ベートーヴェン交響曲第4番1楽章での奏法の違い・・・2

ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調 Op.60 の、1楽章第2主題の演奏法で、ワインガルトナースタイルとカラヤンあるいはフルトヴェングラースタイルがあることを知ったのだが、より多くのサンプルを確認するために、簡単に判別可能なパブリックドメインのファイルを利用した。

このような、聴き比べをする場合には、ファイル化された音源は非常に便利だ。

数年前ならば、手持ちの音盤を全部出してきて、その都度レコードプレーヤーやCDプレーヤーに載せ替えて、該当箇所を探したので、相当手間がかかったが、今ではそのような情熱も消えがちとなってしまった。
これも、寄る年波には勝てないということなのか。

ファイル化された音源ならば、居ながらにして該当箇所を一発で検索できるから、実に便利なことであった。

サンプリングした演奏は、下記の通り全部で8件。
カラヤンは、記憶が鮮烈なので、それをもとにコメントを付け加えた。

・フェリックス・ワインガルトナー /ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音
・ウィレム・メンゲルベルク/ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1940年録音
・ヘルマン・アーベントロート/ ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1949年録音
・ジョージ・セル /クリーヴランド管弦楽団 1947年録音
・カール・シューリヒト /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1942年録音
・アルトゥーロ・トスカニーニ/ NBC交響楽団 1939年録音
・アルトゥーロ・トスカニーニ/ NBC交響楽団 1951年録音
・トーマス・ビーチャム/ ロンドン交響楽団 1945年録音

以上がワインガルトナースタイルの演奏。
以下がカラヤンおよびフルトヴェングラースタイルの演奏だ。

カラヤンは60年代のベルリンフィル、80年代のウイーンフィルとの演奏、そして昨日のベルリンフィルとの動画においても、同じスタイルだから、50年代以降同じスタイルで通していると思われる。
またフルトヴェングラーも同じスタイルでやりとおしているようだ。

・ヘルベルト・フォン・カラヤン /フィルハーモニア管弦楽団 1953年録音
・ヴィルヘルム・フルトヴェングラー /ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1952年録音
・ヴィルヘルム・フルトヴェングラー /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1943年録音

このデータから見ると、ワインガルトナースタイルを採用した演奏のほうが多いが、いずれも古い録音ばかりだから、今の演奏ではどうかということも問われる。

機会を見て手持ちの、比較的新しい演奏で確認しようと思う。
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by noanoa1970 | 2010-01-12 09:45 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)