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ガス爆発、ガスバッカス、スーパーガス

加藤和彦の「スーパーガス」

「スーパーガス」、小生は「ガス爆発」と「ガスバッカス」の語呂的、意味的複合から命名したように思っている。

加藤和彦は、生涯パロディに活路を見出し、そしてその中で生きた人であった。

ガス・バッカスの数少ないヒット曲「恋はすばやく」は1960年代中期に日本で紹介され、少しだけヒットした。

軽快なリズムと親しみやすいメロディ、そしてこじゃれた歌い方は、印象度が強く、小生は今でも覚えているぐらいだから、当時この曲を1度でも聴いた人なら、すぐに思いだせると思う。

加藤は多分(高校生時代)ガスバッカスを聴いて、強い影響を受けたに違いない、そう小生は思っている。

この曲を聴くと、加藤和彦のサウンドの1つが聞こえて来る。

ちなみに、吉田 拓郎の「結婚しようよ」は、加藤和彦によって編曲され大ヒットしたが、この曲も、1960年代中期「ヴィレッジ・ストンパーズ」のヒット曲、「ワシントン広場の夜は更けて」からの引用度が強く、高校生の時のラジオ音楽番組の影響は、加藤和彦にとっても、(勿論小生もだが)計り知れないものがあるのだと思う。





by noanoa1970 | 2009-10-20 19:48 | 徒然の音楽エッセイ | Comments(0)