青も白い・・・・

散歩中に聞こえてきた、近所の小学校の音楽の時間らしき歌声。

昔から耳になじんだこの歌、ガチャガチャと鳴くクツワムシとは一体どんな虫なのかと想像を巡らせた覚えがある。

小生の幼児期暮らした付近では、クツワムシは存在しなかったようだった。
しかし現在の地に移って初めて、庭で本当にガチャガチャと大きな声で鳴く虫の声を聞いて、あれがあの「クツワムシ」だとわかったのであった。

向田邦子が「眠る杯」という題名の本を書いているが、それと同じような幼児体験が、小生にあって、今朝小学生が歌う「虫の声」でそのことを思い出した。



それは
「あーおもしろい」という歌詞の所を、小生は「青も白い」だとばかり思っていたことだ。

幼児のころは、「面白い」という言葉の意味するものは、文字通り可笑しい:FAN
という意味でしかなかったから、虫の声が面白い=可笑しいはずはなく、情緒があり心踊る:GOODという意味があるなどとは、思ってもみなかったのだった。

そtれに…今聞いてもあの箇所の音階による歌詞の歌い方は「あー面白い」とは聞こえず、どうしたって「青も白い」と聞こえる。

それで・・・気になって、作者はだれかと調べたのだが、作者不詳だったので、発音と音階の一致という過去の大原則からは少し遠い存在のこの曲の作者が気になって仕方がない。

そんなことを思い出しながら歌詞を検索してみたが、どうも2番の歌詞は、クツワムシが強烈で、後はキリギリスしか記憶にない。

「馬追い」という虫の名前などは、誰も使ってなかったようだから、記憶にもない。
小生は馬追いの鳴き声・・・スイーチョンは、キリギリスの鳴き声だと思っていた。

どうやら、馬追いを含めて総称でキリギリスと、当時はみな呼んでいたのではなかったろうか。

あれ松虫が、鳴いている
ちんちろちんちろ、ちんちろりん
あれ鈴虫も、鳴きだした
りんりんりんりん、りいんりん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ


きりきりきりきり、きりぎりす
がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫
あとから馬おい、おいついて
ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ

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by noanoa1970 | 2009-11-04 10:16 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)