コンヴィチュニー/ウイーン響のジークフリート牧歌視聴感想のはずが、思わぬ方向に


ジークフリート牧歌について書くはずであったが、プロの文章についての所感となっていったので、そのまま続けました。(今回の話題は、個人に対しての所感ではなく、広くプロと呼ばれる人たちの執筆に対するものであることを、予めお断りしておきます。実例のほうがわかりやすいので、例をあげての記述ですが、名前も著作は伏せおきます。)

HMVの記事にある人物が「コンヴィチュニーの○○○」という文章を書いている。
エッセイ風の文章のも見えるから、神経質になるのもおかしいとは思うが、この話題こそ、今から10年前、参加していたクラシックの掲示板で論議されたことであったから、そして小生の取り分けて好きな指揮者の録音についての事だからである。

さらに、小生の実聴の結果から、ある推論をブログ上で展開した事でもあるからであった。

某氏の著述内容は、コンヴィチュニーのブルックナーの4番、かつてウイーン響とGLOとで発売された音盤が、実は同一演奏でウイーン響の演奏だと判明した顛末を書いたものであった。

きっかけは、この度リマスターされてCD再復刻となった音盤の発売にあたってだが、実はこの問題は、ネットの掲示板で、小生も含んだやり取りがあって、それは今から約10年前のことであった。
記憶の限りそれ以前にこのような言及した人におめにかかったことはない。

コロムビア・オイロディスク・ヴィンテージコレクションシリーズ第一回発売直後、小生はコンヴィチュニーの新世界及び掲示板で議論さめやらぬブルックナー4番をぜひとも発売して欲しい旨、コロムビアに問い合わせたことがあり、その時の回答は、今は未定だが、出来れば、来年辺りに発売したいというのがメールで帰って来た。

どちらの演奏でで発売されるのか興味があったし、今の担当者は、ブル4事件のことなど知らないだろうと思い、送ったメールで、ブル4の2つの演奏の真偽問題のことに触れておいた。

小生は、1993年「コンヴィチュニーの芸術」シリーズに、新世界の他と混じって、2つの演奏のブル4が復刻発売されたのを、何故に二種類も・・と不思議に思ったことがあって、後に掲示板でそれが同じ演奏であるとの話題となった時、その二種類のCDを入手して、手持ちの二種類のLPを加えて比較試聴したことがあって、聞いてみた結果からの見解をブログに書いたことがあった。

某氏は、この間違いの原因は、原盤保有者のエテルナがオイロディスクに5番7番のマスターを譲った際、オイロディスクが、一緒に発売するために出した自社の4番のマスターを、エテルナの5番7番のGLO表記に惑わされ、4番は本来ウイーン響なのにもかかわらず、勘違いしてGLOの演奏であるとしてしまったことにあるという。

すなわち、4番はオイロディスクが原盤保有者で、5・7番はエテルナが原盤保有者だったといい、オイロディスクが自社保有の4番を取り違え、GLOとしてしまったうっかりミスだったという。

某氏は、情報源について詳しくは触れてないから、今一つ信ぴょう性にかけると、小生は思うのだが、ゴタゴタしていたにせよ、自社オリジナルマスターテープ収録のオケを、果たして間違えるだろうか。
何重ものチェックが当然はいるだろうし、自社オリジナル原盤ともなれば、大切に扱い保管したことであろう。

また、そのような間違いでオイロディスクがGLOの演奏と誤表記したまま発売したとするなら、エテルナ側もないものであれば架空表示、存在するものであれば、版権侵害などの問題があるから、黙ってはいないだろうことは誰でも推測できること、また何らかのリアクションが有ったはずである。

しかしその後もこの間違い表記のGLO盤とウイーン響の2つのブル4は、日本にも入ってきたし、コロムビアが国内盤として発売し、さらに1993年のCD復刻のコンヴィチュニーの芸術シリーズにも、両方がはいっていたのだ。

うっかりミスにしても、オイロディスク、エテルナのいずれか気づいたはずのことを、50年たった今、うっかりミスだったと言われても、到底納得できる物ではない。

小生はオイロディスクが西ドイツや自由主義ヨーロッパ圏向けの販売戦略上、GLOの演奏であると表記したほうが得策であると判断した結果なのではないか、あるいは元々2つの別演奏録音があったのではないかとと推測している。
コンヴィチュニーは、SKDかGLOでこそコンヴィチュニーといえるから、どうしてもGLOの4番の演奏を、オイロディスクが販売したいとの希望から並列発売としたのではないだろうか。

音源が1つか2つかという問題があるが、小生は2つあったが、それぞれに瑕疵があったのではないかと推測している。(これに関しては拙稿http://sawyer.exblog.jp/9913498/審議問題は本当に決着したのか)に記載した。

小生は、今回真実として明かされたことは、誰かが意図的に流布した情報の可能性もないとは言えないと思ってしまう。

情報源がハッキリしないだけに、小生は某氏の得た情報に納得してないことは、先のブログに再三書いたが、本日はそのことよりも、その文章で同時に触れられている、レオノーレ2番の序曲が、バンベルク響と表記されたものと、LGOと表記されたものがあるが、両者は同じ物のようだから、○林直○氏は、「今度はエテルナがオイロディスクから原盤を借り受け、そこでうっかりバンベルク響をゲヴァントハウス管として保管してしまったのだろうか。」と少々皮肉を込めた口調で、エテルナのうっかりミスのように語っている。

「ブル4はオイロディスクのうっかりミスで、レオノーレ2番序曲はエテルナのうっかりミスであった」そんなことがまともに信じられるほど、たとえ素人の視聴者でも、そんなに甘くはないし某氏にしても本音はちがうところにあるに違いない。

この度のうっかりミス説、少なくとも説得力があるものとは言えなく、それよりも意図して、あるいは必然性があって、そうしたとの推理のほうが、的を得ていると思う。

レオノーレが同一演奏か違うかは、いずれヒアリングして別途小生なりの意見を述べたいと思う。

これに類する話はまだまだあって、
某氏も言及した「田園」については、小生も昔から気になっていたが、モノーラル音盤が廃棄されてしまい、確認が出来ぬまま、最近再入手できたので、早速比較試聴の上、結果をすでにブログに書いていて、結論は2つの理由で別演奏であるとした。

某氏は、どの音盤で比較したのかはわからないが、異なる演奏であるとの断定を避け、ピッチノ狂いがテンポの差である可能性について触れ、ピッチを合わせるとひょっとすると・・・と同一演奏の可能性もすててない書き方をしているようだ。(外見的判断ばかりでなく、プロと称するのだから、演奏内容からの判断はできないものかと、思ったが、某氏のお得意は、音響のようだから仕方ないかもしれない)

さてようやく本題、本日取り上げた「ジークフリート牧歌」。
某氏は、「そのほか、ワーグナーの『ジークフリート牧歌』というのもある。国内で出た実績があるものはウィーン交響楽団のものだが、古いレコード総目録にははっきりと「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」と記されている。この曲のゲヴァントハウス盤というのは存在しないので(少なくとも正規の録音では)、これは目録の誤植ということも考えられる。と記述した。(以上HNV寄稿文から引用)

「昔の情報にはには時々誤りがある」誤りの原因は様々だが、うっかりミスが多かったので誰の責任でもないということを言わんがためのダメ押しとして、ジークフリート牧歌の例を出したのだろうが、不完全な情報ならば、書くのは止すか、そうでないなら情報源を明らかにすべきであろう。

(少なくとも正規の録音では)とは、私は知らないが、他にもあるかもしれない、ということを言いたいためであろうが、正規でも非正規でも関係のない話、ここは有無を話題にしているのだ。非正規でも存在が確認できれば、あるということに他ならないから、断定は避けなければならない。

この曲のゲヴァントハウス盤というのは存在しないので(少なくとも正規の録音では)、という言動は、非正規録音ならば存在しているのか、存在しないと断定する根拠は何かが問われることになる。

厳しいことを言うようだが、ものを書いて収入を得ているプロだから文責は付いて回る。

「古いレコード総目録」によると言われても、それが何か、シュワンンのカタログを指すのか、いつの年代のものか、一切記載がないが、その目録の更新後に発売された演奏録音が記載されるはずがないのだから、その点は重要ポイントである。

「はっきりと書かれている」とあるから情報源はしっかりとしたものがあるはずであると思う。

エッセイ風の文章とはいえ、必要な情報源を省略しての言及が多く、プロの文章とは到底思えないが、古いレコード総目録が、シュワンのカタロググなのか、何であるのか、いつのものなのか、記載していただきたいし、総目録に記載があるこの曲のGLO演奏が存在しないと断定する理由の説明は合理性を欠く。

目録の誤植だとする根拠は、その理由にあたると思われるものを読んでも、非常に薄く、説得力に欠ける、

存在しないと思っていた音源が、続々登場する現状で、よくもそのような根拠で断定ができるものだと、あきれてしまう。

うっかりミスの色々な場面を続けて例に出すことによって、我々が受ける思いは、「レコード会社は信用できない」ということになり、過去の過ちが不可抗力だったかのように、今こういう事件の真相なるものを明るみに出し、取り違え事件の弁明として書いたものが、逆効果となってしまったことに気が付かないのだろうか。

当事者であるレコード会社のコメントは、一言もなく、この情報提供が免罪符と、なし崩し的になることを意図したのか、リマスターされた音盤を復刻発売したが、1993年まで発売し、両方購入したユーザーに対するお詫びの気持ちもないのだろうか。
海の向こうのレコード会社の落ち度であるから、関係がないと、事の真相を公開までして、いっているようで、腑に落ちない。

ドイツのいずれかのレコード会社の誰かが気が付いてないはずがないことを、50年後の今まで何故黙っていたのか、ランドフスカとリパッティの例もあるから、昔の話とはいえ、関係したものとしての態度はあるだろうと、小生は思っている。

「コンヴィチュニー/ウイーン響のブルックナー4番復刻発売にあたって」とする、真相なるものを含めたコロムビアの見解を、表明するのが責任ある会社組織、顧客に対するCSであると小生は強く思っている。

もっともコンヴィチュニーに非常な興味をもつ人は、そう多くはないであろうから、見過ごされる可能性も大きいのだろうが。

素人の妄想推理であれば、なんとも思わないが、原稿書いて収入を得ているプロなのだから、推論だけの物言いは勘弁願いたいし、あるデータに基づく言論であれば、その出典を教えていただきたい。

小生はなにも某氏を個人攻撃をしているつもりは毛頭なく、例を上げたに過ぎなく、音楽周辺を職業にし、原稿を書いたり、解説を書いたり批評をしたりして収入を得ている、所謂プロに対しての物言いだと思っていただきたい。

書いた某氏ばかりでなく、過去のこととはいえ、その歴史を引きずっているレコード会社の、このことに対しての見解が一切ないまま、大手CDショップのWEB上で、情報の出自も明確でないまま、音楽関係者が書いたもので、よしとするのは、間違いのまま販売し続けたレコード会社として、許されるべきことなのだろうか。

某氏が、昔の情報、データーには不可抗力の間違いが多いということを言いたかったことは理解できるし、間違いが割りと多かったことは認めるものだ。

しかしどうもそれを強調しすぎるのは、リマスター盤発売において、過去の失敗を帳消しにするための、免罪符であるように受け取れないこともなく、その片棒を担いだのが某氏であるといういやな推測も出来てしまう。

文字情報はいろいろ悪さをすることが多いから、そうであるならば、外見的情報によって判断するのは避けて、ひたすら聴いて聴き分けて、その上での参考として活用するしかないのではないか。

さすれば誰も断定情報としては認知せずに、その人物の耳にはそのように聴こえるが、自分はどうなのか聴いて確かめようとするアクションになるというものだ。

プロと言われる業界人たち、実聴することを隅に押しやる傾向にあるような気がしてならない。
小生が読んだ某氏の著述も他の人のものも、おしなべて、自分の耳で感じたことからの言及が殆ど無く、客観的であることが良いことであるように、錯覚しているのではないかと思うぐらいに、外見的情報を主とした言及が多いのはなぜなのか。

評論と言うより解説だから、自分の意見が全くといっていいほど無い。
業界も己の喪失の時代なのか。

GOLとウイーン響2つのブルックナー4番を実聴した結果、同じ演奏に聞こえたか、違う演奏に聞こえたのか、それが原点ではなかったか。

音楽が相手なのだから、聴いた上での言及や判断を避けるようでは、素人同然以下、とてもプロであるとは言いがたいと思うのは、小生の偏見だろうか。

プロと呼ばれる人物たちが、どのような感性の持ち主なのか、我々は知りたいし、かつてはそういう物書きがかなり多くて、面白く刺激を受けたことが多かったが、現在はそれを避けるようで、参考とできうるもの、刺激をうけるようなものが極端に減ったと感じるが、違うだろうか。
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by noanoa1970 | 2011-10-25 14:31 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(58)

Commented by Abend at 2011-10-25 20:58 x
sawyer様、こんばんは。
そのH氏の文章は私も読み、一蹴しました。重大なことに関して、当事者でもない者、つまり非難されない場にいる者が、当事者を主語にして「うっかり」などということ自体が誤りで、H氏は正直に「わからない」と書くべきだったのです。
ウィーンSOとの『ジークフリート牧歌』は、リストの『前奏曲』と一緒に収録されているものでしょうか。『前奏曲』の方は、学生時代に友人からカセットにダビングしてもらったのがあったはずですが、『ジークフリート牧歌』は未聴です。H氏の言う「古いレコード総目録」は、私の場合レコ芸1972年1月号付録「作曲家別洋楽レコード総目録」ですが、『ジークフリート牧歌』は載っていません。『前奏曲』は、メンデルスゾーンの『スコットランド』とカップリングのものが載せられています。ウィーンSOとのブル4も載っています。1971年11月発売のC-OS2547とあります。
Commented by Abend at 2011-10-25 21:23 x
続きをお許し下さい。
コンヴィチュニーのブル4問題ですが、LPではLGO名義、VSO名義の双方ともに、第1楽章再現部の金管トゥッティ寸前に傷(というより、テープの繋ぎ目のような)がありますね。ヴィンテージコレクション盤では12:03のところですが、こちらではそれが聴取できませんでした。この、テープの繋ぎ目のようなものが、新発見マスターテープには無かったのか、それともカッティング段階で修復したのかが、私にはわかりません。
それから、妙なものを見つけました。下記URLにある20番目のLPが、R.M.C(Recorded Music Circle)というところから出ているウィーンSOとのイギリスプレス盤ですが、「モノラル」と明記されています。これが本当だとしたら、謎が深まります。ダイアモンド1000シリーズ盤の『田園』をジャケ表記どおりステレオと思った人が、コンヴィチュニーの芸術盤を「ステレオをモノラルで発売したのか」と書いているブログを見たことがありますが、R.M.C盤のブル4が本当にモノラルだとしたら、同じような珍説も出そうですね。
Commented by Abend at 2011-10-25 21:29 x
申し訳ありません。R.M.Cの件のレコードが載っているURLを忘れました。下記のとおりです。

http://eurojapantrading.com/Record/OtherLabels/Record_OtherLabels.htm
Commented by noanoa1970 at 2011-10-25 22:33
Abend さまこんばんは
コンヴィチュニーノ「ジークフリート牧歌」は、ダイゼンシュウのワーグナー管弦楽集のB面に収録されており、録音年も書かれていませんが、録音状態から推測すると、バンベルク響との「新世界」とほぼ同じ1960年代初期のように思えます。ステレオ録音と表記されており、擬似ステではないように思います。
小生は他にウラニア盤の音源のLPを所有していて、こちらはモーラルで、ザクセン州立歌劇場管(ミュンヒェン国立歌劇場管)との演奏録音です。リストは前々から入手したく思っていますが、未だかなえられていません。リストと一緒に入っていたとすれば、エテルナ盤の可能性が高いと思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-25 23:03
続きです、
ブル4問題ですが、リマスターリングによるコンヴィチュニーの「新世界より」のライナーノーツを見て、あまりにもひどい文章だったことに憤慨して、http://sawyer.exblog.jp/9901748/に書いたことがあり、名前に記憶のあった人物でした。
その人物が性懲りもなくまたぞろ、このようなひどい文章を書いたことに、二重の憤慨が絶えなかったのです。
しかしそのことはともかく
ブル4問題で、小生が推論に至った背景としては、ベルリンクラシクス盤第9の1楽章中間で、継ぎ目のようなものが確認できること、そしてその前後で、録音状態がかなり違うように聞こえ、ステレオ感にも差があるように聴こえたことでした。テープを継ぎ足してマスターテープを作ったと推測し、その理由はオリジナルマスターテープに瑕疵があったため、サブマスターからいいとこどりしたマスターテープを作ったからと推理したことがあったからでした。今回ご教示いただいたブル4の継ぎ目、LPで確認したいと思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-26 00:03
また続きです
モノーラル表記のブル4をみました。
どうやらこのR.M.Cレーベルメジャーレコード会社ではなく、マイナーな会社が何らかの目的で企画したもののように思います。R.M.C:「レコード音楽愛好家サークル」とでも言うのでしょうか、特定の人対象に通信販売:昔のコンサートホールソサエティのような販売形態のものではないでしょうか。ステレオ録音モノーラル録音2つがあったとも考えられますが、2CHのステレオ録音を、まだステレオ装置保有者が少ない対象向けの企画ではモノーラルにして販売することもあったようですから、どちらかを判断するのはむずかしいでしょうね。演奏を聴きたいところです。コンヴィチュニーの田園ですが1993年のCD復刻ですから世の中は完全にCDのステレオ時代ですから、ステレオ盤をわざわざモノーラルにして発売することはなかったはずです。
コロムビアの保有音源の問題で、このモノーラル録音の音源しか使えるものが無かったのでしょう。このCDのライナーノーツにそれらしきことが記載されているかもしれませんので、ぜひとも入手したいCDです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-26 00:06
最後になります。
モノとステレオ両方があって違う演奏家同じかを意見交換した例としては、シルヴェストリ/フランス国立放送管弦楽団の新世界の演奏があります。録音年月日が不明なときでしたから色々議論がありましたが、聴感からは明らかに違う演奏でした。しかし両方共にADFディスク大賞を受賞していたことから、同一演奏ではないかという人も多くいました。
やがて録音年が明らかになって
1957年7月9・12モノラル録音
1959年10月20・23ステレオ録音
別演奏であることが確定的になったという経緯があったわけですが、演奏そのものからでなく、外形的な情報によって同じ演奏だと判断したことが、いかに間違いであったかを示す例であるとおもいます。シルヴェストリの場合は、真摯に演奏を比較視聴すればわかるはずの両者異なる特徴の演奏でしたから。
Commented by Abend at 2011-10-27 00:04 x
sawyer様、こんばんは。
ブル4のR.M.C盤は、UK WRCの中の一枚に入っていますね。英WRCレーベルが発売元のようです。R.M.Cのロゴマークが入っているとはいえ、文字列だけのジャケを見ると、以前所有していたフルトヴェングラー/VPOの海賊盤ブル4を想い出しました。しかし、調べていたら個人ブログにホルストとフィンジィの作品を収録した同レーベルのレコードがあるのを見つけましたジャケの仕様も同じです(こちらは、ジャケの右上にSTEREOのロゴがあります)。
Commented by Abend at 2011-10-27 00:40 x
続きをお許し下さい。
コンヴィチュニー/VSOのブル4の下にある2枚も英WRCからの発売でうが、これらもモノラルと明記されていますね。フルニエ、ヤニグロ&シェルヘン/ウィーン国立歌劇場Oのブラームス/ダブル・コンチェルトは、下記URLのページには1951年初発とありますから正真正銘のモノラルでしょう。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/eterna-trading/item5789608.html
次の、シヴィル&ケンペ/ロイヤルPOのモーツァルト/ホルン協奏曲全曲は、これも個人ブログに情報があって、1966年録音とのことでした。廃盤ですが、日本でもセラフィムレーベルでCDが出ていました。ジャケ画像が掲載されていますが、拡大できないのでステレオかモノラルかは不明です。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 11:31
Abend さまおはようございます。
いろいろお調べ頂きまして有難う御座います。
親レーベルから分離(独立)した関連グループレーベルは、特に廉価盤でみられましたね。フィリップスのフォンタナ、コロムビアのオデッセイ、など御存知の通り、例は沢山有ります。
親がWRCでそこからRMCが何らかの意図で分離(独立)した関連グループレーベルとは考えられないでしょうか。http://sawyer.exblog.jp/3215957/
WRCレーベルは、ジャズシンガー「ジェリ・サザーン」のレコードを持っていることに気がついて過去記事を検索しましたが、写真しかUPしてなかったようです。ジャズとクラシックが中心のレーベルのようですね。
一般のレーベルの雰囲気とはちがう雰囲気がして不思議に思ったレコードでしたが、ジャズ専門の店で1974年頃に入手しましたから広く発売されていたのかもしれません。コンサートホールとはちがうようで、小生の前言は訂正する必要があるようです。
ステレオ盤とモノーラル盤が混じっているとのことですが、理由は先に小生が上げたこともあって、その検証方法の1つは、録音・発売時期です。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 11:35
録音がステレオでもモノーラルで発売することは確かににありました。モノとステレオが混在する時期もあって、やがて全てがステレオとなったように体験しました。電蓄からコンソール型ステレオ装置へ過渡期、イギリスやアメリカと同じかはわかりませんが日本では1950年代後半から1960年代中期頃だと思います。WRCレコードの其々の発売時期が分かるともっと確実になると思いますが、ともあれ、コンヴィチュニー/VSOのブル4,モノーラルとステレオが同じ物か別モノかという議論は出てきて当然ですね。ご教示いただいたETERNATRADINGでWRCで検索すると、ERRATやエヴェレスト、EMIなど他社の音源が使われたものが多いようです。またSP復刻もあるようでした。プレミア価格ばかりで、販売数が少なかったから貴重なのでしょうか。
コンヴィチュニー/VSOは、恐らくWRCがオイロディスクから音源を借りRMCが発売したものと推理されますが、オイロディスクの差別化戦略なのか、モノーラルを安価に譲ったっのか。
もしオイロディクク以外の別音源だとすれば面白いですね。
聴いて確認したいところです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 11:36
追加です
http://blogs.yahoo.co.jp/ellingtonian123/24285087.htmlこのHP にジャズですが、ジャケットとレーベルの写真が有ります。
http://en.wikipedia.org/wiki/World_Record_Club
英文ウイキペディアにWRCの情報がありました。
何れにしても謎が多い業界で、我々の知らぬ所で、多くの動きがあったのだろうと思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 12:21
WRCの件、ウイキがリンクしない場合はWorld Record Clubで検索すると有ると思います。英文なので全てはわかりかねますが、おぼろげにWRCの傘下がRMCのようです。
競合はコンサートホール、販売形態は特殊通販のようです。
1965年にEMIが買収したように書かれています。
活動期間は1950から60年まで、ジャズとクラシック専門の会員制メールオーダーシステムの会社だそうです。60年以降RMCとなったかについてはよくわかりません。
Commented by Abend at 2011-10-27 18:58 x
sawyer様、こんばんは。
多くのご教示ありがとうございます。英文wikiにあるバーバーのVn協の拡大画像を見ますと、Division of THE WORLD RECORD CLUB LTD.とありますから、R.M.CはWRCの一部門のようですね。原盤のレーベル表記やSTEREOのロゴもありますが、コンヴィチュニーのブル4画像にも原盤のレーベル表記がありますが、拡大できないので読み取れないのが残念です。STEREOのロゴはありませんね。モノラルのブル4、解明したい謎ですが、情報が他に無いので如何ともしがたく、悔しい思いです。
ブル4から下へ15枚目にある、エテルナ・ブラックレーベルのLPがコンヴィチュニー/LGOとあります。モーツァルト/アダージョとフーガ、ベートーヴェン/大フーガは、CDでブラ1とカップリングされているものですが、「未完成」が入っているので「!」となりました。コンヴィチュニーの「未完成」については、sawyer様が以前触れておられたのを拝読したことがありますが、私は聴いたことがありませんので興味津々です。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 21:56
Abend さまこんばんは
エテルナトーディングの商品紹介で、コンヴィチュニー/VSOについて、
『コンウ゛ィチュニーは4番を最初チェコpo.とSUPに入れていた。LPV 122-3。これはその後の録音だろう。825 504で擬似ステレオが出ているが、これがモノラル・オリジナル。珍しいウィーンpo.との録音。音は悪くない。ゲウ゛ァントハウスo.とは、やはり弦の音色が異なり、少々華やぎを感じる。ハース版を使用。ベートーウ゛ェンと少々異なる大胆なスタンス。しかし、抑えたコンウ゛ィチュニー節は健在。どこまでも渋く、しかし、浮かび上がる真実味。素晴らしい音質!擬似ステの必要性はまったく無い。』
以上のように解説している。これが正しいとすれば、オリジナルはモンーラル録音だということになり、ステレオ盤は擬似ステレオということになります。オイロディスクとのW発売で、オイロディスクが擬似ステレオ、エテルナがモノ、ステ両方販売したということにもなります。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 21:59
続きです
某氏は擬似ステレオだとは見抜けなかったのでしょうか。オリジがモノーラルであるのが新事実とするならば、何があってもおかしくないので、VSOとLGO2つの演奏を繋ぎ合わせてLGOとVSOの音盤を作ったという可能性もまだ死んだわけではないと思います。コンヴィチュニーの未完成、LPが一度オークションでましたが落札できませんでした。メタモルフォーゼン同様是非ともい聴いてみたい音源です。旧ソ連が大量に持っていったとされる音源と、エテルナ保有の音源を合わせると、意外なほど多くのモノが出てくるような気がします。また米ウラニアも独自の音源を持っているはずです。スプラフォンにもチェコフィルとの未発表音源が・・録音データーが整ってさえすれば、どんなものでも出していただきたいですね。コヴェントガーデンの指輪は、残りジークフリートと黄昏を残すだけになりました。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 22:17
エテルナのチョット面白い表記です。
LABEL:東独ETERNA
RECORDNO:825 504
TITLE:ブルックナー:交響曲4番「ロマンティック」(原典版)
PLAYER:F.コンウ゛ィチュニー指揮ウィーンso.
MS:ES DISCS: QUALITY:S8/7
『コンウ゛ィチュニーは相当数のブルックナーを録音してうて、モノラル録音とステレオ録音とに分かれる。モノは820で’60年代に出ているが、’70年代になって、この黒っぽいジャケットシリーズで統一されて、擬似ステレオ化してステレオ録音と同時に出し直された。この4番は後の録音だった為か、真のステレオ。彼のブルックナーは、まったりしたところのないシャープな仕上げで、すっきりした良さがある。音質はSXL2000番台を連想させる高音質録音!チェコに続く2回目録音。OPERA音源?』


Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 22:17
>擬似ステレオ化してステレオ録音と同時に出し直された。この4番は後の録音だった為か、真のステレオ。・・この箇所からすると、モーラルのオリジンル盤があって、其れを擬似ステにした盤もある。
擬似ステ化音盤とステレオオリジナル盤が同時に発売されたとあるが、一方チェコに続く2回目の録音とあるから矛盾を感じますが。文章自体がよく分からないのでドウかとは思いますが。途中までの文脈からはチェコフィルを入れると3種類、あったことになると思いますが。モノオリジ、モノオリジノ擬人ステ、完全ステレオ

Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 22:30
ブル7の説明ですがこの中におどろくべきことが記載されています。GLOとのブルックナーは全てモノーラルであるといい、ステレオ用機材がエテルナ社に入ったのは60年代後半という。
小生は少しむかしブラ1を擬似ステではないかと書いたことがあったが、ちゃんとしたステレオだとする反論を頂いたことがありました。
ブル7に関して
『1958年モノラル録音。1974年に擬似ステレオとして825 060-1、Wジャケット黒盤で出た。コンウ゛ィチュニーはブルックナーをゲウ゛ァントハウスo.と4、5、7番の3曲を録音しているが、全てモノラル録音で、’70年代に黒盤として出たステレオ表記のものは擬似ステレオ。社に機材が導入されたのは、1960年代後半のことで、致し方ない。しかし、モノラルの音は滑らかで雄大であり、侮れない。音響に頼らない真の表現者としてのブルックナー。じっくりと語られるブルックナーにこそ真髄がある!』
上の表記が正しいか否かはわからないが、機材導入が60年代後半というのが事実とすれば、信ぴょう性が増すことでしょう。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-27 22:30
(他社の録音を借りたということも考えられるので断定は出来ませんが)だんだん闇に入ってきてしまったようです。モノのブル4は聽かないで済まされませんね。
Commented by Abend at 2011-10-27 22:48 x
sawyer様、ありがとうございます。
国内初発LPの4・5・7番のジャケが、東独ETERNA825 504のジャケをベースにしていることが確認できました。4番(Colombia OS-2940-K)の音・録音が5・7番に比べて明るく、録音も良いことは、これらを購入した1974年の時点で知っていましたが、高校生だった私には、オケが異なるのかも、擬似ステなのかもという考え自体が湧きませんでしたが、4番・5番・7番の順に買って行き、段々録音が悪くなっている(7番などはモノラルくさい)と感じたものでした。同じようなことは、べト全のLPにも感じました。「田園」だけが妙に明るく音質が良く、第九などはレンジが狭いと思ったものです。
Commented by Abend at 2011-10-27 23:09 x
先程、「7番をモノラルくさいと感じた」と記しましたが、直後に7番の驚嘆すべき情報をいただき、心が燃え立っております。
>、’70年代になって、この黒っぽいジャケットシリーズで統一され>て、擬似ステレオ化してステレオ録音と同時に出し直された。
つまり、国内初発の4番(1973.12)・5番(1974.4)・7番(1974.7)も、これを踏襲してジャケが統一されていたことになりますね。3つの国内初発LPは、曲目解説以外は藁科雅美による同じ解説文が載っており、冒頭には、この録音が「昨秋、ミュンヘンに本社がある西ドイツ有数のレコード会社Ariola-Eurodisc GmbH」から発売されたとあります。最初に発売された4番が1973年12月ですから、オイロディスクからはその「昨秋」である1972年秋に発売されたこととなります。
R.M.Cのモノラル盤から、謎が謎を呼ぶ展開になりましたね。
Commented by Abend at 2011-10-28 00:14 x
sawyer様
C.C.Cレーベルの「アート・オブ・コンヴィチュニー VOL.2」にブル5とブル7が入っていますが、5番は1961年ステレオ、7番は1958年モノラルと記されています。DENONのコンヴィチュニーの芸術シリーズでは、7番はステレオと表記されていますが、一聴してモノラルとわかりました。
ミュンヘン国立歌劇場Oとのワーグナー管弦楽曲集ですが、オークションには2種類出品されていますね。1つはジークフリートのドラゴン退治の絵があしらってあるvol.1、もう1つはノートゥングをイメージした絵があしらってあるvol.1、2ですね。両方ともURANIAとありますが、前者にはウラニアの竪琴ロゴがあるのに対して、後者には渦のようなマークがあり、しかもSTEREOと記されています。ミュンヘンとのワーグナーは13曲録音したようで、CD-R復刻盤専門のリヒトホーフェンによる2CD-RがアリアCDから通販で買えます。その説明文にはこうあります。
>1940年代後期スタジオ録音  URANIA LP URLP 7063
> 7065 7069  ウラニア盤の復刻
つまり、元LPは3枚構成だったわけですね。1940年代後期でステレオのはずはないわけですから、STEREOと明記してある方の渦マークのURANIA盤とは何なのでしょうか。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-28 07:57
Abend さまおはようございます。
先ずはミュンヒェンのコンヴィチュニーの件ですが、
ヤフオクニ出品されているものにちょうどジャケ違い、モノ・ステ2種類の出品がありますが、小生の所有はモノのジークフリートらしきイラストのジャケです。ノートンの大写しジャケがステレオ表示の理由は擬似ステ(さきがけの米国の技術なのか)としか考えつきません。このウラニア盤にはvol、voll2の表示がありますからvol3まで本来はあったのでしょう。ジークフリート牧歌はvol1に収録されています。

Commented by noanoa1970 at 2011-10-28 08:00
ERTERNAトレーディングの解説、其れが事実かもわかりませんが、東ドイツのETERNAがステレオ機材を導入したのが1960年代半ばであるということだとすれば、コンヴィチュニーの録音にステレオは皆無となってしまいます。しかし小生は「機材」が録音装置及びテープレコーダーを指しのでなくカッティングマシーンを指しているのであれば、2CH録音のマスターは有るわけですから、後にステレオ盤としてプレスされたということもいえなくないと思います。ただしコンヴィチュニー最後の録音とされる、エテルナ原盤のステレオ録音のブラ1は、左右の広がりはありますが、立体感がない用に思います。W社から発売となったブルクナー8・9番はステレオ表記でしたが、ドウ聴いてもモノーラルだと言う意見がたくさんあったように憶えています。
売らんがタメの結果なのか、その他の・・・H氏のようなうっかりミスの誤表記なのか真相は藪の中ですが、やはり原点に戻り、耳で聞きいて確認したいところですが、これも皆が騙されるように、1筋縄では行かないようですが、結局其れしか無いと思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-28 08:33
ベト全の「田園」、コンヴィチュニーらしからぬ演奏だし、オケのトーンがいつもより透明感がありスッキリしているのに驚きましたが、コンヴィチュニーは、こういう面も有るのだとおもっていました。
満を持して製作されたであろうベト全でさえ、マスターテープに瑕疵があったのか、第9にはハツギハギが認められますから、保存状態が悪かったということは十分考えられます。ブル4も初期に発売されたものが2CH録音であったが、カッティングマシーンの関係でモノーラルか其の擬似ステでの発売であったが、今回は程度の良い2CHステレオサブマスターテープが発見され、其れをリマスターしステレオカッティングしたと考えると、推測ですが合理的であるように思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-28 08:37
ともかく今回の1連のことで、更にわかってきたことは、レコード業界の知られざる闇の存在がリアルになってきたこと。
特に擬似ステというより偽ステは、ユーザーのためではなく、売らんがタメのメーカーの小汚い戦略であったこと。その戦略は電蓄からステレオ装置に変わりつつあった1960年代初期から中期に多く出現したこと、せっかくステレオを買ったのだから音盤もステレオでなくてはならないというユーザーが増えたことも手伝ったのだと小生は考えます。(古くからの電蓄での音楽ファンはソウではなかった)新規にステレオ音盤を出すよりも、モノーラル録音をステレオと偽って売ってしまうほうが楽だし利益も出る。
無知な消費者が格好のターゲットにされ、騙されたとはいえ結果擬人ステを歓迎したたということです。中には気がついていて、モノーラルを評価していた人もなくはないですが、業界も本来そういうことを批判して、原盤に忠実な音盤を作成するようにと言うべき人が、全て体制派となっていたのでは、同しようもないことでした。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-28 08:38
いまでこそオリジナルに忠実であることがよしとされる時代になってきて、モノーラルでもステレオでも、演奏が良ければよしとする愛好家が増えてきましたが、デジタルリマスタートいう厄介者が問題なる時代になってきたと思うところです。
隠されたデータの事実が明らかなものは、どんどん訂正していただきたいものです。それが音盤業界の責任でもあると小生は強く思います。
Commented by Abend at 2011-10-28 22:48 x
sawyer様、こんばんは。
ステレオ録音が主流になったことが、メーカー側には保有するモノラル録音盤が売れなくなるという危惧をもたらした一方で、ステレオ装置が普及したユーザー側にとってはSTEREO自体がブランドとなり、ソフトもかくあるべしというニーズが高まったのですね。擬似ステは、この一見相反する双方の思惑を一致させるために生み出されたものだと思います。私も数枚持っていましたが、擬似ステレオという方式に関心を示して購入した愛好家も多くいたと思います。ドイツのエレクトローラが開発した技術を使い、ンEMIがフルヴェンの録音を中心に発売したブライトクランク盤などは、「優れた擬似ステレオ盤」としてもてはやされました。ジャケにはSTEREOと大きく記され、解説の下方にモノラルをステレオ化したものと小さく記されていたのには、如何にも後ろめたいことをやってるという感じを持ちましたね。それにしても、フルヴェンの擬似ステ盤がCD化されているのには呆れますが。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 09:57
Abendさま、おはようございます。
ご推察のとおりだと思います。同じ音源をすこし衣装替したり、企画の中に入れだりして、とくに版権保有者でない日本の場合、くり返し何回も登場させなければならない事情があったかもしれません。eurodiscを全面に出した衣装の「正統を伝える10人の指揮者」シリーズのno2、OC-7112-K、1977.5発売、コンヴィチュニー/LGOIのブルックナー7番をさっき引っ張り出してきました。Abendさんと同じように、小生もモノーラルと思って聴いていましたが、ジャケット右上のeurodiscのマークとロゴの下に、小さくSTEREOとの表記があり驚いています。ライナーノーツは藁科雅美氏ですが、このことにはいっさい触れていません。
しかし一聴すればすぐに分かると思いますから、発売元兼依頼元を気遣ってか、わざと触れないでおいたのでしょう。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 10:00
続きます
こういう御用評論家然とした態度は、結果として視聴者を騙すお先棒を担いだことにつながりかねません。
しかし、小生もSTEREO表記に今まで気が付かなかったとはいえ、この一連の音盤を聴いた人が全て気が付かないはずはないと思いますが不正表示とは思わなかったのでしょうか。そしてコロムビアにクレームを付けなかったのでしょうか。その事も平行して不思議です。1993CD「コンヴィチュニーの芸術」にも同様の表記があったとすれば、これは20数年に渡る詐欺的行為となりかねないことでしょう。小生保有のベルリンクラシックスのCD発売未詳ではSTEREO表示は無くなっています。当時の海外の表記を鵜呑みにして発売してしまったコロムビアの叱責の1つでしょう。
ブル8・9番もマスター所有者であるw社がSTEREOであると言っていると、販売側は当初はツッパネていましたが、やがてモノーラルであることを認めて謝罪したことがありました。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 10:01
擬似ステ、エレクトローラの開発とは知りませんfでしたが、DGの傘下で廉価盤に力を入れたレーベルではなかったでしょうか。
小生は擬似ステを偽ステと言い放って非難していた出谷啓氏の影響で意識して購入したことはありませんでしたが、廉価盤の中に多分数枚以上は有ると思います。「トランスクリプション」という意味不明の用語も、擬似ステを表すのに使われていたように思います。音のsだ遊の広がりは擬似ステでも十分出るので、それだけで満足する視聴者も多かったと思いますが、今其れを再生すると、音が平ったくてマッシブ感がなくなった物が多いようで、聴いていても受ける刺激は殆どありません。モノーラルのほうが良いと思ったものが少なからずん有ります。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 10:35
余分です
視聴者が知らずに騙されていることは、他にもきっと山のようにあるでしょうね。販売会社としてのCSRが問われる今、喩え過去の出来事でしかも直接的な落ち度が無かったと言え、新事実が誰かの手によって明るみに出て、そのことを会社として認めるのなら、その旨情報開示と、其れについて何らかのコメントをするのが常識だと思うのですが。認めないのなら、CDのライナーノーツに」記載するなだが、其れを許したということは認めたということになるが、だったら質ウ者に対しメーカーとして何か言うべきであろう。
コンヴィチュニーのブル4問題についてだって、原因と結果について、1評論家に代弁させて、「うっかりス」「世界中が同じ」といい誰にも責任はないように振舞ったが、当事者であった関連メーカーが全く表に出てこない。そんな対応で果たして良いのだろうか、まだまだ隠されたものが有るのではないかという疑いだけが残ってしまいます。多分依頼されて書いたとおもわれる評論家、CDショップが主催する欄に書き込んだだけでなく、ライナーノーツにも全く同じ文章で書いているが、、データ源が完全に明らかでないし、その裏も取ってないようだ。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 10:35
先のはCDショップ向けに書いたものだが、今回はCD購入者が読むライナーノーツに書いたものであるから、不特定多数の読者向けのエッセイとは全くちがう性格となる。事実が違っていた場合の責任は非常に大きい。
顛末を良く読むと、「うっかりミス」との結論は、明らかにおかしいと所があるにも関わらず、公に其れを断定したかのように書いたことは、よほどの事実検証の結果であるはずだと思ってしまうものです。もしそうでなく傳聞デ書いたとすれば・・・・
Commented by cyubaki3 at 2011-10-29 11:31 x
以前「レコ芸」のレビューでドホナーニ指揮ウィーン・フィルのCDをクリーヴランド管と間違えてレビューした評論家がいたそうです。ウィーン・フィルなのにクリーヴランド・サウンド云々と書いたとか。見出しの表記は間違えてなかったそうです。
Commented by Abend at 2011-10-29 11:39 x
sawyer様、こんにちは。
次のようなものも見つけました。118番~123番が、コンヴィチュニーのブルックナーについての記事です。
http://pine.zero.ad.jp/strad.records/List47-29.htm
VSOとのブル4の、東独モノラル・オリジナル盤の画像も載っています。ブル5のコメントに「録音:1961年ライヴ モノラル録音のステレオ化」とあり、ブル7については「録音:1958年 モノラル録音 ステレオ盤は存在しません」とあります。また、ベルリン放送SOとのブル2はオリジナル・モノラル盤とその擬似ステ盤の画像があって参考になります。ブル2はベルリンクラシックスのCDがモノラルなのでともかくとして、国内に限定しても、4・5・7番は1973年~74年の国内盤初発以来、再発、CD化でもウソが改められずにまかり通っているのだと考えます。VSOとの4番も、ステレオ録音されたオリジナル・マスターなど最初から存在せず、擬似ステ音源に若干の修復を加えた上で24bitリマスタリングを行ったのではないかと推測します。

Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 12:28
Abendさま
ご教示のHP拝見しました。
ブル7にステレオ盤はないとありますが、これは外盤でのことと仮定すれば、ステレオ表記は一体だれがなんの目的でやったのか、大いに疑問です。
また「もともとステレオ録音ではないか」という記述がありますが、これは小生と同じような推測ですね。いくら東ドイツでも、国営のレコード会社です、西の動向をみて追いつき追いこせが国策ですから、ステレオ録音機械導入が60年代半ばであるとは思えません。
2CHで録音したものの、東ドイツはステレオ措置の普及は遅れたと想定されますから、モノーラルで発売したと考えられます。音源にはモノーラルと少ないながら2CHが混在したのでしょう。放送音源ならば、当然モノーラルでしょうね。
ベト全はステレオ表記ですが、これ迄の流れでは、本当は擬似ステとなってしまいますが、擬似ステであることは、聴感上顕著ではなく、オランダフィリップス社と共同制作という説もありますから、ステレオ録音のステレオ盤である可能性もあります。ベト全オランダフィリップス社からも発売になっていますし、後にフォンタナレーベルで廉価販売もされましたから、信ぴょう性はすこしはあると思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 12:29
嘘でもツキ通せば本当になるという見本のようなものですね。
しかも全世界が共通して騙されたのでしょうから、誰も擬似ステとは思わなかったということと、広く多くの人に聽かれた音盤でもないから、発覚しなかったのでしょう。昨日改めてLP、国産CD、復刻リマスターCDと聞きましたが、つなぎ目は1楽章Abendさん指摘のところだと思いますが、金管ほかが第1主題を繰り返す直前の弦のさざなみが一瞬消えてしまう所がありました。おっしゃるとおり、最新のリマスターCDでは見事につながっていたことを確認しました。サブマスターにも瑕疵があった、要はこの音源のマスターというものは全てに瑕疵があったということです。何を持ってきて継ぎ接ぎしたのか、小生はGLOとVSOの演奏があり、それらをつないだとおもっていますが。検証は出来ませんので、空想に終わっています。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 12:34
3つのメディオアのVSOとのブル4は全てが左右に広がりはありますが奥行きが感じられず、フルートなどの楽器の位置が、あり得ないところから聴こえてきます。擬似ステと、もともと2CHで録音されていたという推理が成り立ちますが、結論は持ち越します。もしおっしゃるように、ステレオ録音のマスターなどもともとなかったとすると、ブル4の謎の解決には至ってなく、またの流言流言飛語、お先棒をH氏が担いだということになります。
事実だとすればトンデモないことです。
モノーラルの擬似ステをステレオとして発売するために、録音年を偽るなんてことがあれば、詐欺同然です。」
ここらで過去を反省した上で、全てをオリジナル音源で復刻発売していただきたいものです。モノーラルで良い録音もありますから。
しかし今回のことが事実だとすれば、多分事実でしょうから、まさかの気持ちが強すぎ、その例を感じていたにもかかわらず、突っ込めなかったことに、少しばかりのがっか感があります。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 15:05
cyubaki3さん
申し訳アリません。コメントの間に挟まっていて、気が付きませんでした。
この問題は、表記もVPOとなっていたということからすると、ドホナーニ=クリーヴランド管であるとの強い思い込みがそうさせたのではないでしょうか。思い込みほど感性を曲げてしまうものはアリませんね。クリーヴランド管と思い込んでオケの特徴や音色などをレヴューしまったとすれば、問題はありますね。
少々弁明になりますが、余程のプロでも、比較して聞けば、両オケのトーンの違いはわかるでしょうが、そうでない場合は、よほど注意して聴かない場合、またこうであると信じているからなおさら判別できないでしょう。しかし其の評論家その後どうしたのでしょう。多分その事には一切触れずじまいではなかったでしょうか。VオケをKオケとした内容のレヴュー、思い込んでのポカミスであったとは弁明が出来ませんから。内心とても困ったのではないでしょうか。あるいは音源をまったく聞かずに書いてしまったのかもしれませんね。言い訳できない失敗はきついですね。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 16:40
Abendさま
訂正があります。
先のコメントで、ブル4のつなぎ目箇所を第1主題がリピートされるところと書いてしまいましたが、第2主題のまちがいです。
謹んで訂正させて頂きます。それにしてもこれは音が切れてしまっていますから、相当えげつない繋ぎですね。すべてのマスターに音の欠落があったとしか思えません。最新ヴァージョンでは、他の箇所の同じような音型を持ってきて繋いだのでしょう。音の比較ですが、旧盤よりも新盤のほうが低音が強調されています。しかし多少クリアーになったように思いますが、某氏が騒いだほどの差はないように小生は思います。
どちらも良し悪しがあり、絶対的優位性は無いでしょう。オリジナルマスターテープの発見の効果は、強調されるほどはないと思います。もともとオリジナルとそのサブマスターと、大発見したようなそんなに大きな音の違いが有るはずもないのだろうと思いますがいかがでしょうか。
Commented by Abend at 2011-10-29 20:39 x
sawyer様、こんばんは。
私も、ヴィンテージシリーズCDと国内初発LPとの間に音質上の格段の違いは聴取できませんでした。第一楽章の例の傷を修復したことは、同時に最早入手困難なコンヴィチュニーの芸術盤やLPでの姿を隠してしまうことにもなるのではと思います。
http://www.abruckner.com/recordings/Konwitschny/Franz
ここに、コンヴィチュニーが録音したブルックナーの一覧がありました。

Commented by cyubaki3 at 2011-10-29 21:06 x
>あるいは音源をまったく聞かずに書いてしまったのかもしれませんね。

確か再発盤(このへん記憶が曖昧ですが)ということだったので、評論家の先生は聴かないでレビューした可能性が大ですね。もしくはsawyerさんのおっしゃる通りドホナーニ=クリーヴランドという先入観があったのでしょう。こういうのは担当編集者はチェックしないのでしょうか。いずれにせよお粗末な話です。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 22:35
Abendさま、ありがとうございます。
ご教示頂きましたHP拝見しつつ有ります。
発売されたほとんどの音盤が表記されているのが凄いです。
>コンヴィチュニーが録音したブルックナーの一覧
検索欄に入力すれば一覧で出るのでしょうか。
どうもその方法がわかななかったので、差支え無ければお教え下さい。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 22:37
Abendさま
失礼しましたURLの貼りつけミスだったようです。
今やったらちゃんと出てきました。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-29 22:42
cyubaki3さんこんばんは
ドホナーニ=クリブランドの図式の先入観が、この音盤も同じだから聴かずにレヴューしてしまえという事になったのかもしれませんね。編集者も、オケと指揮者の確認は、評論家にしても、最初に確実にすることでしょうから、まさか間違うはずがないという所があって見落とした可能性がありますね。
Commented by Abend at 2011-10-29 23:49 x
sawyer様
お役に立てて何よりです。彼の一覧にモノラル、ステレオの表記がないのは残念ですが、ブル4各盤のノート欄には、ひとつを除いて、Also listed as Leipzig Gewandhaus Orchestra on some LPs. Also mis-dated as 9/63と記されていますね。幾つかのLPにはLGOと記されている、1963年9月録音と記されているのは誤りであるということですね。
Opera LP 40/1161盤にだけ、With Study Disk 40/4558 "Klingender Kommentar"とありますが、40/4558盤に解説があるというほどの意味でしょうか。


Commented by Abend at 2011-10-30 00:20 x
sawyer様
気になることがひとつできました。
ご教示いただいたエテルナトレーディングのコメントに、VSOとのブル4が「OPERA音源?」とありましたね。コンヴィチュニーの芸術シリーズ7(VSOとのR・シュトラウス4曲物。COCO-75408)の国内盤LP(THE ART OF FRANZ KONWTSCHNY/VOL.Ⅱ。コロムビアOS-3399。1963年9月発売)を持っていますが、このLPにのジャケには"Opera"のロゴマークが明記されていて、盤のラベルにも"Europäischer Phonoklub Recording"と記されています。Europäischer PhonoklubはOperaレーベルのことですから、コンヴィチュニーがVSOと録音したものは全てOpera音源なのではないかと推測しています。
THE ART OFFRANZKONWTSCHNYシリーズのLPが全部で何巻あったのかわかりませんが、その中にブル4があった可能性は、なきにしもあらずではと思っております。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-30 13:20
Abend さま、いつもおせわになります。
>コンヴィチュニーがVSOと録音したものは全てOpera音源なのではないかと推測しています。
このことは的確だと小生も思います。

オイロディスクヴィンテージのVSOとのブル4解説によれば、「ウィーン響盤はオイロディスクの前身であるoperaレーベルの時代に録音」とあります。
これが正しいとすれば、まさにおっしゃるようにVSOとのブル4はオペラ原盤であるということになります。
オイロディスクの前身がオペラとあります。前身の意味がはっきりしませんが、先にオペラが存在し、そこから分派したのか、経営が変わって名称変更したのかわかりませんし、オペラの情報が無いのでなんとも言えませんが、マスターや原盤などは相続されたと考えてよさそうですから、オイロディスクが発売したことには納得が行きます。コロムビアヴィンテージコレクションには、多分初期発売と同じだろう統一ジャケットで、No.28 No.31 No.35 No.36 No.44が発売となっています。
VSOだけでなくバンベルク響との新世界もオペラ原盤なのかもしれませんね。




Commented by noanoa1970 at 2011-10-30 16:32
abendさま
「機材」に関して掴んだ、ある情報、ETERNA輸入元の徳間の関係者から聴いたという話ですが、ERERNAがノイマン製ステレカッターを導入したのは1964年であったとのことです。
HP筆者は「Eternaが初めて導入したステレオカッティングシステムはNeumannのAM32aシステムではないかと推測されます。」と結論づけ、68年に有名なSX-68に変えたため大幅に音質が変わったとも結論づけています。

多分それ以前にも、2CHステレオ録音は、やろうと思えば出来たように推測されます。しかしステレオ録音をモーラルカッテイングにして販売し、後にステレオカッティングして再販したものはごく少数であったのではないでしょうか。60年代は、擬似ステレオ盤との混在共存の時代出あったと思います。

従って64年以前は、ステレオカッティングは無理、しかしステレオ録音は可能であったのかもしれません。
Commented by Abend at 2011-10-30 17:32 x
sawyer様、こんばんは。
Operaレーベルの情報は、私もまだ見つけておりませんが、例の一覧にあった3つのOpera盤を見ますと、Opera LP 40/1161が初発のモノラルで、Opera LP 6653がその再発盤、そしてOpera LP ST-1943の"ST"はSTEREOのことと思われますので、これがステレオ盤なのでしょう。モノラル盤とステレオ盤が同一ソースであることを大前提とすれば、考えられる可能性は4つあると思います。
1 録音はモノラルで行われて発売され、後にそれを擬似ステ化し  たものが発売された。あるいは両者が同時に発売された。
2 録音はステレオで行われ、当時のユーザー事情からモノラルと  して発売され、後に本来のステレオ盤が発売された。あるいは  両者が同時に発売された。
3 最初からモノラル録音、ステレオ録音が同時に行われた。

3 
Commented by Abend at 2011-10-30 23:35 x
sawyer様
カッティングマシンの情報、ありがとうございます。1964年以前のステレオカッティングが無理ということは、ETERNAをレーベルとする国営ドイツ・シャルプラッテン自体がそうだったということですね。つまり、コンヴィチュニーが東独で行った録音には、ステレオ録音は無い可能性が大だと思います。この点で、私は肝心なことを忘れていました。バンベルクSOは当時西独のオケ、VSOは1955年以降永世中立国となったオーストリアのオケであるということをです。調べたのではないのですが、コンヴィチュニーはバンベルクやウィーンへ行って、当地で『新世界』やブル4、R・シュトラウスの作品などを録音したのでしょうね。しますと、そこではステレオ録音はもちろんのこと、ステレオカッティングも既に行われていたと考えられます。そうだとすれば、VSOとのブル4はステレオ録音で、東独にはステレオカッティングマシンが無かったからモノラルで発売するしかなく、逆にオーストリアや西側諸国ではそのままステレオで発売されたのではないかと推測できます。VSOとのブル4にステレオマスターは無いと思っていましたが、訂正する必要がありそうです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-31 20:56
Abend さま
返事が遅れまして申し訳アリませんでした。
わかりやすく整理頂きまして感謝しております。
これまで色々な視点から見てきたように、色々な可能性がありますね。
いずれの情報も帯短襷長で、確実とは言えませんが、それらの総合から、おおよその見当らしきものが見つかったということはできるでしょう。今後時間を経ても、多分真相は藪の中なのでしょうが、もしどなたかがボッセ氏やズスケ氏などGLOの残存メンバーとコンタクトを取り、当時の諸事情を聞きだせるならば、ブル4問題も含めて、もう少しハッキリし、真実に近いものが出るかもしれません。残された時間はほんの少しです。今回リマスターCDを發賣したコロムビアが実施してくれるのが一番よいような気がしますが、絶対に実施には至らないでしょうね。
小生としては、ETERNAから(または同じ音源によって)発売されたステレオ音盤を今一度ジックリ聞いて、擬似ステレオかそうでないかを判断してみようかと思う次第です。
しかしブル5がモノーラル録音の、しかもライブ演奏録音とは、今まで思ったことなど皆無でしたから、事実とすれば50年も世界の愛好家や音楽関係者を騙し続けたということになります。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-31 20:57
続きです
更にいえば、「Opera」というレコード会社の情報は欲しいところです。
「Urania」か「コンサートホール」か、「WRC」のいずれかの形態に似た会社ではなかったか、それをオイロディスクが買収したのではないかと推測していますが、これも真相はまったく分かりません。原盤を保有し、初期盤を見ますと日本で發賣したジャケットと同じですから、多分世界でも日本でも共通の、色地に斜め楕円の白抜きの独特なジャケットで統一販売したとおもわれます。
Commented by Abend at 2011-10-31 21:24 x
sawyer様、こんばんは。
思えば、コンヴィチュニーは東西ドイツが各々国家として成立した1949年にLGOの指揮者となり、米ソ両陣営が緊張の頂点に達したキューバ危機の1962年に没したわけです。録音の音源ひとつにしても、国際情勢の変化に翻弄されていることを痛感します。
来年は、コンヴィチュニー没後50年ですね。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-31 21:54
Abendさま
そうです、激動のまっただ中にあって、国策としての海外コンサート、国内コンサート、そして録音活動と、酒だけのせいではないン気苦労があったと思います。コンヴィチュニー早死の大きな要因は国家戦略で、ケーゲルもその一環での自殺と解釈します。東西ドイツの政治的確執は経済もさることながら、文化にも多大な影響を与え、東は東で伝統の堅持と国際社会認知度UP、国際文化進出を、ソ連の目を気にしながら、西欧諸国以上に重点指向したものとおもわれます。コンヴィチュニー/GOLは、その尖兵となった感があります。
没後50年、いままでと異なる斬新な企画が出るといいと思います。期待薄ですが期待してしまいます。

お伺い
次回のブログにと、この度のことをまとめたものを現在書いていますが、文章内で、Abendさんから頂いたコメントの一部及び「Abend」さんというHNを出したいと思います。すでにコメントでブログ読者には公にされていますので、差し使ええないとは思いますが、念のためにお聞きしておきたいと思います。
いかがでしょう?
Commented by Abend at 2011-10-31 22:47 x
sawyer様、ありがとうございます。
私ごときのHN及びコメントでよろしければ、お使い下さって結構です。
海外では知りませんが、我が国では息子のペーターに関する本が出版されているのに、父フランツに特化した1冊の本もないというのが現状です。YouTubeでも、「コンヴィチュニー」で検索にかけても何もヒットしないのに、「KONWITSCHNY」で検索すると海外ユーザーからのアップが多くヒットします。LGOとのゲルシュター/交響曲第2番『テューリンゲン』や、『タンホイザー』序曲のSP盤など、珍しいものがありますね。両者ともETERNA盤からアップされたものですが、ジャケや盤ラベルもアップされていて、ゲルシュターの『テューリンゲン』にははSTEREOと明記されていました。しかし、エテルナ・トレーディングで調べますと、初出盤はモノラルでした。業界とユーザーの間には、レコードにあっては困る「深い溝」があるようです。
Commented by noanoa1970 at 2011-11-01 00:26
Abend さま
快いお引き受け、感謝致します。
ブログの内容はこれまでのことを拙い文章で書いたものに過ぎませんが、重要なものはコメントだけで終わらせないようにほんの少しですが、本記事に持って来ておこうとしたものです。
ETERNA音源の現在の所有は(ソノプレス?)どこか知りませんが、旧ETERNA音源を全てモノーラルでいいから出して欲しいですね。

ご存知のことかもしれませんが、
youtubeで大阪公演のベト5が短い時間ですが映像になっています。大昔見た「世界の指揮者」という映画、またはそのLDからの物と思います。音は悪いですが、コンヴィチュニーの指揮ぶりが、少し垣間見れます。この時の5番の演奏は凄まじかったと語り草になっていますから、テスタメントあたりで是非音盤化して欲しいものです。