1つしか無い。

しかし小生は、その機材が何を指しているのかによって、展開がずいぶん異なり、後に発売となるステレオ盤が、大元からのステレオなのか、モノーラルからの擬似ステレオであるかの決定に関わってくるものと思っている。

例えば、機材が録音機材そのものではなく、カッティングマシーン周辺で有るとすれば、録音は2CHで出来ていた可能性があり、諸事情で、初期盤はモノーラル発売となったと考えられる。

その理由として、60年代は家庭用ステレオ装置が普及しつつあった年代、60年代初期は、まだ電気蓄音機が主流だったから、ステレオ盤は聞くことがかなわなかった、したがってステレオ盤はオールマイティではなかった。
しかしやがて急速にステレオ装置が普及しだしたその時に、ステレオ盤として再発されたのではないかと思うところもないではない。

米国のジャズレコードメーカーも、イギリスのビートルズのアップルレコードも、録音は2CHだったが初期レコード発売はモノーラルであり、少し時間を置いてステレオ盤で発売された。

我が国においても、市場に同じ音源のモノーラルとステレオ盤が両方存在したことは、小生も経験したことだ。国内初のステレオ録音発売とされる、尾高さんのフルート協奏曲を含むN響の日本人作曲家の音楽録音でさえ1960年のことだから、2CH録音は東ドイツでも可能であったかもしれない。

また仏では、シルヴェストリの新世界がモノーラルとステレオで発売されたが、新たに演奏したものをステレオ盤として発売したから、2つの異演奏が存在するということになっためずらしい例だ。
そんなことをわざわざする必要がないはずだから、同一演奏であるといった人もいたが、2つの音盤を聞き比べるとまったく違う演奏であった。
何かの事情でモノーラル録音しか出来なかったのが、ステレオでどうしても発売したい理由が有ったと思われるが両方共仏ディスク大賞を受賞している。(技術的な問題があったのか、擬似ステレオされなくてよかった)

いくら東ドイツだからとはいえ、西欧諸国に追いつき追い越せという国策の、国営シャルラプラッテン傘下のETERNAが、西を意識しないで機材で後塵を踏むということは、すこしの遅れならともかく、西の2CH録音開始が1958年からとすれば、1965年ぐらいまでの6.7年間もの遅れとなるが、それだけの遅れが東ドイツにあったということはあまり考えられないし、ETERNAの音質は、世界最高水準で初期盤はとくにファンが多いし、評価も高いから、西欧諸国と同じような機材、それなりの物を使用したと考えて良いのではないだろうか。

ETERNAの代理店、徳間ジャパンの関係者情報では、ETERNAがステレオカッティングマシンを導入したのが、1964年であったとのことだが、録音装置とは違うから、録音自体は2CHステレオで出来ていた可能性もある。

そのことを補完するかのように、その中古ショップの解説には、(そうは言いながらも、録音が非常に良いからか)ひょっとすると、もとは2CH録音であったのかもしれないという言及があった。

推測すれば、1960年代のETERNA録音は2CHステレオの可能性が高く、販売戦略上、初期盤はモノーラルでの発売であったが、のちにステレオ盤で再発された可能性もある。

コンヴィチュニーはその過渡期の時代の人であったから、モノーラルとステレオ録音が混在するが、ステレオ録音は極少数であろう。
しかしある時期、比較的優秀なモノーラル録音を、擬似ステレオ化したことは、販売戦略上差別化としてあり得ない話ではない。

ブルックナー7番のように、擬似ステレオにもなってない(と思う)ものを、ステレオ表記したことは、別の理由があったと考えられる。

ブルックナー5番は、モノーラルライブ録音であるものを、当初から擬似ステレオにして発売したという仰天話を解説に書いたものを見たが真実は如何に。

さらに最近発見された、オリジナルマスターテープを修復しデジタルリマスターして復刻再発したVSOとのブルックナー4番も、音質改善は低音が強調された以外言うほどのことはなかったし、左右の音の広がりはあるものの、以前のヴァージョンと大差がないし、フルートがあり得ないところから聞こえてくるので、擬似ステレオと言われても致し方ないところはある。
しかし録音がオーストリアで、しかも向こうの機材だったとすると、VSO(ウイーンフィルの当時の録音はすでにステレオであったから)完全ステレオのステレオ盤である可能性も出てくる。

abendさんから指摘していただいた、VSOとのブル4、新旧のLPCDを比較視聴した結果、以前のヴァージョンにあった、1楽章展開部第2主題がくり返されるところで、明らかにマスターテープの瑕疵が原因と思われる、弦楽器群のさざなみのように奏される音の途切れは、今回のヴァージョンでは無くなっていた(小生も確認した)から修復されたのだろう。

さらにコロムビアエンターテインメントのオイロディスクヴィンテージコレクション上の情報によれば、VSOとのブル4の音源は、オイロディスクの前身である、オペラ社が保有していたもので、オイロディスクの所有でなく、(オイロディスクが引きついだのか)という新事実が解説にあった。

ブル4にLGOの演奏はなかったという事が、最近事実化してきた感があるが、これだけごちゃごちゃした上に、新たな情報も飛び出してくるぐらいだから、何れもが決定的な根拠が無いものばかりなので、LGOとの演奏が存在した可能性も捨てきれない。

コンヴィチュニーは1952年、チェコフィルとブル4を録音していて、R・シュトラウスのティル同様に好んでいたフシがあるから、チェコフィル、VSOとの録音以外の、得意のSKDやLGOとの録音がないことのほうが不自然ではないか。
まして他のブルックナーの全てが、お膝元のオケとの録音なのに、4盤だけが異国のオケとだけの録音では納得が行く物ではない。

GOLのブル4音盤初出が1960年代半ば頃だと思うが、もしこの世に存在しないGOLとのブル4を語って、世の中に出したならば、GOLが黙って見過ごしただろうか。

GLOにブル4の演奏録音は存在しなかったのかを確かめるには、コンヴィチュニー時代のGLOのメンバーでコンマスだった、ボッセ氏あるいはズスケ氏が存命中に訊いておかねばならないことだ。

また某ETERNA音盤を得意とする輸入盤ショップが指摘したように、最初期盤はモノーラルで発売されたから、当該録音がモノーラルで、後に疑似ステレオ化しての発売であったとするなら、別の大きな問題を抱えることになり、(小生は他の理由で認めてないが)結着したとされている「コンヴィチュニーのブルックナー4番問題」は、オケが同じか否かも含んで新たな次元の問題が出ることになり、まだまだ解決からは、ほど遠いものになってしまう。

旧LP、旧CDと比較視聴した小生の聴感では、音は当時の水準だが、押しなべて、左右に無嫌味に広がるステレオ感は奥行きに乏しく、平面的で、楽器の位置がおかしいところがあり、ステレオ録音ではなく、モノーラル録音の疑似ステレオの可能性も捨て切れないと感じている。
擬似ステレオ云々は、電気信号解析で明らかになることだと思うのだが・・・・其れを暴くことは業界のタブーということもあるので、これ以上言及できないが、真実を知りたいものだ。

WSOとのブル4録音の保有者「オペラ」に関して、現在のところ、オイロディスク社の前身とだけ情報があるが、活動期間や範囲、他の音源、この音源の正式録音年月日などオペラ社の情報がもう少し欲しいところである。

オイロディスクヴィンテージシリーズで、オペラ原盤の復刻CDが、5点ほど発売となっている。

フルヴェンなどの昔の音源を、アナログ音盤の音のオリジナリティを重視して、最初期の音盤から復刻作成したCDを作っている某音楽評論家、大手CDショップに寄稿したものと同じ内容を、CDライナーノーツにも書いていて、新発見されたオリジナルマスターを修復使用したから音質が良いことを、ヴェールが1枚も2枚も取れたようだと、販売会社同様盛んに強調した。

前ヴァージョンの音盤と比較視聴すれば解る通り、低音部が強調され若干の改善がされたことはわかるものの、オリジナルマスターと強調していうほどの音質改善にはなっておらず、聴き比べなどせずイメージで言及したのではないかという疑いを持ってしまった。

オリジナルマスターとコピーしたサブマスターに大した音質の差が有るはずもなく、その後の処理に質の差は出るのだろうが、いじりすぎることなどはしないから、大幅に違うことなどあり得ないはずである。

この評論家、以前からプロとしてヤバイと思うな記述が散見され、今回のブル4での、お得意分野のはずの音響、前のヴァージョンにあった1楽章再現部の弦楽器群が、さざなみのように刻む音の途切れが、なくなったことには、いっさい触れていないことは、なにを物語るのだろうか。

自らCDを製作する某氏だから、、まともに聴いていたとすれば、気が付かないはずはないし、このことは音が良くなった云々と同様以上に、今回の新たなデジタルリマスターでの改善の大きなポイントであるように思うのだが、其れについていっさい言及してないから、ライナーノーツもその内容から推測されることだが、実際に聞いた上で書いたものなのか、非常に疑わしく感じられる。

膨大な量のヒアリング対象は承知だが、せめて自分がライナーノーツを書く対象ぐらいは、ジックリ聞いた上で文章にするのが最低のマナーであると思うが、評論家と称する人の中には、往々にしてこのベーシックな「聴く」ということを、怠っている人がいるように感じられて仕方がない。

いつもコメントをくれる方の情報によると、異なる某評論家が、実際の録音のオケを他のオケと取り違え、取り違えたオケについての評論をしたという事実を教示いただいたが、これなどは思い込みと実際に聴かずに評論したかいずれかで、どちらもプロの評論家としてやってはならないことであろう。
これに似たような例は、決して少なくないようだ。

かつてLGOとのブル4のライナーノーツを書いた評論家の長老W氏、彼のことを気遣ってか、少なくとも10年以上前、掲示板で話題となっていた真偽問題は業界のタブーとされた感があったように思うが、W氏の死去後、時効だとばかりに、復刻新発売とタイミングを合わせるように登場してきたのは、偶然であろうか。

ブルックナー4番の問題は「うっかりミス」が原因だから、結果として販売に携わった日本のレコード会社そのものに、直接の責任はないということを裏付ける情報を、新リマスターリングされた新ヴァージョンCD発売に際し、複数の場所で紹介しているが、この情報は恐らく新ヴァージョン発売のレコード会社がつかんだ情報ではないだろうか。

レコード会社がその情報を、某氏に伝えたと思われ、日本のレコード会社の責任はなっかったのですと代弁させ、過去の過ちを免罪する目的があった思ってしまうのは、新発売されたCDのライナーノーツにも同じ内容の記載をしていること、その内容をレコード会社が認めたという事になる。
というより、情報源はレコード会社だから、レコード会社の思惑通り、うまく某氏に代弁させたということだろうとつい推測してしまう。

したがって、今回新たに出てきた事のような、取り違え「うっかりミス」情報公開に、上記のような何らかの作為、意図があるのだろうと推測できてしまうし、50年もたった今頃になってでは、それほどの説得力は感じられない。

話をもどすと、ベト、シューマン全集盤は、一部に継ぎ接ぎした形跡はは認められるものの、ステレオ録音であろうと思われ、機材云々を判断根拠にするより、オランダフィリップス社共同制作説に説得力がある。

絶対的証拠とは言えないが、この全集の西欧での販権は、フィリップス社が持っていたし、後になるとフィリップス傘下のフォンタナレーベルで廉価盤としても再発売されている。
多分多くの方がフィリップスかフォンタナレーベルのコンヴィチュニーをお持ちのことと思う。

そして、販権をフィリップスが持ったことは、決して偶然ではなく共同制作が有ったのではという事実を裏付けるもののような気がする。(あるいはサブ原盤をフィリップスに売却したか)
ちなみに小生所有のLP全集は、フィリップスの原盤を使用したものである。

モノーラル録音された音源のうち、ステレオ録音であってもおかしくないような、年代の若いものの一部を、販路拡大を狙ったのか、擬似ステレオ化しステレオ盤とし販売し、それが何回も繰り返し発売されることになり、大元がモノーラル録音であることなど忘れ去られてしまったということもあり、ブルックナー5番も4番はその典型なのかもしれない。
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by noanoa1970 | 2011-11-01 06:28 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(3)

Commented by HABABI at 2011-11-01 21:01 x
sawyerさん、こんばんは。

 興味深い話題ですね。小生の持っているブルックナーの7番、DENONが1993年に発売したCD(COCO-75404)で、STEREOの表示がありますが、CDケースを包んでいた透明カバーに小さなシールが貼ってあり「このディスクは,モノーラル録音のオリジナル・テープを電気的にステレオ化したものです。ご了承ください。」と書いてあります。今もそのシールを取ってあります。楽器の配列が左右に並んでいる感じがほとんどせず、芯のあまりない音が、左右にふわっと広がる感じです。
 言及されていたブラームスの1番がシャルプラタンのMRC023のことかどうか分かりませんが、このCDは、広がりも定位もはっきりした、ごく普通のステレオ録音になっています。
 以上のこと、ヘッドフォンを使うとよく分かります。
Commented by noanoa1970 at 2011-11-02 00:21
HABABI さん、こんばんは
貴重な資料的情報有難う御座います。
1993年のCD、10枚発売となった「コンヴィチュニーの芸術」シリーズだとおもいますが、そうでしたか、表包装に・・・・ほとんどの人は破って捨てるでしょうし、オークションで落札うるとそのことは分かるはずもありません。すこし姑息な手段ですが、表記しただけ前進と言えます。小生の所有は其のかなり前に貼る倍された「ドイツ正統を伝える10人の指揮者」LPとベルリンクラシックスのCDです。CDは、さすがにステレオ表示亡くなってますが、LPは右上に「STEREO」と表示されています。小生は数日前やっと気が付いた次第です。だんだん時代と共に、共に正しい情報で対応しなければ不都合が有ったのでしょう。いつの間にか擬似ステレオ音盤もなくなったようです。ブル7はかなり録音が良いから、もっとうまく擬似ステレオにしたら、分からなかったかもしれませんね。
Commented by noanoa1970 at 2011-11-02 00:22
ブラ1はコロムビアダイヤモンドシリーズの詰め込み盤と歌劇場のイラストのジャケットの海外版CDを所有しています。最後の録音と言われるように、コンヴィチュニー/GOLの1962年最新録音ですが、其れにしてはあまりよくなくて、ベト全、シューマン全、1959から1960のなかで比較的良いものと比較するとかなり落ちるところがあります。62年の録音にしては首を傾げたくなるところが散見されます。音に艶がなく乾ききったようなのはどうしてなのでしょう。ブラ1は60年のライブ録音が裏青版で出ていましたが、迫力はあるものの、オケが荒く3楽章で破綻義理まで行ったような音楽となってしまっています。ただし弦楽器の艶はこちらのほうがあります。シャルプラタンのMRC023=Ars Vivendi MRC023 とするなら、小生は其れを所有しています。62年録音にしてはブル5並のあまり特徴あるものではないように思います。ブル4でなかった音の定位はしっかりしています。楽器の位置も特段おかしくはありません。演奏は・・・抜群の演奏でブラームス演奏の大きな指標の1つだとも言えますね。音楽が大きいです。