不正入試問題と大学の自治
今回の不正入試問題は、マスコミを連日にぎわすものとなっている。
これについてはいろいろな意見があるようだが、小生は最近の大学が、かつて存在した「自治」を喪失したように思えてならなかった。
逮捕という警察の行為は、保護という意味では否定はできないが、偽計業務妨害という冠をかぶせてのるそれには、いささか疑問がる。
カンニングの、いわば現代バリエーションに過ぎない今回の行為が、にわかに偽計業務妨害というのは、大学自信のこれまでの入試への対応を、自ら否定するものに他ならない。
逆に言えば、大学側のリスク管理のなさが露呈するのを、覆い隠そうとせんがばかりの行為にも見える。
まだ大学に自治というものがあった時代であれば、まっ先に大学自信が、事件の経緯と経過そして、本人と受験生への対応をハッキリと宣言し、警察権力に頼ったものとそうでないものを、明確に区別して、説明するのだと思う。
今回の大学側の対応を見て、大学の自治はどこに行ってしまったったのか・・・嘆かわしく思っていると、同じ出身校の先輩であるMIXIマイミクさんの日記への投稿から得た情報。
流石はわが母校の卒業生と、少々誇らしげに思うので、以下のリンクで紹介しておきたい。
ブログ上で以下のような呼びかけがあって、小生も賛同の意を表明させていただいた。
リンクはここ
同志社大学に被害届を取り下げてもらいたい!
3月4日深夜声明
同志社大学の方で、もし共感できるならば、支持をお願いいたします。
①目的は被害届の取り下げです。取り下げたら、ミッションコンプリート。このブログは閉鎖します。ただし被害届が出ているという確証は実はないので、その場合は被害届を出していなかった、という声明が出たらブログ閉鎖です。
②以下、声明を読んで、同意できる
方はコメント欄に
「賛同します」とコメントを残してください。一言で結構ですが、その後にさらにコメントを加えたい場合はご自由に。・・・・・・
コメントを残す場合は出来る範囲自分の判断で個人情報を示してください。
卒業生の皆さん
趣旨に賛同の方は、ぜひコメントを投稿してください。
これでこそ大学に自治が戻る1つの足掛かり。
伝統ある自治のキャンパスが、再び甦るのを心待ちにするものである。
by noanoa1970 | 2011-03-05 07:12 | トピックス | Comments(2)
安易に国家権力に頼る同大当局糾弾!!
了解しました。
賛同の意思表明感謝です。
大学側も、おっしゃるようにカンニングの経験を、多分至る折にしていたのに、何を今さら、まるで初めてかのごとく大騒ぎにふるまうのでしょうか。対策を考えてなかった大学側の落ち度はどこかに行ってしまった感があります。