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お気に入りの器

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お酒の入れ物だろうか?この種の形の古いものは多いが、「栗」をモチーフにしたものはこれが初めて。たかが30センチ足らずのものだが、なんと一升も入ってしまう。誰もがこれにはビックリすることだろう。昔の人の知恵・・・・見た目にはそれほどと思わせないが、実際は凄く奥深いものを秘めている。間口は狭く奥行きが深い・・・京都の「町家」外見ではわからない奥深さが感じられて面白い。
芸術的な美と、実用的な美・・・内容と形式の調和が織り成す技、究極の美しさがあるのではないかと思う。

本当にお酒を入れて使ったものだろうか?・・・少し疑問が湧いてくる。
これを「花瓶」として使っても良いと思う。栗のデザイン・・・・見ていて飽きないものがあってとても好きである。

by noanoa1970 | 2005-07-11 08:32 | 骨董で遊ぶ | Comments(0)