エリー・ナイ トリオの「ドゥムキー」

これはぜひとも聞いてみたかったレア盤だ。
どなたがパブリックドメインにUPしたのかはわからないが、とても感謝したい。
短い6曲プラス終曲の構成だが、曲の通りではないつなぎ目がある、全部で7ファイルにわかれていることから見ても、SP盤から起こしたものであろう。

全部で、多分4枚にわたるSP盤から落とす手間もさることながら、このようなレア盤を聞かせてやろうという、熱心さは実にありがたく大いに評価すべきことだ。

1930年代の録音で、エリー・ナイトリオの参加者は、Pf:Elly Ney 、Vn.:Florizel von Reuter 、Vc.:Ludwig Hoelscher というメンバーである。

エリー・ナイ以外の演奏家の詳細を少々
Florizel von Reuter ロイター,フロリゼル・フォン (ロイター,フロリゼルフォン)   Reuter,Florizel von    
1890‐1985。ウィーン国立音楽院のバイオリン科の教授を長年つとめた。母親が自動書記の能力を持っていたことから、彼女が受け取った17カ国語にも及ぶ言語による通信を分析して『ある音楽家のスピリチュアルな体験』を出版。続いて母親の友人からの通信をテーマにした『癒しの天使』を出版したころから、彼自身にも自動書記の能力が発現し『見えざる友との対話』を出版する。作家コナン・ドイルとも親交があり、イエスの問題についても意見を交換。晩年は英国とドイツでスピリチュアリズムについての講演を行なっている。
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Ludwig Hoelscher については下記の情報がある。
「ルートヴィヒ・ヘルシャー(1907-1996)は、フルトヴェングラー時代のベルリン・フィルの首席を務めたドイツの名チェリスト。わずか29歳にしてベルリン音楽大学の教授になり、晩年まで現役奏者としてドイツ・チェロ界を牽引するまさに重鎮的存在であり続けました。

農民達の「エレジーと楽しみ」・・・そんな曲想のこの曲、ドヴォルザークの地元の演奏家たちの演奏が評価されることが多いが、非スラブ系の生粋のドイツ人の手になる演奏で聞いても、違和感がないばかりか、お国柄を超越するものであることは、やはりドヴォルザークが、民族を内包しつつも、それを超越した普遍的な作曲家であったことを物語る証拠でもある。

歴史的録音であるが、この演奏はドヴォルザークの普遍性が確認できる演奏でもある。

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by noanoa1970 | 2009-11-26 11:19 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)