恥ずかしながら、初めて気がついたこと

フランツ・コンヴィチュニーは、小生が最も好んで聴いている指揮者である。
今日はその中からコンヴィチュニーがバックを勤めたものを聴くことにした。

両方ともにブラームスで、1番と2番のピアノ協奏曲だ。

1番はジュリアス・カッチェンとの組み合わせで、録音が古い割りには、鮮烈なピアノが聴こえてきて、少し重たげなコンヴィチュニーの重厚な指揮は、ブラームスにとてもよく似合っていて、アンコールのモーツァルトP協奏曲20番2楽章まで、あっという間に聴き終えてしまい、満足感が漂う中、少し休憩を挟んで、こんどは2番を、エリー・ナイのピアノで聴くことにした。

(奇妙で少し怖いエリー・ナイ/コンヴィチュニーのCDジャケット)
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音盤はいずれもモノーラル録音だが、エリーナイのピアノは、本日の話題の機種判別問題を抱えるが、演奏は筋が通っていて悪くない。
発売はドイツのヴォイトブリック社である。

冒頭のホルンの序奏開始は、さすがLGOだけのことはあって、非常にスムーズで音色が良い、続くピアノの参入への期待が否応なしに高まってくる。

しかし、この音盤ピアノの音が篭もりがちで、カッチェンの録音のような鮮烈さは微塵も無く、ただただエリーナイの確信に満ちたような音のピアノが唯一の満足点だが、せっかくのコンヴィチュニーの硬軟交えたサポートも、録音状態は余り芳しくないので、少々聴き辛いところがある。
といくに肝心のエリーナイのピアノだが、キレもノビも無く寸詰まりの、風呂場で聞こえるような音となってしまっていたから、しょっちゅう聴く音盤ではなくなっていた。

しかし本日仰天することが起こってしまい、自分の耳を疑う羽目になってしまった。
と言うのは、エリーナイのピアノの音がよくないのは、録音のせいだとばかりい思って今日まで来たのだったが、どうやらそうではなくエリーナイが使用したピアノが、近代ピアノではなく、フォルテピアノであるのではないかという、これまでは全く思いもしなく、気がつくことも無かったことだった。

近代ピアノの音とフォルテピアノの音の違いは、おそらく誰にでも判別可能で、小生も自信があるし、多くはないがフォルテピアノ使用の音盤も聞いてきたから、間違えるはずは無いと確信し、自信もあるはずていた。

しかしこの方約5年、といっても聞いた回数は数えるほどなのだが、これをフォルテピアノだとは気がつきもしなかくて、ただ録音がよくないからだとばかり思っていたのだった。

今回聴いてすぐにフォルテピアノではないかと思った要因で、其れまでとは違うことと言えば、もちろん小生の耳がよくなったわけではなく、あるとすればCDPを変更したこと、それしか考えつかない。

ピアノフォルテ使用だとした小生の耳情報が、果たして正しい情報なのかを探すために、方々あたったが、気品のあるピアノであるという評価はあるものの、どれをあたって見ても、使用ピアノがフォルテピアノという表記がない。

CD裏にあるパーソネル情報には、エリーナイ:クラヴィアとだけかかれている。
この情報で使用ピアノが、フォルテピアノと端から分かる人など誰もいない。

外国語でしかかかれてないCD解説にも情報は無いし、ほかの情報も、情報源は同じだと思われる記述しかないのだった。ヴォイトブリックと言う会社其れを輸入した会社も、ユーザーサービスには実に疎くて、ためになりそうな情報は一切提供しない。

優良な情報がこれ以上見当たらないので、小生のの耳が正しいのか、そうでないのか、まだ断定は出来ないが、このことに関して小生は確信に近いものを持っている。

音の円さといい、響く音とそうでない音が混在し、その差ががかなり激しいのは、いくら音がよくないからといっても、近代ピアノで体感したことはないから、なんと言ってもフォルテピアノだと小生は確信に近いものを持つに至った。

それに、エリー・ナイが、ベートーヴェン時代のフォルテピアノを使って、後期ソナタを録音したものを聴いたことがあるから、可能性が無いわけではない。

それにしても製作社、販売会社から一切の情報が無いのは、完全に視聴者をなめているとしか思えない。

ブラームスの2番のコンチェルトを、フォルテピアノで演奏したのが事実だとすれば、よき宣伝文句にもなるし、購買も増すことだろうに、小生が間違っている可能性はあるにしても、其れはものすごく低い確率だと、それほど自信があるから、そしてCDPを変えたことによって気がついいたことでもあるから、微妙なところがあるにしろ、さらに聞き込んで自信と確信を持つにいたった上での結論であった。

万人向けのCDで無いから、お聞きになられた方はごくごく少数と思われるが、もしお聞きになられた方がいらっしゃいましたら、ぜひ御意見お願いします。
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by noanoa1970 | 2011-10-10 10:00 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(20)

Commented by HABABI at 2011-10-10 16:56 x
こんにちは

sawyerさんご指摘のCDではありませんが、コンヴィチュニーがドレスデン国立管弦楽団を指揮し、ケンプのピアノでブラームスのピアノ協奏曲第1番を録音したCDを持っています。最初から、オケがとんでもなく古めかしくも重厚で無骨な、大変な迫力の響きを鳴らして驚かせます。このような演奏は、もう聴けないと思います。1957年当時のケンプも、骨っぽく弾いていて、聴き応えがあります。
このCD、ケンプの特集で出た時にまとめて買った中の1枚で、今まで殆ど聴いていませんでした。これも、とても貴重な演奏録音でした。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-10 17:19
HABABI さんこんにちは
DGから発売された、おそらく今のところ唯一の組み合わせの有名な演奏ですね。小生もかなり聞き込んだCDです。小生所有の音盤は、ケンプがあごの下で手を組んだ顔写真のものでヘンデルヴァリエーションがカップリングされたものです。DGのコンヴィチュニーは、ほかにSKDとのヴィットの「イエナ交響曲」、オイストラフとSKDの3大ヴァイオリン協奏曲があります。これらは録音もよくよく効いています。本日SKD、グルダ、コンヴィチュニーが共演したザルツブルグ音楽祭ライブのモーツァルト23番、ベト4、アルプス交響曲が届きました。モノーラルですが演奏録音ともに素晴らしいもので、ベト4は、有名な「エロイカ」同等かそれ以上の素晴らしい演奏でした。グルダとの23番は2種類あるグルダのこれまでの演奏を凌駕する演奏で感動ものです。アルプス以外、5回連続で聴いてしまったほどです。
Commented by Abend at 2011-10-10 17:58 x
sawyer様、こんばんは。
ハマープロの怪奇映画のポスターにでもなりそうな、ある意味優れたジャケットデザインです。この演奏は、伊メロドラムのCDを持っていましたが、ヴァイトブリック盤が発売されるとすぐに買いました。伊メロドラム盤は音質が悪く、ヴァイトブリック盤を聴いた時には、マスターテープが異なるのではないかと思うほど音質が改善されていたというのが第一印象でした。
フォルテピアノを使っているのではというお考えに、はっとさせられました。ピアノフォルテの特徴は、音域ごとに響きが異なる点にあるのですが、ナイの演奏ではそれが確認できます。低音の共鳴の短さ、高音の軽さは、ナイのタッチや録音の事柄ではないように思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-10 20:35
Abend さまこんばんは
メロドラムは貴重な録音を音盤化するのが得意な会社ですが、バックハウス/コンヴィチュニーとの「皇帝」でも音質がよくないのに閉口しました。ヴォイトブリック盤お持ちのようで心強く思います。
Abend さまもフォルテピアノだとお思いの様子、多分今まで誰も指摘しなかったことがほぼ証明できたようでうれしく思います。
通常はオケの音質がそんなによくなくても、ピアノはそこそこ良い音のことが多いですが、これは逆ですから、やはりお見通しのようにフォルテピアノの可能性が非常に高いと思います。しかし誰も言及してないことが不思議で、さびしいことです。コアなクラシックファンでも聴かないのでしょうか。
Commented by Abend at 2011-10-10 22:58 x
sawyer様
『皇帝』は1991年にキングレコードから発売されたPILZ盤を持っていますが、音質は良くないですね。音が奥にこもって、デッドな空間での演奏を遠くから聴いているような感じです。
ナイの演奏は、ご指摘に驚いたので少し聴き直してみたのです。おっしゃるように、ピアノの音は電気吹込時代からそこそこの音質での録音が可能でしたから、確かに逆行していますね。
ピアノフォルテでの演奏はイェルク・デムスなどが有名ですが、ナイもベートーヴェンが使ったピアノフォルテ(ハンマークラヴィーア)を
使って録音しています。聴いたことはナイ(下らないオヤジギャグです)のですが、興味津津です。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-10 23:53
Abendさま
バクハウス/コンヴィチュニーは音が余りにもよくなかったので、メトロムジカクロアチア盤を入手しました。少し改善されていましたが大差が無くガッカリしましたがデュプレのエルガーとシューリヒト/バックハウスのブラ2がカップリングされていましたので、不満は少なくなりました。ナイの音盤としては、コロッセウムから発売になったBOX盤で聴いています。フォルテピアノとモダンピアノでの32番も収録されています。ナイの夫、ホーフストラーテン指揮/ニュルンベルグSOとの3番4番5番のPコンも入っていて、ナチ党員だったにもかかわらずメンデルスゾーンを録音しています。最も戦後のことですが。ナイのベートーヴェンに対する思いが、並大抵ではないことは、ボンのベートーヴェンの家に保存されているグラーフ製オリジナル・ハンマーフリューゲルを使用して録音したことにもあらわれているようです。
Commented by cyubaki3 at 2011-10-11 00:41 x
気になったのでアマゾンで試聴してみました。確かにフォルテピアノっぽい音ですね。特に低音。録音の帯域が狭いからそれっぽく聞こえるという可能性もありますが。いずれにせよ信憑性のある興味深い指摘だと思います。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-11 06:09
cyubaki3 さんおはようございます
わざわざ試聴していただいてありがとうございます。
そうですね、録音のせいだと長いこと思っていました。
1955年の録音ですから微妙なところですが、オケの音質から考えれば、あのようなピアノの音の録音は経験がなく、もう少しピアノらしい録音が多いようですから、フォルテピアノの可能性が無いわけではないように思います。SP録音だとしてもSPでのピアノ録音の音質は、概してピアノらしい音のことが多いように思います。はたして真相はどうなんでしょう?
Commented by Abend at 2011-10-11 19:36 x
sawyer様、こんばんは。
フォルテピアノではないのかという疑問が持たれなかったのは、ブラームスのピアノ協奏曲に、ピアノフォルテが使われる可能性があるという考えがなかったからではないでしょうか。1950年代録音のものなら、尚更そういう考えは出なかったと言えるでしょう。
ブラームスが自身のピアノ・ソロで第2協奏曲を初演した1881年というのは微妙な時代ですね。モダン・ピアノの原型ができ、フォルテピアノに取って代わったのが19世紀後半ですから。これについて、興味深い記事を見つけましたのでご参考までに。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20110916/611269
Commented by cyubaki3 at 2011-10-11 20:21 x
>SP録音だとしてもSPでのピアノ録音の音質は、概してピアノらしい音のことが多いように思います。

確かにそうですね。

試聴してみて当時のゲヴァントハウスの弦楽器群の響きに魅了されました。特に第2楽章。あれは録音の良し悪しを超越していますね。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-11 21:00
cyubaki3さまこんばんは
こう言うことは、あれこれ推理するのが、また楽しいものです。
答えは出ないかもしれませんが、1つの可能性を見出したと言うことで、満足度は高いです。
2楽章
特に低弦の響きは特筆ものですね。
うっとりと聴いてしまうことが多いです。
もし何か分かればご教示ください。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-11 21:51
Abendさまこんばんは
なるほど、そのようなことはあると思います。
多分ブラームスのある時期にはモダンピアノとフォルテピアノが混在した可能性があります。作曲家は楽器の変遷・・・能力に合わせて曲を書いたわけですから、たとえば、ブラームスの2番は、当時では巨大なオケと音程範囲の広い(フォルテ)ピアノを念頭に作られたと解釈できます。完全なモダンピアノではないにしろベートーヴェンのフォルテピアノのモディファイタイプが使われた可能性もあると思います。TVの番組でショパンが使ったフォルテピアノでエチュードを弾くのを見たことがありますが、華々しさには欠ける音色でしたが、現代のピアノとほぼ同じような弾き方、が出来ていたようです。新しい楽器の発明出現と、実際に使用された年代はかなり違うこと(暫くは市場に混在したと言うこともあります)もありますから、実態を学ぶ必要はあるでしょう。当時の北ドイツでのコンサートホール、収容人数などのデータ、楽器の変遷と使われ状況のデータを探す必要もありますね。こうなると一筋縄ではいかなくなり、最早研究の部類に入ってしまいます。

Commented by noanoa1970 at 2011-10-11 21:51
追伸です
ところで、せっかくご教示いただいたURL、記事が削除されましたと言うメッセージを返します、いろいろやってみましたが、残念ながらダメでした。
Commented by Abend at 2011-10-11 22:15 x
sawyer様
件の記事は「下野新聞」という関東のローカル紙のもので、ブラームス愛用の「シュトライヒャー」と同型ピアノを使った室内楽コンサートに関するものです。興味深いのは次の部分です。

>ブラームスが愛用した1868年製作のピアノは、第2次世界大>戦の戦火で焼失してしまった。今回使用するのは、ウィーンのブ>ラームス博物館が所蔵していた1871年製の同型ピアノ。

>当時のピアノは鍵盤のタッチが現在とは異なる。また弦の張力>が弱く、大きな音が出せないという。このため大ホールのステー>ジ上に椅子約200脚を並べ、演奏者3人を囲むようにして音楽>会を楽しむ。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-12 04:39
Abend さま
記事のあらましありがとうございます。
ブラームスが愛用した楽器について少し触れた、このような解説もあります。ブラームス:ヴァイオリン・ソナタを古楽器で演奏したCDの解説です。
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(vn)/エフゲニー・シナイスキー(P)
ヴァイオリン・・・クレモナの逸名作家 1730年 / 弓・・・フランソワ・テカット 1850年
ピアノ・・・J.B.シュトライヒャー&ゾーン 1870年頃
『1870年代製作のウィーンの楽器で、解説によれば、フォルテピアノの方は、ブラームスが愛用していた楽器(シュトライヒャー)とほぼ同スタイルとのこと。現代では姿を消したウィーン・アクションの楽器。』これによると、ブラ-ムス愛用の楽器シュトライヒャーは、フォルテピアノであると言うことがいえます。(ピアノと書かれているので、モダンピアノと思ってしまいますね)下野新聞記事と同じ「ピアノ」ではないかと思います。
音を聴いてみたいですね。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-12 04:40
続きです
モダンピアノかフォルテピアノかの区別は、あいまいなところがあるようです。フレームが鉄骨云々、物理的分類も当然ありますが、音響的分類があるとすれば、今回のナイの音は、分類はともかく、フォルテピアノに近い音がすると言うことになるのかもしれません。
多分楽器の発展の過渡期にある場合は、新しい楽器が次から次へ出現したと想定でき、チャレンジ精神のある作曲家は積極的に新しい楽器に注目したであろうし、楽器メーカーも、販促をかねて、積極的に使ってもうと、営業努力をしたと推定されますから、其れ荒野新しい楽器を使ったり想定した、時代を少し先取りした楽曲が登場したとしても不思議はないのでしょう。愛用楽器ばかりを作曲に使ったとは限りません。モダンピアノを使ってブラームスが作曲したもの(大規模の演奏要員が必要なもの)もあると推測されます。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-12 05:22
追伸です。
下記にブラ-ムスが愛用したピアノ、それ以外にも使われたたピアノのことが書いてあります。協奏曲初演で使われたピアノは興味深いものです。「音楽の話4 日本ブラームス協会編 ブラームスの「実像」より ブラームスのピアノを読んで」
http://oto-no-tanoshimi.seesaa.net/article/112728005.html
モダンピアノとフォルテピアノの区分はなされていません。
ブラームスの時代は、ちょうど過渡期の時代であったと思われますから、明確な区分ができないのかも知れません。

Commented by Abend at 2011-10-12 22:41 x
sawyer様、ご教示ありがとうございます。挙げておられる記事、興味深く読ませていただきました。
大阪音大の音楽博物館へ一度行ってみようかと考えています。19世紀のピアノが数種類展示されていますし、高校時代のコーラス部仲間がそこの学芸員をしています。お隣の大阪へすら滅多に行かないので、いつになるかわかりませんが。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-13 09:58
Abendさまおはようございます
WEBでシュトライヒャーのフォルテピアノ、1870年製を聴く事が出来ましたので、この時代の少し先、ベートーヴェンの時代から急速に楽器の改革が進んだと言うことがわかりましたので、手持ちのフォルテピアノを聴きなおしてみました。
エリー・ナイが弾くベートーヴェンが使用したピアノ「グラーフ」1823-1825の音は、高音部はチェンバロのような音、中音部はこもりがちな上下をグライコでカットしたような音、低音部は割と豊かで、ナープシコードとは全く違うものの、モダンピアノとはかなり違いました。打鍵の戻りが遅いので、ナイはそのあたりを調整しながら弾いているように思いました。
シュトライヒャーの音とはかなり違っていて、シュトライヒャーはモダンピアノに近い音でした。1825製ゼラール?(zierer)を使ったシューベルト16番も聞いてみましたが、グラーフとほぼ同じ音でした。
ショパンが使用したピアノフォルテ、1848年製のプレイエルだったと記憶しますが、TVでショパンのふるさとを尋ねた仲道郁代がエチュードを弾いた時の記憶では、モダンピアノにかなり近い音がしていました。
Commented by noanoa1970 at 2011-10-13 09:58
続きです
したがって、一口にフォルテピアノといっても、製造時代によりその音はかなり違っており、ハープシコードのようなものからモダンピアノに近いものまで19世紀は分布したと言うことが、そして1820年代から1850年代あたりが最も進化し、それ以降はモダンピアノと遜色ないものが出現したと言うことになるやも知れません。一説によると、モダンピアノはスタインウエイの鉄骨フレーム採用楽器を持ってピアノフォルテとは違うものとみなすことが多いようです。19世紀中から後半は、フォルテピアノどうしの、そしてモダンピアノとの混在の時代であったとも推測出来ます。
私見ですが、1870年製シュライヒャーをモダンピアノとするかフォルテピアノとするかは、鉄骨の有無で物理的には分けられますが、実態の音からはモダンピアノということが出来そうです。