コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管、2つの田園

3.5時間かけて文章を作ってきた。

マイクロソフトのアップデートで、自動再起動で作り中のデータが全部無くなってしまったことは経験したが、今回は投稿画面でいつものように文章を作り、ソロソロいったん保存しておかないとと思ったが、佳境に入ったので、今しばらく文章を打っていると、突然画面が変わり、投稿画面がエキサイトホーム画面になってしまうではないか。

あっと一瞬思ったが、なにか変なことをしたわけでもないから、戻るボタンで投稿ページに戻れば、なんと言うことは無いだろうと考えたのが甘かった。

一瞬にして3.5時間の作業が全て無駄になってしまったのだ。
さらにこの文章を作ったkら、1時間は追加しなくてはならない。
自分で誤って何かをしたのが原因ならば仕方ないが、今回はマイクロソフトでもないし、小生は只いつものように文章を打っていただけのこと。

しかしどう考えても画面が自動的にに代わってしまうことはありえないから、何かが原因だろうと、あれこれ考えがても小生は只単にキーボードで入力作業をしていただけで、ほかに心当たりはなにも無い。

ずいぶん長い文章だったから、文字数オーバーだったかもしれないが、それならそれで、表示が出るはずだ。

しかもエキサイトHP経由で投稿画面に入ったわけでは無いから、IEの戻るボタンなど押しても小生のページに帰るだけのこと。
それに投稿画面に集中している中、マウスを画面最上部にもって行き、戻るボタンを押すことは到底考えられない。

理由が不明なのも腹が立つが、バックアップを取っておかなかったほうが悪いといわれれば、其れまでの話だが、何か腑に落ちない。

仕方がないので、消された文章を思い出しながら、余分なものを省き、絞って再度書き始めることにした。

用意した音源は、ベリリンクラシックス全集盤、EDEL全集盤、コロムビア大全集の中からモノラル録音盤(もう1つライブ盤があるが、今回の目的とは関係ないので、視聴音源には入れなかった)

消えたブログ記事では、ベルリンとEDELの両盤(同一演奏)でのオケのトーンの比較、アナログディスク国内廉価盤と初期盤、さらにETERNA盤でのオケ音色の違いに触れた。
そのことから、ゲヴァントハウス管を評しての、いぶし銀、渋い、j鄙びた、などの表現は、国内廉価盤の音によって作られたイメージで、それが今でも残存継続しているのだという仮説を導き出し、本当のゲヴァントウスの音とはいえないということ書いてきたが全て消されてしまった。
ゲヴァントハウス管とのライブ演奏は、演奏という観点からは興味深いが、本ブログ記事の狙いから外れるため割愛した。

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2+1つの田園の視聴結果
モノーラル録音とステレオ録音は異なる演奏であった、というのが小生の結論である。
(もしそのことが正しいのでれば、コンヴィチュニーの田園は、ライプツィッヒゲヴァントハウス管放送響とのライブを含め、3種類あるということになる。)コンヴィチュニーの田園は、というより、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管の田園は、3種類あるといったほうが良いかもしれない。

異演奏の理由として大きく2つのことが確認できた。

1つは
1楽章提示部のリピートの有無。ステレオスタジオ録音ではあり、モノーラルスタジオ録音盤ではなし。
(レコード収録のための時間短縮で、リピートカットしてしまうことがあるから、これだけでは
絶対的決め手にはならない)

2つめは
じつは、冒頭から両演奏の大きな違いはハッキリしていたことなのだが、2度目のヒアリングで確信に至った、それは両演奏のテンポ設定の違いである。
モノーラル盤ではいつものコンヴィチュニーらしく、比較的ゆったりしたテンポで、急ぐことの無いのんびりとした旅の上、新鮮な空気が気持ちよい田園風景のある村に到着した清清しい気分といった感じだ。
レガート表現さえ見られる演奏なのだ。

それに対しステレオ盤では、今までのコンヴィチュニーらしくなく、まだかまだかと、はやる気持ちで、待ちわびた田舎にやっと到着することができた、比較すると、コンヴィチュニーには珍しい、きびきびした速めのテンポであった。

ターンテーブルの回転数が正規の回転数と違うことを考え、あらかじめ調整したから、もしあるとすればレコード側のピッチがおかしいことになるが、両録音のピッチはほぼ合っていて、たいした誤差ではないと思う。
ほかにも違いは見られたが、大きく違うこの2つをもってすれば、両演奏が別演奏の録音であるということは、ほぼ確実であると思う。

視聴で用意したベルリンクラシックス全集盤、EDEL全集盤、アナログ国内LP、エテルナのLPの音の違いから、「渋い」「いぶし銀」といわれてきたゲヴァントハウス管の音色が、相当誤った過去のイメージを引きずっていることを、立証した文章を大量に書いてきたが、其れも全部消えてしまったから、今ここで再度書く気力が無いので、いずれまたということにしたい。

唯一1990年代初期に国内販売された「コンヴィチュニーの芸術」シリーズの中のモノーラルCDを聞いてみたいが、入手困難のため、いずれオークションなどでめぐり合えれば追記したい。
加筆)いつも訪問していただいている、abendさんによると、ダイヤモンドシリーズの田園は、ステレオ表記だが実際はモノーラルで、今回入手した大全集盤=芸術シリーズ盤と同じものではないかという連絡があった)

加筆)小生の結論は、上の2つの理由から、両演奏録音・・・モノーラルスタジオ録音とステレオスタジオ録音は異演奏ということになった。

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by noanoa1970 | 2011-10-22 00:01 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(9)

Commented by こぶちゃん at 2011-10-22 01:13 x
徳間のシャルプラッテン・シリーズは東独音源を多数紹介した功績はあるものの、LP時代から情報量が少ない=音が悪いと評判でした。私もETERNA原盤ばかり探してました。
CDコンヴィチュニーのライプツィヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラの音は、燻し銀どころか金管まで鮮烈な印象でたまげました。
比較的新しいラトルのVPO盤よりも、余程全うな解釈ながら、斬新さも併せ持ちベートーヴェンの7番は最も好きな演奏の一つです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-22 02:51
こぶちゃん さんおはようございます。
新しくしたMSのキーボードのAキーが不調で、バケバケの変換になってしまうので、仕方なく、以前のキーボードのAキーを、ダメモトで、こじ開け、接点回復剤を塗布して使っています。
アキーは使用頻度が高いのでダメになるいがちですが、新しいキーボードもすぐにAキーがダメになるとは・・・・Aの呪いでしょうか。
コンヴィチュニーにしても何にしても、使われたマスターの質や経年によってかなり変化するようです。TERNA初期盤は今でも数万円で取引されていますが、骨董的価値以外の音質的価値はあるようです。
7番のコンヴィチュニーは、ライブ盤とスタジオ録音盤ともに小生もすきな演奏です。鈍重というプロの評価がありましたが、とんでもない話です。まともに聞いてないイメージだけでの物言いか耳が良くないかでしょう。
Commented by こぶちゃん at 2011-10-22 14:40 x
評論家は金にならない新譜以外は評価しないでしょう。
さもなくば自身がこだわりのある超の付く旧譜以外は…。
東独は徳間が販売を担当したのが不幸でチェコはDenonが担当した分、評論家の耳に止まったようです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-22 18:20
こぶちゃんさんこんばんは
レコード評、CD評というのが音楽雑誌でありましたが、担当者が全てを聞いた上での評論とは到底お思えないものを沢山見てきました。音楽雑誌購読をやめ掲示板を参考にすることが多くなったのは、評論家にみきりをつけたからです。

徳間はシャルプラッテンの代理店でしたが、他の東独のものはやっていましたでしょうか。徳間はおっしゃるように拡販戦略がプアーで、良い演奏がいっぱいあるにも関わらずアピール下手でしたね。
Commented by Abend at 2011-10-22 19:32 x
sawyer様、こんばんは。
ダイアモンド1000シリーズ盤を、WEITBLICKのライブ盤(1958.10.30 コングレスハレ)と第一楽章比較をしてみました。以下、ダイアモンド1000シリーズ盤をD、WEITBLICK盤をWと呼称します。

DもWもモノラルです。DはジャケにSTEREO表記がありますが、擬似ステレオとは思えません。
Dはスタジオ録音と思われます。Wに入っている演奏中の聴衆の咳払いが、Dには入っておりません。
Dにはリピートがなく、Wにはあります。Dがリピートをカットしているかどうかはわかりませんが、田園だけの1枚物ですから、発売(1969.7)への過程でカットしたとは考えられません。

W盤が「コンヴィチュニーの芸術シリーズ」盤と同ソースかどうかはわかりませんが、D盤は全集盤とは明らかに異なり、おそらく大全集盤と同ソースと思われます。しますと、コンヴィチュニー/LGOの田園は、全集盤・D盤=大全集盤・W盤の3種類があるというのが、現在のところ私が思うところです。



Commented by noanoa1970 at 2011-10-22 21:14
Abend さまこんばんは
ご視聴ご苦労様です。
小生がライプツィッヒ放送響としたのはまさにWのゲヴァントハウスとの取違えでした。まずはおわびします。
ちなみに、ライプツィッヒ放送響とは4番9番がります。
Dシリーズの演奏は間違いなく小生の大全集盤と同じで、=コンヴィチュニーの芸術1980年終わりごろ10枚ほどCDで発売されたものと同一だと思います。W盤のライブとはかなりの違いがあり、W盤は3楽章のテンポが破綻ギリギリになっています。
スタジオ録音盤と比較が出来るなら、D盤とは設定テンポが明らかに違うことがおわかりにると思います。

結論はおっしゃるとおり、コンヴィチュニーの田園ではなくコンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管の田園は、コロムビア盤、W盤、ベルリンクラシックス盤(シャルプラッテン原版の有名なベト全スタジオ録音)=EDEL盤の3種類あるというのが正解です。
D盤=大全集盤=コンヴィチュニーの芸術盤で、スタジオ録音盤とW盤が別ヴァージョン演奏ということです。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-22 21:15
追加です
ちなみにコンヴィチュニーの芸術シリーズは統一ジャケットですが、統一ジャケットと同じブル4のCDジャケットの写真が下記のURLにあります。このシリーズはブル4が問題の二種類入っていて奇異な感じがしたものでした。http://sawyer.exblog.jp/9913498/
Commented by Abend at 2011-10-22 22:15 x
sawyer様、ありがとうございます。これはコンヴィチュニーの芸術盤を入手しないと。このシリーズで持っているのは、シューベルトのグレイト、ブル7、R・シュトラウス管弦楽曲集だけです。
ブル4は、LGOとの日本初発売LPとVSOとの廉価盤LP、チェコPOとのモノラル録音輸入CD、そしてLGO盤が実はVSO盤だったというヴィンテージシリーズ盤です。
ライプツィヒ放送SOとのベートーヴェンは、4・5・9番を収めたFORLANE版を持っています。全集盤とは違う凄まじい演奏ですね。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-23 09:04
Abend さまおはようございます。
コンヴィチュニーの音盤多数お持ちのようで、心づよく思います。
芸術盤は一度オークションで見っけたのですがいつの間にか落札されてしまったようでした。FORLANEは小生も所有しておりますが、5番もはいっていましたね。9番は放送響のほうが好きでもっぱらこちらを愛聴しています。。