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開封確認要求メッセージの功罪か

小生の使用する「アウトルックエキスプレス」:OEでは、相手がメールを開封したか否かを手元で確認できる「開封確認メッセージの要求」というツールがあり、小生はそれを活用している。

めったにないことだが、割と緊急の場合、もし相手がメールを見ない(小生の学生時代の人間には、その手が非常に多い)場合には、別の手段で連絡する必要があるからだ。
いわゆる情報連絡のリスクヘッジだ。

まぁ他人に自分のメルアドを教えること=一日に最低一回は、受信メールのチェックをすること・・・そんな認識もない人が多いのも問題であるのだが・・・

先日10数名に、小生が頻繁に活用させていただいていて、非常にありがたくそして素晴らしい、「パブリックドメイン」のURL紹介と、内容についての感想等のメールを送った。

相手は一応クラシック音楽付きの、学生時代の知人友人であるが、「開封確認メッセージ」が帰った人が6割強、後の人はメールを見たのか、そうでないのかも判明しないまま、すでに2週間がたつ。

受信側が「開封確認要求メッセージ」に「はい」を付けると、送信者側に開封が確認された旨の連絡が自動的に入る、この便利なツール。(メールソフトが違うと効果は出ないが)

小生の学生時代の知人友人には、メール送信に対する「返信」の代りだと思っている人が多いのか、小生が送った情報について、・・・たとえば誰誰の何何をDLして聞いてみたが、素晴らしかったとか、往年の名演奏だと言われた割には大したことはなかったとか、忙しくてDLする暇がないとか、今はもうこの手には興味がないとか・・・

何らかのリアクションがあると思うのだが、返信が一切ないのは、どういうわけなのだろうか。

親しい中にも礼儀あり・・・と昔の人が言ったが、何らかの役に立つであろうと、ほんの少しの手間しかかかってはいないけど、小生自身かなり良いと思ったので、昔の仲間に同様のよさを味わってもらえたら・・・そんな気持ちでメールしたのだったのだが。

長い間メールを見ていなかった人は、チョクチョク経験したことがあるが、そいうい人でも気がついた時には遅めの返信をくれるものである。
こういうことは、他の人ではありえない、(ブログでも紹介したが、ブログを見たクラシック好きの方からも、丁寧なリアクションがあった)しかし、学生時代の知人友人に送ったときは、リアクションの「返信」は一切ない。

一人だけIBMに勤めていた人間だけは、必ず返信をくれるが、そのことから見ると、ほとんどの学生時代の知人友人は、どうもITのマナーを学習しないまま、(ITをいち早く活用した企業ではそれなりの教育をしたから)一応使うことができるようになってきた人間であるらしい。

もしDL方法が分からないときは連絡をくれとも書いたので、連絡がないということは、DL出来たと見ていいのか(それなら何らかのリアクションがあるはずだろうに)、それともまったくわからないのか、あるいは無視なのか。

送信者は何らかの反応を求めている・・・そのようなベーシックな・・・相手の気持ちに、少しだけでも立つて考えてみるということには無頓着だ・・・しかしあまりにも無頓着過ぎるのではないだろうか。

小生もそういう環境で会社勤めをしてきたから、・・・というよりそんなことは、メール以外・・・日常生活においても必要なマナーだろうと思うが・・・・

誰かから親切に、有効であろう情報(例えあまり関心のない情報であろうと)が寄せられたら、それに対してのリアクションは必ずする・・・少なくとも小生はそうしているつもりだ。

しかも送信相手は、クラシック音楽という共通項での友人知人なのだから、DLしたのか、良かったのかどうか、など必ずリアクションがあるはずだ。

昔のクラシック音楽の掲示板でも、ネットマナーもルールも知らないままの「団塊の世代」云々と言われたことがあったが、その典型なのだろうか。

そしてITが普及したとはいえ、まだまだメールを見ないで済む・・・ということは日常活用しないことであろうから、多分ネットも活用しない人種が多い証拠と言えるのかもしれない。

そして「開封確認メッセ-ジの要求」という便利ツールの逆効果なのかもしれない。
これに「はい」とボタンを押すだけで事足りると、勘違いしているのだろうか。

そうなのかもしれない
で・・・いったんこのツールの活用をやめて様子を見ることにしようか。
でも2週間もメールを見ない人間が存在することに、今更ながら仰天してしまう。

by noanoa1970 | 2009-11-23 16:12 | トピックス | Comments(0)